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物語屋と死んだ狼は予言の勇者を望まない!  作者: 春夏秋冬
第0章 始まり
4/49

3始まり

「さて、シーターがどこまで世間の常識を知ってるか確認したいんだけど、何歳から何歳までああいう状況なの?」


 さらっと割と重めな家庭の事情に突っ込んできたリュカにまあ隠すことでもないしと開き直る。


「母上が出産の時に死んで、継母上が1歳の時にきて、あの状態は5歳の頃からかな。ちょうど馬鹿妹が生まれた時。ちなみに弟は3歳の時に生まれた。それから13になる今までずっとあんな感じだった。馬鹿弟を補佐するために勉強を叩き込まれるか、遊び半分に虐げられるかの二択だったね。」

「「「え?」」」


 なにかツッコミどころがあったかな?まあツッコミどころしかないといえばそうなんだけど、妾腹の子なんてだいたい同じ様な経緯を辿ってると思うんだけどなあ。まあ、あの継母上はかなり常軌を逸しでたけどさ。

 1つあの家に生まれて良かったことといえば、公爵家の経営や運営に必要な知識を全て覚えることができたということだ。あのままあそこにいたら将来は遊び呆ける馬鹿弟の代わりに仕事に忙殺されたんだろうなあ。あれ、もしそうなったら虐げられなくなったんじゃね?


「シーター、若人だったんだね…」

「わこうど?」


 おもわず、といった体でリュカが口に出したが、わこうどって、なんぞや?


「若い人って書いて若人。サーライズ王国では12を越すと若人、16で成人、20で大人、50を超えると長人、70を超えると長老って認定されるんだよ。」

「ちょっと待て、ぼく、何歳だと思ってた?」

「え、8歳とか」

「それだと愚息より年下で馬鹿と同い年になる計算なんだけど?更に言えば5歳の弟にぼくはボロボロにされたことになるんだけど?」


 まあ、正直どうでもいいけど世間一般的に5歳の子供に奴隷を玩具として与える親はいないだろう。まあ、8歳の誕生日に与えるような親はいるが。


「あ、だからか」

「うん?」


 ぽん、と膝を打つ。これで合点がいった。


「いや、ぼくが壊していい奴隷として愚息に紹介されたのが、愚息が8歳の時だったんだけどさ、成人の半分まで成長したお祝いの品だったんだね!」

「…シーター、君って外見によらずタフだねえ」

「オレはそういうの嫌いじゃないぞ!普通の人間はオレと遊んでくれないからな!」


 パタパタとラビが尻尾を振ってくれた。お褒めにあずかり光栄だけどできたら巨狼と転げ回って遊ぶのは勘弁してもらいたい。さすがに命の危機を感じる。ちょっと肌えぐられるとかそういう程度じゃすまなそうじゃん。さすがに腹かっさばかれた時は死ぬかと思ったもんなあ。


「結構長い間繋がれてたんだね、理解した。うーん、何から説明しよう…」

「とりあえず一陽が13月、一月が30日、一星が6日ってのは知ってるよ。お金の単位は…」

「待ってください、シーター様。紙を渡すのでそれに書いてもらえますか?文字は確か書けますよね?」


 渡された羊皮紙に羽ペンを走らせる。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 6日=1星

 30日=5星=1月

 13月=1陽


 今

 ↓

 春陽の月春月の月春星の月

 夏陽の月夏月の月夏星の月

 秋陽の月秋月の月秋星の月

 冬陽の月冬月の月冬星の月

 大空の月


 13コロン銅銭=1オーナ銅貨

 60オーナ銅貨=1シーガ銀貨

 30シーガ=1コーン金貨

 13コーン金貨=1サン紙幣


 6戸=1邑

 30戸=5邑=1村

 13村=1市

 30村=1街

 30市=13街=1群(各々に月の名前)

