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痩神部隊VSゾウ神部隊

ティニカクヤセ隊の隊員、茶団子丸とくりいむ子は、目標である「極」を目指し、日々の鍛錬を重ねていた。だが、その平穏な日々は、いつ壊れることとなるかはわからない。各地で痩神を信仰する痩神部隊とゾウ神を信仰するゾウ神部隊での戦いが激化し、ティニカクヤセ隊もいつ巻き込まれるかわからないからだ。


「痩神部隊とゾウ神部隊、どちらに配属されるかは私たちの頑張りにかかっているわけね…」


くりいむ子は、訓練が終わった後、疲れた体を休めながら、茶団子丸に向かって言った。

「うむ。どちらも強力な部隊だ。あの戦いに参加すれば、隊の力が試されることになるだろうな。」 茶団子丸は真剣な表情で言った。痩神部隊とゾウ神部隊、それぞれに異なる魅力と戦闘スタイルがあり、どちらに配属されるかで、今後の極みへの道にも大きな影響を与えることだろう。


痩神部隊の武器

痩神部隊の主な武器は、プロテインソードと鋼の身体だ。プロテインソードは、筋肉の成長を促進する特殊なプロテインで作られており、一度振るうとその効果で筋力が一時的に強化される。鋼の身体は、部隊員たちが鍛え抜いた肉体によるもので、驚異的な耐久力を誇る。防御も攻撃も、すべては「鍛錬と肉体の強さ」に頼った戦い方だ。

痩神部隊の指導者、痩神司令は、「欲望に打ち勝ち、体を鍛え、強靭な精神と肉体を作り上げよ!」と常々訓示を飛ばしている。その言葉に従い、部隊員たちは日々厳しい訓練に耐え続けている。


ゾウ神部隊の武器

一方、ゾウ神部隊は、まるでお菓子のように甘美で誘惑的な武器を使う。代表的な武器は、フライドポテトの矛とどら焼きの盾だ。フライドポテトの矛は、熱々で塩味が効いておりポテト本来の甘みも感じられる。この矛が振るわれると、その甘じょっぱい誘惑に惑わされる。敵は一瞬で油断してしまうのだ、

一方、どら焼きの盾は、その甘さと香りが相手を引き寄せ、守りが甘くなるように仕向ける効果を持っている。

ゾウ神部隊の指導者、ゾウ神司令は、「タベタイ欲求を解放し、人々をゾウへ!」と叫び、部隊員たちを奮い立たせている。戦闘の中でも、あらゆるお菓子を駆使して戦うそのスタイルは、相手にとっても圧倒的な誘惑となる。



痩神部隊とゾウ神部隊の戦争が激化し、二つの部隊の間で直接的な衝突が避けられない。この戦いにティニカクヤセ隊が巻き込まれないことを願う隊員達。

茶団子丸とくりいむ子は、もし派遣されるなら、どちらの部隊に配属されたいか相談していた。

「どうする、くりいむ子?どっちに行きたい?」 茶団子丸が尋ねると、くりいむ子はしばらく考えた後、こう答えた。

「どちらも魅力的よね。でも、私は…痩神部隊のような気がするわ。あの鋼の身体とプロテインソード、あれは強くなれる感じがする。」 くりいむ子が言うと、茶団子丸も頷いた。

「うん、僕もそう思う。体を鍛え抜いて、理想の体型を手に入れるためには、あの部隊がいいかもしれない。まさしく極に近い存在だ。でも、ゾウ神部隊も捨てがたい。だって、あのどら焼きの盾やフライドポテトの矛、まさに誘惑そのものだろう?」 茶団子丸が笑いながら言うと、くりいむ子も少し笑った。

「誘惑に勝つためには、私たちがどれだけ強くなれるか、戦う意志がどれだけ固いかが大事だと思うわ。」 「確かに。どちらにせよ、この戦いの行く末は隊にとって注目するところだ。」


ティニカクヤセ隊隊員2名はそれぞれの思いを胸にブランコピリーへ向かう。


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