フェイの財布は大丈夫?
ファンリーが宿屋に戻ってくるとユアンだけではなく玉鈴とユナが一緒にいた。
ユナがファンリーの方にかけよってくる。
「リー様」
数日前までユナと一緒にいるのが当たり前だった。ユナと少し離れただけで心の奥そこで何かたりない気がずっとしていた。ユナと会えただけで心が沸き立き胸をきゅっとつかまれ感覚がする。
ユアンと玉鈴がいることを忘れ二人はじっと見つめあった。
「おい」と玉鈴が声をかける。いつもなら反論するファンリーも反論せず。ユナも一瞬だけ玉鈴をみて切そうに下をむく。
ファンリーとユナが会うのはこれで最後かも知れない百合姫はそう思ってユナをいかせた。その事をユナ自身が一番わかっている。
文佑からユナは逃げないだろうが情に負けて弟が逃がすかも知れないから見てきてくれといわれついてきた。玉鈴は文佑に言われてた事が嫌になってきた。
「お腹すいた~」
ユアンの首に手を回した。ユアンはあわてだした。
「えぇ!」
「お腹がすいたから食べにいくよ」
「玉鈴さん、嫌ですよ。だってお金持ってないでしょ」
玉鈴は含んだ笑みを浮かべる。
「ふふふ、フェイのつけで食べれる場所をいくつかしっている」
ユアンは目をキラリと光らせた。
「かしこまりました」
ファンリーとユナをおいて二人は何処かへ消えていった。