 13群+無名の群=サーライズ王国


 王族 13群のいずれか

 神殿 聖都を含む春陽の月群

 公爵 13群のいずれか

 侯爵 半群ほど

 伯爵 3街ほど

 子爵 1街ほど

 男爵 1市ほど

 騎士爵 1街ほど


 神職 神官

 生産民 農民、漁民、森民、鉱民など

 加工民 鉄民、玉民、陶民、食民、衣民など

 商売民 店民、車民、舟民、船民など

 娯楽民 詩歌民、舞踊民、芝居民など

 旅団 神殿騎士、傭兵、旅人など

 奴隷 戦敗奴隷、借金奴隷、罪人奴隷など

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「とりあえずこんなもんかな?」

「すごいねシーター、十分基礎的なことは知ってるみたいだ。」

「そうですね、間違っているところもありません。」


 リュカが荷物の中から手のひらサイズの干し肉一切れ、パン一個、ほしぶどうの小袋を一人一人に渡す。ただしラビには干し肉の塊一個。


「はい朝ごはん。さてシーター。人で無き者のことはどの程度知ってる?」


 干し肉だ。かびていないパンに甘い匂いのするぶどう。

 食わなきゃ

 パンを千切り、細く裂いた干し肉と共に口に放り込む。すぐにパンを片付け、あとは半分ほどの大きさになった干し肉。3つに割いて2つはすぐに飲み込み、ぶどうをまとめて嚙みつぶしすりつぶす。


 最後の干し肉は指2本分くらいの大きさ。それの端を噛み、残りの部分は手で覆い隠すように握る。

 こうしていれば盗られることも汚されることもない。

 こんなにたくさん食べるのは久しぶりだ。もちろん、肉はすぐに腸に落とさず喉のあたりに止める。


 急に大量に食べるとお腹を壊すこと請け合いだ。あと、ゆっくり食べたほうがお腹にたまった気になる。

 肉塊の1つは胸のあたり、もう1つは喉の少し下あたりにある。うん、いいなあ、この食料をゆっくり体に取り込んでいく感じ。


「……ター、おい、シーター!!!」

「ん、ラビ?」

「お前な、オレだってそんながっつかないぜ?別にお前の分を横取るような奴なんていねえからさ。急には無理だろうけどよ、丸呑みはしないように気をつけて食ってみろ!うまいぞ?ゆっくり噛んで食う肉はよ!旨味も甘みも全てがちゃあんと舌に伝わってくる、こいつを少ししか味合わないなんてもったいない!」


 ラビが見てみろと言わんばかりに肉塊を引裂き、アグアグと噛んで見せる。そして十分噛んだということを示すように一瞬口を開けて見せてからごくんと飲み込んだ。

 夜色の闇がラビの肉のひとかけら、ぼくらの分の半分ほどを切り取り、ぼくの前まで持ってきた。


「それは取っとけ。足も泥も口もつけちゃいねえ。それを持っていりゃあここにお前の飯を奪う奴なんかいねえってことが分かるからよ!ま、お前にあげたもんだから食っても構わないぜ?腹が空くってのは楽しくないからな!」


 それだけ言って残りの肉塊に没頭し始めたラビから、夜色の闇へ目を転じる。肉を握るのと逆の手を差し出してみればことんと干し肉が落ちてきた。

 与えられた食事じゃなく、分けてもらった食事。

 大切に噛んでいた肉を飲み込み新たな干し肉を見る。

 3つ目の肉塊を飲み込んだため、1つずつずれて最初の肉塊がお腹に落ちる。

 この新しい干し肉をいま食べるとお腹が驚いてしまう。どうしようか


「シーター、君がただのシーターとして物語屋の仲間になった記念にいいものをあげるよ。」


 ぽん、と投げ渡されたのは丈夫そうな皮の肩掛けバッグ。


「その中には特別加工民が加工した保管布が入ってる。それで包めば干し肉はあと1陽は持つよ。」

「…ありがとうございます。」


 早速保管で干し肉を包み、バッグにしまいこみ、バッグをマントの下に入れる。そこまでしてようやく周りを見れた。


「じゃあシーター、次の質問だ。人で無き者の事、どれくらい知ってる?あ、口頭でいいよ」

「人と獣の混ざった形を持つものを亜人、

 火土風水草空夜昼の8の魔法そのもので形作られるものを精霊、

 純粋な獣の形を持つものを化獣、聖獣、魔獣と呼び、

 亜人、化獣、精霊、聖獣、魔獣の順に数が多い。

 強い昼の力を持つのが聖獣、強い夜の力を持つのが魔獣。個体によって昼夜別れ、人の言葉を話さないのが化獣。

 亜人の最高位は仙人、

 精霊の最高位は精霊王、

 聖獣の最高位は太陽公と黒点公、

 化獣の最高位は獣王

 魔獣の最高位は望月公と朔夜公。

 神殿の定めるところによると亜人、魔獣は夜の生き物で亜人は討伐対象、魔獣は珍しいから捕獲対象、精霊、化獣、聖獣は昼の生き物で保護対象。

 森獣、原獣、海獣、空獣、騎獣、戦獣は基本的に調教された化獣か化獣と普通の獣の混合種。」


 一息に言えばパチパチと気のない拍手が上がった。もちろんリュカから。


「うん、ほぼ完璧だね!ちなみに化獣でも高位の子は喋れたりするよ!それと亜人って言っても見た目が綺麗な子とかは昼の生き物って分類されてたりするからあまり断定するのは良くないかな。でもそのくらいだよ!あとは完璧!」


