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〖封印具の行方〗
夕飯後。
冠崎家。
仏間。
――パキッ。
乾いた音。
全員止まる。
真奈
「マジか。」
修一
「やはりか。」
杏奈
「嘘でしょ!?」
仏間。
結界空間。
保管された結界核。
端が欠けていた。
胡桃
「そんな……。」
修一
「やはり。」
修一
「封印具無しでは保てんか。」
真奈
「修復する。」
真奈が前へ出る。
霊糸。
紫光。
欠けた部分がゆっくり修復される。
静寂。
真奈
「よし。」
修一
「早めに父さんへ渡した方が良さそうだな。」
真奈
「あぁ。」
真奈
「封印具。」
真奈
「何で無いんだ。」
修一
「分からん。」
修一
「だから厄介なんだ。」
沈黙。
真奈
「……。」
真奈はポケットを探る。
真奈
「あれ?」
全員見る。
真奈
「私のタバコ。」
真奈
「あれ?」
辺りを見る。
真奈
「おっかしいな~。」
真奈
「さっきまであったんだけど。」
隼人
「姉ちゃん。」
真奈
「ん?」
隼人
「ズボン後ろ。」
隼人
「ポッケ膨らんでる。」
真奈
「……え?」
確認。
真奈
「あっ。」
沈黙。
真奈
「うん。」
真奈
「そんな時もあるよね。」
全員
「はぁ~~~~。」
陸斗
「最強。」
隼人
「ポンコツ。」
真奈
「うるせぇ。」




