じゅうろくからじゅうはち
――第十六話 前書き――
「うーん、またやっちまった」
『今回、またまた超短いな。ほんと先のこと考えて投稿しろよ』
「しかたあるまい、やっちまったものは。ダメダメだろうがなんだろうが、一切合財ひっくるめて、突っ走るのみだ!」
『なんか、もっともらしいこと言ってごまかそうとしてねえか?』
「そういうのもひっくるめて突っ走るって言ってんだよ! いいから行くぞ!!」
『「ぷぁんつぁーふぉー!!!」』
◆◇◆
「この時はホント短かったな」
『ほんと計画性ないからな』
「まあな」
――第十六話 後書き――
『やっぱ、チョー短けーな』
「自分でもそう思ってるんだから言うな」
『そう言われるとますます言いたくなる』
「オレが夜中に眠れなくなったらどうする」
『心配するな、アクセス数としては今回は影響でないはずだ。ボディーブローのように後で聞いてくる可能性はあるがな』
「えー」
『徐々にあきれて先細りになるだけだろう。最初から細いのがさらに細くなってミクロン単位になるかもな。だからモフモフ出せっていてんだよ。ま、そうなっても自業自得だな』
「せめて自縄自縛にしてくれ」
『なんだそれ』
「ちょっとエロい響きがあるだろ」
『平○薫の映画か? あのマジレ○ジャーに出てた娘が、自分で自分に縄を打ってるってか』
「まあな」
『そんなこと言ってるからポイントも伸びねえんだよ』
「ポイントなんか知るか! オレは強引ぐマイウェーでいくんだ」
『明け方に目が覚めて二度寝する前にアクセス解析、確認してるの誰だ』
「オレだオレだオレだーーーーーーっ!!!」
『開き直るな! 元モ〇娘の矢口真〇の旦那か!! 気になってもほっとけ!!!』
「あれはビッチな女が悪いんだよ! オレと一緒にするな。オレのは酒飲んで寝てるから目が覚めやすいだけで、そのついでにアクセスついてないかなって覗いてるだけだ」
『しかし、自宅に男を連れ込み、そのまま全裸で一緒のベッドでご就寝とは、呆れたビッチぶりだな』
「どんだけセッ〇ス好きなんだって感じだな」
『俗に背の低い女はスケベだというしな』
「そういえば加護亜〇もパンツ履き忘れて置き忘れ、相手の女房かだれかに露見した事件があったな」
『こうなりゃ開き直って二人で元国民的アイドルのAVユニット出して欲しいな』
「そこまできたら○護ちゃんだけじゃなくて、家庭崩壊してそうな辻○ゃんも入れたれよ」
『三人そろってミニモミか?』
「おー、なんか超売れそうだな。モ○娘の黄金期を支えたメンバーが×××で×××しながら×××するなんて……なんだこのぺけぺけは?」
『掲載できない表現なので規制がかかってるんじゃね?』
「なんだよそれ、悪いのはビッチな女だろ! オレの後書きにぺけぺけ入れるなよ」
『もっと上品にやれってことじゃね。だいたいオマエ女にキビシ過ぎだろ』
「いいんだよ、ソレで。〇〇ちゃん以外はどうでもいいんだって」
『ホント酷いな、オマエ。だいたい女性が閲覧してたらどうする?』
「こんな飛行機とロボで三人称で残酷な世界の小説、どんな女が読んでくれるってんだ。ありえねえだろ」
『確かに』
「タシ蟹くんもたしかに連発だっつーの。あークソっ、また本文より長くなっちまったような気がする」
『こうなりゃ、連続投稿だな』
「よーし、いったれー!」
『「ぱんつぁーふぉー!!」』
◆◇◆
「んービッチはやっぱいかんな」
『だな、ネタが下品になり過ぎる』
「おれの品性が疑われる」
『んなもん有ったか?』
「あるよ!」
――第十七話 前書き――
「本日三度目の」
『「ぱんつぁーふぉー」』
――第十七話 後書き――
『しかし、あんま無理して体、壊さねえか?』
「連続投稿のことか?」
『おう』
「大丈夫、オレ走ってるから。これでも健康に気ぃー使ってんだぜ」
『え? 走ってたっけ』
「オマエ、オレの心の声だろ。知ってろよ」
『ふっそんな昔のことは忘れたな』
「遠い目で語るな!」
『そういえば最近、よく走ってる人見るな』
「オレをそんじゅそこらのニワカと一緒にするないや」
『なんだ、その変なしゃべりは?』
「オレはボーン・トゥー・ランを読んでいる」
『なんだそれ? ってヒトの話し聞けよ』
「人間は走るために生まれてきた、という学術的考察の要素も入ったトレイルランナーやベアフットランナーのバイブル的なノンフィクション本だ。日本語訳はN〇K出版から出てるぞ」
『ふーん。で、どれくらい走ってんだ、オマエ』
「秘密ぅ」
