57/193
〖骨焼き〗
真奈
「やってみるか。」
真奈
「神崎?」
病室止まる。
玲央
「は?」
真奈
「骨焼き。」
全員
「軽く言うな!!!」
真奈
「ん?」
真奈
「びびってんの?」
沈黙。
玲央
「誰がだ。」
真奈
「だよな。」
ニヤリ。
真奈
「二箇所だけやってやるよ。」
真奈
「ちょうど縫合部に怪しいのあるしな。」
全員止まる。
杏奈
「お姉ちゃん。」
真奈
「んじゃ。」
真奈
「ジッとしてろ。」
真奈の両手が赤く光る。
熱。
淡い紅。
次の瞬間。
――シュッ!!
両手が左右へ振られた。
玲央の体内。
骨表面。
付着しかけた残滓が赤熱する。
ジュッ――。
焼ける。
剥がれる。
消える。
真奈が振り切る。
同時。
残滓は跡形もなく消失した。
静寂。
数秒。
玲央
「…………。」
全員止まる。
次の瞬間。
玲央
「ッ!!!!」
激痛。
両肩。
全身へ走る。
玲央
「ぐっ……!!」
海斗
「玲央!?」
蓮
「おい!!!」
鷹臣
「大丈夫か!?」
玲央
「ッ……!!」
肩を押さえる。
呼吸が荒い。
真奈
「お。」
真奈
「効いたな。」
全員
「お前なぁ!!!」
真奈
「残滓を焼き切った。後は傷をしっかり治すだけだ。」
由美
「真~~奈~~。」
真奈
「はい。」




