第七回 魔人将軍選抜会議②
信長「これより、二回目となる魔人将軍選抜会議を始める」
蘭丸「はい」
信長「参加者は二人なのか?」
蘭丸「殿、これが魔人将軍候補のリストでございます」
信長「無視か? お前は儂を無視するのか?」
蘭丸「ここに候補を書き出しております。この中でお気に召す者がおられれば、御声掛け」
信長「……」
蘭丸「殿、異形の軍で〔元人間〕は今のところ私達二人と〔あのお方〕のみなのです。それとも、外に控える異形の者共を呼ばれますか?」
信長「まぁ呼ぶだけ呼んでみれば」
牛頭「グエエエエエエ!!!」
土蜘蛛「ビシャヤヤヤ!!!」
化け猫「ニャアアアアア!!!」
蘭丸「どうです?」
信長「二人で始めよう(`・ω・´)」
蘭丸「では、確定組からです。なお、(新)マークは今回追加された人物ですので」
<確定>
織田信長
森蘭丸
柴田勝家
源義経
風魔小太郎
石田三成
安国寺恵瓊
松平信康
淀
真田信繁
弁慶
島左近
大石内蔵助
平賀源内(新)
信長「平賀源内は、いきなり確定なのか?」
蘭丸「はっ。平賀は〔えれきてる〕という怪しげな力を自在に使いこなせます。その力と魔導が合わされば、恐るべき兵器が造れるかと」
信長「魔導の兵器! ふふ。面白い。某F●6で登場したような物か。よかろう、合格だ」
蘭丸「……」
<有力>
平教経
源為朝(新)
楠木正成
大久保長安
徳川忠長
由比正雪
大野治長(新)
北条時輔(新)
上総広常(新)
蘭丸「有力候補組です。まぁ確定手前ですね」
信長「中々チートが揃っているな」
蘭丸「長安、正雪、治長は確定でよろしいかと思います」
信長「長安は財政、正雪は戦略要員だな。しかし、大野もか? 戦力になるとは思えぬが」
蘭丸「これは淀様のご希望でして」
信長「ほう、姪御がのう。まぁ、確定にしておこう。あやつも人肌寂しい夜もあろうて」
蘭丸「……」
信長「時輔、広常はどうなのだ?」
蘭丸「中の人の趣味です」
信長「だろうな」
蘭丸「忠長殿は色物枠です」
信長「鬼畜なキャラも必要だろうからのう」
蘭丸「問題は、平教経様、源為朝様、楠木正成様です。この三人だけで勝てそうですから」
信長「確かに。まぁ今後も検討か」
<保留>
織田信忠(新)
長崎円喜(新)
足利直義(新)
足利直冬
水野成之
福島正則
木曽義仲
大谷吉継
本多正純
天草四郎
小西行長
長宗我部盛親
後藤基次(新)
御宿政友(新)
薄田兼相(新)
明石全登(新)
毛利勝永(新)
有馬晴信(新)
中浦ジュリアン(新)
カルロ・スピノラ(新)
クリストヴァン・フェレイラ(新)
蘭丸「保留組です。条件が整えば、という事でしょうか」
信長「お、愚息がおるな。しかし、一々触れるのが面倒な多さだ」
蘭丸「中の人も、説明が面倒だと申しておりました」
信長「大坂の浪人衆と殉教したキリシタンが目に付くな」
蘭丸「手頃な反徳川ですので。駒の一つで迎えるに損はございません」
信長「ふむ。浪人衆はいいが、キリシタンは難しいぞ。その能力だけを以て仕えてくれればいいのが、異形の軍に布教されれはかなわん」
牛頭「グエエエエエエ!!!」
土蜘蛛「ビシャヤヤヤ!!!」
化け猫「ニャアアアアア!!!」
蘭丸「……その心配は無いかと思いますが、大人の事情的にも早々に決断は出来ません」
信長「ふむ。それに天草四郎がおるからの。キャラが立っているので使いたいが、某作品と被る。それにキリシタンの魔人が、あやつを担ぎ出しそうだ」
蘭丸「判りました。天草殿含め、検討課題にしましょう。なぁに、洞穴に入れ棄教させればいいだけなのですけどね(笑)」
フェレイラ「……」
<落選>
蘭丸「落選組の紹介です」
信長「もう面倒だから、簡潔に説明せよ。どうせ、落選した者だ」
蘭丸「かしこまりました。では一人ずつ私が」
護良親王(新):この家系はちょっとですね……
豊臣秀頼:この方が復活させると、豊臣恩顧が騒ぎ出しますので
浅野内匠頭:むしろ、こ何故この者がいるのか不思議です
北畠顕家:顕家様まで出すと、もう異形の軍は最強の存在になってしまいますので
島津豊久:もう言わずとも。まぁ、殿もそうですがね
松平忠輝:話を聞いたのですが、徳川に恨みはないそうです
<あのお方の御伽衆>
藤原頼長(新)
信西(新)
北畠親房(新)
日野俊基(新)
古田織部(新)
蘭丸「〔あのお方〕のお話相手だそうで」
信長「ほう。これは曲者揃いだが、何とも」
蘭丸「ええ。背筋が寒くなる面々です」
信長「後ろから刺されそうだ」
蘭丸「その為に、人を配さねばなりませぬな。ともあれ、同じ魔人とはいえご注意を」
<筑前筑後が出したい枠>
佐々木小次郎
小野善鬼
果心居士
石川五右衛門(新)
高師直(新)
信長「これは?」
蘭丸「中の人枠だそうで」
信長「確かに、使ってみたい面々だ」
蘭丸「しかし、足利直義様と高師直様は……」
信長「その辺りも考えねばなるまいな」
以上、第二回魔人将軍選抜会議でございました。
ご意見、ご推薦などあれば感想でいただければ嬉しいです。
しかし、あれですね。
日本史を再勉強する必要性を感じます(´;ω;`)
次回は、異形の軍の統治機構など書けたら書きます。では!