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母さんと私  作者: MIK
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目の前が突然

目の前が突然明るくなって私は何も見えなくなった。


しばらくするとザーという低い音と母さんの顔が見えた。

「母さん!?」


そして、母さんは言った。

「すぐに帰ってくるからいい子で待ってるのよ」

「じゃあ、行ってくるわね」

普段と何一つ変わらない【いつも通り】の朝

【いつも通り】の朝のはずなのに、私には、あの日の朝だとわかる。

だけど、その後が違った。

目の前に見たことの無い景色が広がる。

そして、母さんの嬉しそうな声が聞こえる。

「いい天気だわ」

久しぶりに聞く母さんの声に涙があふれてこぼれる。

目の前がにじんで見えなくなってしまって慌てて手で目をこする。

すると、目の前に大きな建物が見えた。

「ここでしか買えないなんて・・・少し疲れたわね」

「でも、あの子のためだし頑張れるわ」

母さんの声がした。あの子って私のこと?

そこで目の前が少し暗くなって、またすぐに明るくなった。

「喜んでくれるかしら?」

少し不安げな母さんの声に私も不安になる。

「大丈夫ですよ、きっと喜んでくれますよ」

私の知らない声がした。

「そうよね。ありがとう。」

母さんの声がまた明るくなったので安心した。

目の前に綺麗なリボンのかかった箱が見える。

「早くあの子に見せたいな。」

母さんの声はとっても嬉しそうだ。

少し目の前が揺れた後、沢山の人が見えた。

しばらく、人が増えたり、減ったりするだけだった。

だから、突然聞こえた声にとても驚いた。

「うっ・・・・。」


それは母さんの苦しそうな声。

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