気づかいとは?
「ユナ、大丈夫か?」
姫の格好のままに固まっているユナの元にファンリーがかけよる。
「あっ。リー様」
ユナはファンリーの声かけにようやく緊張がほぐれる。
「わたし、うまくやれていました?」
「あぁ。うまくやれてと思う。内心はひやひやしてたけどな」
ファンリーは自然とユナの頭をなでる。
甘い雰囲気にユアンはニヤニヤした顔でファンリーをみる。
「なんだよ。ユアン」
「別になんでも」
ユアンは文佑の顔の方をみる。驚いた顔した文佑つったていた。
「兄上までなんて顔してるですか?」
「いや。あのおまえが女に気を使っている姿をみてな」
「いままで気を使ってないみたいじゃないですか?」
「気を使っていたのか?その方が驚きだぞ」
そうだ、そうだと玉鈴が話に割り込んできた。
「はぁ。実際、気を使ったことないだろ」
「なんだと。あっおまえ柘榴姫だってなぜ言わなかった。気を使ってだろが許嫁時代に」
「どこがだ、蝉の脱け殻がいくつたまってその脱け殻がら隠し場合なんてどうでもいい話ばかりしてたじゃないか」
「そ、それは当時の俺の宝物だっんだ」
「隊長ダメですよ。玉鈴さん興味がなさそうな話を続けるって事は気を使ってないんですよ。蝉のぬけがらってひぃひぃっ」
おかしぃ。ユアンはお腹を抱えてわらう。
ひとり離れところでフェイは考える。なぜ?ユアンは玉鈴と呼んでいるんだ…。ユアンは玉鈴とあった事ないはずだ。気になる。
「文佑様は私はわたしはヨウ国に帰ります。調べたい事もありますので」
フェイは文佑に頭をさげる。
「あぁ。我々も準備できしだい出発する」
あっと玉鈴はフェイに声をかける。
「わかってるよ。姫様やユナさんの力になりたいんだろ。また、ヨウ国で合おう。」
玉鈴はわかってるのかとへっへっと髪をさわり照れた様にわらう。