『オマエがニワカだろ!』
「失礼な! オレは春先に芝生の上を裸足で走っていて、足の裏にとげのある植物の種が突き刺さっても続けているんだぞ。手裏剣が木の幹にカカカカカって突き立つくらい思いっきり突き刺さったんだぞ。あの青い花の草が怪しい!」
『アホだ! 運動するヤツはみんなアホだ』
「にゃにおう!」
『と、大多数のネットユーザーは思ってます』
「だから豚るんだ! 走れ!!」
『オマエ、また敵を作るような事を! もし、この小説を読んでくれている人に肥満な人がいたらどうすんだ?』
「知るか!」
『ただでさえ、閲覧者少ないのに、これ以上減らしてどうすんだ』
「脳梗塞とかで倒れる前に痩せろ! そしてオレの小説を閲覧し続けろ!! どこかにいなくなることはオレが許さん!!!」
『なんちゅう利己的な理由だよ。しかもどっかで聞いたようなセリフじゃねえかよ』
「健康第一だ。オレなんかまたまた芝生を裸足で走っているとき、ウン〇踏んでもめげずに走り続けているぞ!」
『なんだそりゃ』
「ベアフットランは基本フォアフット着地だ! つまり、つま先から地面を踏んづけるんだ!! 足の指の間から踏んづけたウ〇コがムニューっと出てきたんだよ!!!」
『ウ〇コ連発するな! メシ食いながら見てる人がいたらどうするんだ!』
「ウ〇コを裸足で踏んだその感触の衝撃を想像しろ!」
『しねえよ!』
「その時のオレの情けない悲鳴を想像しろ!」
『するか!』
「その時の、やっちまった感を想像しろ!」
『せんわい!』
「靴を手に持ってウ〇コまみれの足で道路を家へとトボトボ歩く、その悲哀を想像しろ!」
『他人事だよ!』
「五百万をゆうに越えそうなB〇W5シリーズが、傍らを通り過ぎるときの惨めさを想像しろ!」
『オマエのひがみだよ!』
「後書きで突っ走ったあげく、落とし所が分からなくて頭抱えてる気持ちを想像しろ!」
『バカバカバカ! オマエどうすんだよ!!』
「……どうしよう?」
『走るのも大概にせい! あっ落ちたんじゃね』
「犬飼ってるヤツも落とし所は考えろよ。これだけは言っておく。ウ〇コはきちんと持ち帰れーーーーーーーーっ!」
『うむ、それではまた次回』
◆◇◆
「ウン〇踏む人間の気持ちになれってんだよな」
『まあな』
「それにしても、健康に気をつかってるのに、この後まさかの肺ガンの疑いがでるとは」
『あれはけっこうがっかりしたな』
「まあな」
――第十八話 前書き――
『さて、どれくらいぶりの投稿だっけ?』
「そんな昔の事は覚えてないな」
『さっき前話を修正したとき日付は見ただろ』
「そんなもん三歩あるいたら、普通忘れるだろうが」
『ニワトリか! しかもパソコンの前から動いてないだろうが。オマエ、ニワトリ以下かよ』
「細かいことは気にするな! 断腸の思いで前書きは短くすると決めたんだ、行くぞ!!」
『ちっ、しかたねえな』
「『ぱんつぁーふぉーっ』」
――第十八話 後書き――
『多少なりともヒロインもマシになってきたな』
「だから、オレは別に女に冷たくないって」
『それでも多少だよ』
「まあ、ちょっと〇〇ちゃん成分の禁断症状が出ているからな」
『なんだそりゃ、補充しろよ』
「それはできん」
『ちょっとパチ屋に行くだけだろ』
「まだ、そこで働いているかどうか知らん。もう辞めている可能性もある。パチ屋の店員は突然いなくなると相場が決まっておろう」
『話が飛躍してね? どんだけ行ってないんだっての』
「一年くらいは行ってねえな」
『なんでまた?』
「訊くな!」
『言え!』
「戦略的に転進したんだ。訊くな」
『大本営発表を誰が信じる! 撤退したんだな?』
「バカモン! 転進と言え! 転進と!!」
『まさか! 玉砕したのか!?』
「ちょっとケータイの番号書いたメモを渡そうとしただけだよぉ~」
『無謀過ぎるだろ! インパール作戦より無謀だぞ』
「だってパチ屋の中ってうるさいから喋りかけらんないだろ。あんな場所でどう仲良くなれってんだ」
『だからって、いきなり電話番号なんてムチャ過ぎるだろ』
「それには理由があるんだよ。だって〇〇ちゃんがオレのことすごく見るんだもん」
『はあ?』
「たとえば打っててハッと気がつくとこっち見てて目と目が合ったり、それが一回や二回じゃないし」
『ほんとかよ』
「お金が無くてしばらく行かなかったら、台を見ながら歩いているとき、視線を感じて顔を上げたら前から睨んでいたり」
『何でおまえを睨むんだ? 理由がねえだろ』
