[16](完結)化物嬢ソフィのサロン ~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~
【題名】
化物嬢ソフィのサロン ~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ
【作者】
紺染 幸 様
【小説】
https://ncode.syosetu.com/n7890he/
【あらすじ】
皮膚の奇病を患う令嬢は
「化物嬢」と呼ばれ学園で敬遠
された。
あまりに苦しく命を投げかけた時、
前世がアラカンのオカンだと思い出す。
魔法の力はある。
だが治せるのは皮一枚程度。
それでも救える人はいる、はず。
だからやるべきことは、
「お父様、お母様、わたくしサロンを開きたく存じます」
これは皮一枚を癒す魔法で、
患者の体と心を癒す、とても優しい物語。
【こんな人にオススメ】
1: 心を癒す物語が好きな方
2: 感情豊かなキャラが好きな方
【感想】
泣けた。
なろうで涙したのは久しぶりです。
主人公は皮膚病を患う見た目から「化物嬢」扱いされ、心に傷を負います。
癒しの魔法を使えるが、力は強くなくて、
できることは古傷を消すくらい。
しかも、治すためには、傷を負った理由を聞かないといけない。
このね、聞く過程が良いんです。
患者は古傷を消したい。
古傷は相手の悩み事、苦しみの記憶そのもの。
その苦しみが、読み手の私にもよく伝わりました。
そして、古傷が治った時の晴れやかな気持ちも。
面白いのは、必ずしも古傷を治す必要はないということ。
古傷が、実はその人の大切な一部だと気付いた時、心の方が癒されるんです。
まさにセラピー。
読みやすい文章と、テンポの良い掛け合い。
どんどん読み進められて、
しかも心の動きがよっくわかる、
とても素敵な作品でした。




