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【転生者視点】異世界転生直前

なんの面白みもないが、

俺は交通事故に会い、

死んでしまった。


小さな子供を助けるために

身代わりになったわけでもなく

巨悪に追われている途中だった

わけでもない。


ただただ、俺の不注意により

車にはねられて死んだ。


死ぬ間際、運が悪いなと思った。

だがそうでもなかったらしい。


俺は生と死のはざま

――なのだろう多分――で

神様と名乗るものと

出会った。


「ああ……あれだ。

もうだいたいわかってると思うけど

チート能力を上げるからさ、

異世界に転生してみない?」


何やらやっつけ仕事感があった。

まるで何度もこのような展開を

経験してきたようだ。


そんな疑問をいだきつつも、

このまま死ぬのもしゃくだし

何より異世界という言葉には

惹かれるものがある。


正直、俺ははじかれ者だった。

俺の力を認める人間はおらず、

二十歳を超えて仕事も大学も

行っていない俺に世間は冷たかった。


だが異世界ならば

俺はやっていける自信があった。

チート能力がもらえるならなおさらだ。


根拠? そんなもの

今までのラノベを見ていれば

十分だろう。


こうして俺は、

最強の魔術師にして最強の戦士という

二足のわらじ的なチート能力を手にして

異世界へと転生した。




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