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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約12年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

幸せを願う呪術師

作者:降る月
――帝国暦3102年。
――この世界は、三分割され揺れていた。

「この世界は地獄だ……」

150年前、天界と魔界に通じる扉の出現した。
その出来事に呼応するかの様に突如として生まれ始めた魔力を持った生物。
そんな中、人の子供達の能力に気付いた帝国の王は、膨大なお金と人の生命を使って少ない時間で世界の半数を得る。
そしてその結果が、残り半分の世界を震撼させると共に敵勢力として活動する意思を生み出す結果となる。

その一つとして、世界一と言われる技術力を有する日本と膨大な土地と人を有する中国。そして正直な話、その二カ国のクッション役としての韓国。
この三カ国を中心としたアジア圏連合国。

そしてもう一つ。
帝国からの侵略を防いでいたヨーロッパ各国で形成されたEUU。

そして、世界の半数を保有する事になったムランディシュ帝国。

「本当、この世界は真っ黒だ……」

今、世界には魔力を有している者たちが、愛されていた。
しかしそれも仕方のない事なのかも知れない。

(力こそが全て――)

それが真実であり、事実だった。
今の戦術の要となっているものは、魔力を持った者たちによる災害級魔術によるものだからだ。

なら……。
魔力を保有していない者たちは……。
大人たちにはまだ使い道があったが、子供達は……。

「あぁ。こんなにも世界は真っ黒なのに……。どうして、こんなにも楽しいものなのだろう」

月が、今日も赤い。
海が、今日も紅い。

そしてまた、海に一つの亡き骸が増える。
第1章:劣等生入学
プロローグ
2012/10/20 00:00
[01]
2013/07/14 02:47
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