100/193
〖眠り〗
真奈は紫苑を見る。
呼吸は荒い。
だが。
徐々に落ち着いていく。
真奈は足の拘束を外した。
紫苑
「……。」
呼吸が更に落ち着く。
真奈
「大丈夫か。」
両腕。
足。
拘束具を外していく。
全部外し終わる頃。
紫苑は静かに眠り始めた。
胡桃
「あ……。」
由美
「寝たわね。」
真奈
「よし。」
真奈
「杏奈。」
真奈
「母さん。」
真奈
「大丈夫だ。」
真奈
「後は胡桃に任せよう。」
杏奈
「分かったわ。」
由美
「良かったわね。」
由美
「氷室君。」
胡桃
「私が後やるね。」
由美
「頼んだわよ。」
病室。
全員安堵する。
静かな空気。
そして。




