旧校舎地下ダンジョンのボス
私たちは大扉を開け、大広間の中に入った少し進み全員が大広間に入ったところで、突然に大扉が閉まり、大広間にけたたましい音が鳴り響いた。
「何じゃこの音は!!!」
「アラート音!?なぜこの世界でこの音が」
アラート音が鳴り止み今度は何かが崩れる音が聞こえてきた。
「壁が崩れていくぞ!!!」
「天井を落として我々を押しつぶす気ですか!!!」
「いや、天井は無くなっていくよ!!!」
壁は崩れ天井は無くなりそしてその先に私たちは空が見えた。
「空・・・」
「なぜ空が・・・」
皆、驚きを隠せないでいる。
「チッ、これはバトルフィールドだ!!!敵が来るぞ!!!」
それと同時にガーゴイルが私たちに前に現れた。だが前情報では四体だったが、私たちの周りを囲んでいる数は、六体だった。
「ガーゴイルの数が増えてますわ!!!」
「一度、私の周りに集まれ!!!アームドシールド展開!!!」
私は皆を私の周りに集めて、スカートの下に魔法でサイズを変えて隠しておいたアームドシールド三個を射出し周りに展開し防御フィールドを張った。ガーゴイルたちが攻撃してくるがすべて私の張った防御フィールドに阻まれている。これで一時的に安全が確保できたが、さて次はどうでるか。
「聞いていた数より敵が多いですね。イセリア、あなたの作戦はいきなり頓挫しましたね」
「シルフィアス、勝手に頓挫させるな。二体増えたところで私たちのやることは変わらない。私が半分相手をする。残りはまかせる」
「イセリア、あなたに期待させていただきますわ。それと周りに展開した、アームドシールドと言ったかしらユージーンさんの盾に似ている気がしますが・・・」
「その話はあとでお願いします。今はこの場を切り抜けるのが先決です。現在、イセリアが作った防御フィールドで敵の攻撃を阻んでいる状態ですがどうやって敵を分断する気ですか」
「防御フィールドを攻撃に反転させるアサルトアーマーで吹き飛ばし、そして私が三体をひきつけて倒す。その代わり援護に行くのが遅くなるが・・・いや、ユーリにアームドシールドを使わせれば私が援護にいく必要性が無いな」
「えっ、わたしがこれを・・・、わたしが使うんですか・・・」
どうやら最後のほうの独り言がユーリに聞こえていたらしい。アームドシールドは持つのは誰でもできるがこれを使うとなると神霊力が必要となる。私以外で神霊力を持つユーリしか扱えるものがいない。
「そうだ、ユーリ、今現在アームドシールドを完全に使えるのは私とユーリしかいない。こいつは魔力では動かないからな。扱い方は神霊力を通して頭に刻み込む、ただし、この方法では一時間しか覚えていられないだから一時間以内で決着をつけろ」
といってもアームドシールドに搭載されているメガビームキャノンとレーザーガトリング二門にマイクロミサイルポッドを全部使えばガーゴイルごとき瞬殺できるのだが。まぁ、ユーリしだいかな。
「はい!!!わたしがんばります。神霊力がわたしの中に眠る力ならこれを機に使えるようになって見せます!!!」
それにしてもユーリのやつここまでアイテム係なの気にしているのかものすごいやる気だ。誤射しなければいいが。
「刻み終えたらすぐにアサルトアーマーを発動してガーゴイルども吹き飛ばす。みんな準備しておいてくれ」
「刻む時間はどれくらいかかるのじゃ」
「すぐに終わる。やるぞ!!!」
私はユーリにアームドシールドの扱い方を頭に刻んだ。そして、私はアサルトアーマーを発動して、ガーゴイルを吹き飛ばし、アームドシールドの権限を一時的にユーリに移譲した。私はガーゴイル三体に攻撃を仕掛けた。
今回、出ててきたガーゴイルは全長約二mサイズ、主な攻撃方法は体当たりとかぎ爪による攻撃に火炎弾よる牽制、ときに風魔法のエアカッターに土魔法のグレイブによる攻撃。ひとつひとつに厄介さはない。
だが、こいつらの連携は何だ、一体はこちらを火炎弾で牽制しつつもう一体は魔法による攻撃、もう一体は接近戦を挑んでくる。そしてある程度ダメージ与えたらポジションチェンジしてダメージの回復をしながらこちらを牽制してくる。
ちょっとなめてたかなガーゴイルごときがこんな連携してくるとは思ってなかった。まぁこんな連携で私は倒せない。私はまず接近戦を挑んでくるガーゴイルを潰すことにした。
そして、技はその名を叫んでこそ威力が出る。私はそう感じている。
「食らえ!!!右ストレート!!!」
私は接近戦を挑んでくるガーゴイルの胸部表面を破壊した。だがそこに魔石はなかった。
ならこいつの魔石は頭か。追撃を仕掛けたら距離をとられた。
三体同時に何かしてこようとしている。三体は空中で合流し一直線に並んで突撃してくるではないか。
この戦法は、ジェットストリームいやデスゲイルズか、どちらにしろ回避したら後ろのガーゴイルが私の前に出てきて次も同じ感じで攻撃してくる。ならここで私のとるべき選択は
「突っ込む、私を止めてみろ。ガーゴイル!!!灼光拳!!!」
一番前のガーゴイルの頭を握りつぶした、そして、そのガーゴイルは機能停止し消滅した。
やはり頭に魔石があるのか。あと敵に再利用また研究されないための機能もあるのか。
「次、ゴッドハァンドッ!クラァッシュ!」
次のガーゴイルを貫手でぶち抜き魔力を流し込み爆発させる。
「成敗!」
残り一体は、先の二体がやられたからか距離をとり始めたようだ。だがもう遅い。
「オルテガハンマーくらいかまして見せろよ!ぶち抜け炎の槍、フレア・ランス」
最後の一体は魔法でしとめた。みんなはどうした。
私は振り返ったら、なんかユーリとジェイドとイセリナ以外顔が下向いてるけど、というか私の援護要らなかったか・・・、ユーリのやつハッスルしすぎたようだな。私はみんなのもとに向かった。
「イセリア、あんたとユーリとジェイドの三人以外顔が下向いてんだけど、ユーリのやつハッスルしすぎたのか」
「ええ、結果的に言えば彼女一人で全滅させたようなものですわ。大変強力な武器ですわねアームドシールドは・・・、イセリア、あれはあと何個持っていますの」
「残り九個、すぐには出せんぞ」
「結構です、それとダンジョンを出たら契約魔術を受けてくれませんか。イセリア、あなたにイセリアと呼ばれるのはちょっと変な気分になりますので、やはり昔みたいに呼んでほしいですわ」
「わかった。ついでにみんなも巻き込むか。私が契約書類を作っておくからできたらやろう」
「いいですわね。でわこの話はおしまいにして、いつになったらバトルフィールドが解除されますの?」
確かにガーゴイルを全部倒したのにバトルフィールドが解除されていない。まさかまだ敵がいる。
そのときまたけたたましい音が鳴り響いた。
戦闘描写が難しいです。
次、旧校舎地下ダンジョンのボスⅡ




