表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第一話

1通のメールが来た。メールと言ってもまぁ、迷惑メールなのだが。普通なら迷惑メールなどは内容を読まずに、右クリックで削除する。中にウィルスが入ってることもあるからね…。


しかし、今回は訳が違った。簡単には消せない、件名が書いてあったのだ。そのメールの件名には…


あなたの美少女お届けします!


…さて、どうする。普通なら迷惑メールなどは決して開けてはならない。

そうだ、決して開けてはならぬのだ!


大事なことだからもう一度言う。決して開けてはならぬのだ!


まず、なんだよあなたの美少女って!俺別に美少女所持してねーよ!

なんだよ!お届けしますって!美少女が郵送とかで送られてくんのか?!


こんなの…男なら空けるしかないよね☆!

でもウィルスがあるかも!くっ!どうすればいいんだ!


"カシャッ"と、俺は手を机叩きつけた。


…カシャッ?…

な、なぜだろう。冷や汗が止まらない。普通、人間界で生きていれば手を机に叩きつけたら"ドンッ"ではないのか?

あれ?首が上がらない。…なぜだ!俺は早くPCの安全を確認したいのに!


うぉぉぉぉぉ!上がれ!俺の首!なぜ上がらない!


はい。面白くないですね。そうですね。わかってましたよ?はいはい首をあげますよ。あれ?本気で上がらない。…すいません。もう終わりますから、本当ですから!

と、とくに面白くもない演技(誰に見せてんだか…)を終え、パソコンを見…。


パソコ…。



パソコンーーーーーーーーーーーーー!


俺のパソコンはただ一色。ただ一色、黒色だけが映し出されていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