 ぼくとしては目下のところラビが魔獣は魔獣でもどのくらいの位置にいるのかが気になって仕方ない。人の言葉をしっかりと理解し、操り、人に害を与えないように魔法を使うことができるなんて理性のない下位の魔獣には絶対に出来ない芸当だ。


「それだけ基礎を知ってれば困ることはないと思うよ。なんかわからないことを僕たちが探すより質問してくれた方がいいみたいだね。そろそろイド様もお食事を終えたことだし歩きながら話そう。」


 夜色の闇がラビの背に器用に荷物をくくりつけていく。焚き火の跡はリュカがテキパキと後始末をし、何か手伝う暇もなく出発の準備は終わっていた。

 あたりに道などなく、どうするのかと思えば一行は獣道や巨岩の上などをイド様の驚異的な方向感覚とラビの獣の知恵で歩み進めて行った。


 珍かな薬草や木の実森の実があれば摘み、美しい花があれば形を描き取り、清水があれば掬って飲む。

 物語や勉強、話の中でしか聞いたことのないものがそこには当たり前のようにあり、リュカたちはその当たり前を当たり前のように満喫していた。

 ああ、そう、満喫しすぎて道草が多いという点では今までに蓄えてきた知識とは違うか。


「乗らないのか?イド様は」


 奇異なことに騎獣であるはずのラビには誰も乗らず、イド様、リュカ、ぼく、ラビの順で森を進んでいる。


「あれ、そこは知らないの?獣たちはみんな契約者以外を背に乗せたがらないんだ。背に載せるっていうのは常に背後を取られ続けるってことでもあるし、頭部や首筋を相手にさらし、腹部に足が隣接することになるでしょ?」

「ああ、確かに信頼してるやつ以外載せたくないね」

「まあ、硬い鱗に覆われてる竜種とか、すでに死んでる不死種とか腐敗種とかは気にしないみたいだけどね。ラビは鬼狼種だからあんまり好きくないみたい」

「きろうしゅ?」

「鬼に狼で鬼狼種!オレたちは鬼と狼両方の姿を持てるんだぜ!まあ、オレはただの狼だけどな!」


 嬉しそうにラビがリュカの背を鼻面で小突いた。それを笑って受け止めたリュカが説明を続ける


「同時に狼と人の特徴を持ってるのが亜人の狼人種、狼と人の2種の姿を持ってるのが魔獣の人狼種、人、鬼、狼、鬼狼の4種の姿を持ってるのが高位の魔獣の鬼狼種なんだ。」

「ラビって人になれるの?」


 ごめん、狼人種とか人狼種とかよりそこが気になる。


「まあな!でもオレはただの狼だからならないぞ!」


 さいですか。

 背に山盛りの荷物を見れば確かにラビは狼の姿でいる方が都合がいい。それにイド様が主人、リュカが侍従童、ラビが騎獣という取り合わせは商家の若旦那や貴族階級の次男三男、お忍びの上位貴族のよく使うものだからあまり無体な扱いはされないだろう。そしてイド様がいかに美しくとも騎獣とはいえ巨狼を連れた一行を襲うバカはいない。あと、美人、子供、狼の騎獣はかなり人受けが良さそうだ。


「そういえばリュカは物語屋なんだよね、本を売ってるのか?」

「リュカだけじゃないぞ!オレもイドも物語屋!」


 またまたリュカの背を小突いたラビは、鼻面を軽く叩かれて前へ行かされた。すこし下がった尻尾も、イド様となにやら話し始めてすぐに上がった。


「語って聞かせたり、書を売ったり、各地の物語を集めたり、まあ色々だね。いま向かってるのは服飾街フレザ。そこでは古書の買い付けと、物語を聞く約束があるんだ。それから、シーターの装備を揃えよう。」

「なんか悪いな」

「んー?フレザにはお洒落を生き甲斐にしてる人がたっくさんいるからね!その美少年さに磨きをかけさせてもらうよ!美少年は世界の宝!飾り立てる義務があるんだよ僕には!」

