いきなり!
気に入っていただけたようでと女主は部屋からでていく。
部屋に一人残され男と二人っきりになる。
男はユナの髪にさわってくる。
いきなりの事にユナの体はきゅっと縮む。
「くぅ~。この周辺で長く黒く小柄な少女に会うのにどれだけ探した事か」
この男にそんな性癖があるとはこっちはいきなり客をとらされて迷惑でしかない。
真剣な目でこっちを見てくる。
「ユナといったかな?娼館でたいか?」
「え?」
何を聞いてくるの?
そんなの当たり前である。好き好んでこんな所にいるはずがない。でたいのにすぐに返事ができなかった。なぜそんなこといきなり言うのだろう。
「・・・。」
「頼む!」
勢いに押されユナは壁際まで押されてしまう。
「えっ」
「娼館と言えば男女がごにょごにょするところだろ」
壁際まで押しときながらいった言葉に顔を赤らめ下を向きながら話す。
「・・・変態」
ユナは小さな声で呟く。
「変態・・・」
自分が壁際にユナをかっこている姿に気づきびっくりして後ろにさがる。
「変態じゃない。俺はは黄力と言う名前がある
。それじゃないないだろ」
あぁ~俺なにしてんだぁとファンリーは頭を抱える。
「その、水だ!水が飲みたい」
ファンリーの焦る姿にユナは少し笑えてきた。