「前にめっちゃジロジロ見たことあったから、意識していたかもしれないって思ったんだよ! キャバ嬢の話とかでご無沙汰だと拗ねるとかよくあるだろ」
『希少例だろ、そんなの。それに、おまえ仕事中にジロジロ見たら迷惑だろ』
「だって事務所呼ばれて入っていくとこに出くわしたんだもん。あそこに入っていくと、しばらくしたら辞めるらしく、みんな姿を見なくなるんだ。これが今生の見納めかと思ったら、〇〇ちゃんの姿を目に焼き付けたくなったんだ。しかたないだろ」
『おおげさな』
「ほかにも、あまりに当りそうにもないから、諦めてキャッシュチャージのカードから残金を戻して帰ろうとしてた時も、めっちゃオレのこと見てたし」
『だからってオマエに気があるなんて早計すぎだ』
「〇〇ちゃんがあんまりオレのこと見るから、ちょっと夢見ただけなんだよ。それにケータイの番号のメモを渡す時の反応で、〇〇ちゃんの気持ちが判るかもって思ったんだよ」
『で、どんな態度だったんだ?』
「迷惑そうだった」
『玉砕だな』
「やかましい! 転進しただけだと何度言わせる」
『何度でも』
「くぬやろ」
『それで撤退というわけか』
「転進といえって! それでよくよく考えたら、前から睨まれた時って低額玉貸しの一円パチコーナーを歩いてるときで、投資額が少なく当たった場合、台間サンドにキャッシュチャージのカードを忘れていることが多いんじゃないかって思うんだ」
『つまり』
「それを狙ってうろついている、って思われたのかも。キャッシュチャージカードの残金を戻してるときも、そう考えると見られていたことに説明がつくし」
『つまり、怪しい人?』
「オレが〇〇ちゃんにジロジロ見られてたのは、〇〇ちゃんがオレのことを怪しい人って監視していた可能性が高いんだよ! って、みなまで言わせるな!!」
『玉砕確定! 鉄板だ!!』
「wwwwwwwwwってこの使い方であってんの?」
『知らんがな』
「もう何十回、否百回くらいは顔合わせてるはずなのに、なぜだ〇〇ちゃん。オレは〇〇ちゃんのためなら湖の水だって……」
『それは前にやった』
「〇〇ちゃんのための街をだって造ってみせよう。〇〇ちゃんの街、サザンク〇スだ!」
『南斗聖〇のシ○かよ!』
「南〇獄屠拳!!」
『あたたたたたっ』
「街だけでは手ぬるいわ!」
『ってオイ!』
「帝国だ! 〇〇ちゃんのための帝国を打ち建ててやる!! いや、まだ足りぬ! 世界征服だーーーーーーーーーっ!!!」
『おっし〇Let`s おっ〇ゃLet`s おっし〇Let`s~世界征服 だ♪』
「うぉーううぉーううぉういぇーいいぇーいいぇいうぉーううぉーううぉういぇーいいぇいッ! って何言わせるんじゃ!」
『ボクはインベ〇ダーイン○ーダー♪ きゅきゅきゅインベ〇ダーイン〇ーダー♪』
「 うぉーううぉーううぉういぇーいいぇーぃいぇいうぉーううぉーううぉういぇーいいぇいッ! って二回目だよ」
『ボクはヘンタイダーヘンタイダー ボクはヘンタイダーヘンタイダー だ だ だ だ』
「こら! ちょっと大袈裟に言っただけだろ。ストーカーじゃないから‼」
『目から殺人光線 耳から大陸間弾道弾』
「厨二病的にヘンなルビ表現するな! 核はやめろ、核は、んなもん耳から出すな!!」
『キミに洗脳波 伝えて邪心』
「頼むからヘンな漢字にルビ振るなって」
『伸ばす毛髪』
「ゲゲゲの鬼〇郎か!」
『焼きそばUFO』
「ドン・フライの男塾かよ! 美味しいだろ‼」
『そんなに言うなら〜』
「ちくしょう、こうなりゃヤケだ」
『「お〇しゃLet`s お〇しゃLet`s お〇しゃLet`s~世界征服だ♪」』
「『だ だ だ だ インベー〇ー』」
「『と、いうわけで、また次回! じゃあね~』」
『「ボク〇たぶん いぇいいぇいいぇい……… だだだだヘンタイダー…………」』
◆◇◆
「それにしても〇〇ちゃんの姿が見たい」
『見に行けよ』
「そんな迷惑なことできるか」
『変装していけばいいだろ』
「ふざけるな」
『全身黒タイツでいけ』
「はあ?」
『ショルダーホルスターに、ワルサーP38ぶちこんでな。きっとサーチライトに照らされて伯爵の手兵に銃で撃たれるだろうから、そしたら〇〇ちゃんのとこに会いにいけばいい。助けてもらえるぞ』
「いくら〇〇ちゃんがク〇リスに似てるからってそりゃねーだろ。だいたいパチ屋がそんな難攻不落の要塞みたいな城でどうする。ヘンだろ」
『そこまでやればフラグ立つかもしれないのに』
「たたねーよ」
『残念』