「っくく」


 何やらざわざわと手を蠢かせて叫ぶリュカに、思わず笑ってしまった。


「うん、いい笑顔だよシーター!君は笑っていた方が何倍も美しい」


 ぴょこんと飛び上がったリュカがあっという間に前方にあった木に駆け上り、赤いまん丸の木の実を4つとって一人一人に投げてきた。

 ぱしんと冷たく、重い木の実はスッとした甘い匂いを湛えていた。

 噛み砕いたラビからは更に鮮烈な甘い匂いが立ち上る。


「お美しい僕の主人、イド様に

 美しいただの狼、ラビに

 美しい少年、シーターに

 春陽の月の美しい林檎を捧げましょう!」


 イド様がいただきましょうと微笑む。それに習って歯を立てれば想像以上の硬さと甘さ、そして瑞々しさに驚かされた。喉を伝う冷たく甘い水は決して甘すぎずさっぱりと喉を潤し、シャクシャクとした食感の実は噛むごとに更に甘露を生み出す。

 林檎は、与えられたことがあった。以前食べたこれは、甘ったるいだけで吐き気を催すものだったのに。


「美味しい…」

「でしょう?シーター!」


 木に座ったままのリュカもまた、林檎にかぶりついて笑った。


「街で売ってるいる林檎より旅の途中でみんなでかぶりつくこれの方がはるかに美味いんだ!それはこれこそが僕が僕自身の力が及ぶ範囲内で物語を動かしたからなんだよ!これこそが僕の真の物語!人に歪められていない、これこそが!」


 嬉しそうに、楽しそうに、歩み始めた僕らの頭上で、リュカもまた、樹上を駆ける。リュカの周りにはたくさんの小動物が集まり、目に付いた食べ物をポイポイと下に投げ下ろしてくれた。

 あれほど嫌いだった食べ物が、ひどく美味しく感じられた。


「っふ」


 投げ落とされた橙の実を口に含んで、それを飲み込むのにひどく苦労した。

 吐きたいわけではない、なのになぜか腹のなか、いや、身の内からせり上がる何かが邪魔をして喉を細くしていた。

 胸が熱いような冷たいような、不思議な感じ。息がしにくいのに、苦しくはない。


「シーター様、構いませんよ」


 気づけばもう、尾根から沢へ降り始めていた。街が近いのだろう。

 見上げるようにして、イド様が微笑む。


「泣こうとなさる必要はありません。笑おうとなさる必要はありません。食べようとする必要はありません。急ごうとする必要はありません。」


 ふわりと、風の悪戯でイド様の蒼銀の髪が舞い上がる。

 精霊のような美しいイド様が、ぼくの前に膝をおった。


「変わろうとするのも勇気です。しかし、変わらずそこにあり続けるというのも、また1つの勇気です。耐え続けて、今もまだ、耐えているシーター様、とても、頑張っていますね。」


 胸が、熱く、熱く、体が震える。

 きっと、ずっとそう言って欲しかった。そこにいていいのだと、無理して変わる必要はないのだと。耐え続けることを、耐え続けることしかできなくなってしまったことを、認めてほしかった。

 醜いと、哀れだと、穢いと、悍ましいと、罵るのでも、哀れむのでも蔑むのでも憐れまれるのでもなく、純粋に認めてほしかった。


「でも、もうあなた様を縛る鎖も荊もありません。あなた様はただのシーター。物語屋のシーターです。顔を上げることはもうできるはずです。まずは、この美しい世界を、信じることはできなくても、ここに自分の知るものとは別のものがあるのだと認めるところから始めませんか?」


 風が、光に金に輝く髪を、木漏れ日に蒼銀に煌めく髪を、木陰に昏めく夜色の毛並を、舞い上がらせ、波うたせる。


「行こう、シーター。フレザはもうすぐだよ!」


 木から飛び降りたリュカが、満面の笑みを咲かせる。

 変わることはすぐにはできないし、ずっとこのままのような気もするけど、この場に立ったまま、あたりを見て世界を知ることくらいは、始めてもいいかもしれない。


「さあ、最初の街だよシーター、君の、シーターが己の力で自由に描く物語の、最初の街、フレザだ!」

説明的ですみません…

少し長いですが疲れさせてしまったでしょうか?

これからは驚くほどの頭空っぽな内容になる予定なので、頭を空っぽにして楽しんでもらえたら嬉しいです。

ちなみに10シーガ銀貨で3人家族が1年間暮らせます。

と言いたいところですがお金の価値は今後変わる可能性があるんです。特に何も考えず決めたから。

一応、いまのところ、10シーガ銀貨で3人家族一年です!


あー、ラビたんもふりたい。

ちなみにちなみにシーターは公爵家のわんこ様に懐かれていたので犬は好きです。もふもふ絶対もふり隊の方です。

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