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アルティメイト ~最凶な世界でもエンジョイライフ~  作者: ちょばい


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14.VSチンピラに成り下がった者たち+α

【ウィルン視点】


僕が状況を飲み込む前にどんどん事態が動いていく。


(なんなんだ…なんなんだよもう…)


ルナが撃たれて、でもその撃ったやつも結局敵じゃなくて…頭がおかしくなりそうだ。


『逃げるぞ!分が悪すぎる!』

『その前にボスが死んだってどういうことだよ』

『俺もわかんねぇよ!ってか今を生き延びねぇとその話もできねぇぞ!』

『車のドアが開かねぇ!ロックされてる!』

『はぁ!?なんでだよ!』


…動揺している相手を見てたら、冷静になってきた。僕のやることは決まっている。いや、最初から決められていた。


あのクズ共を皆殺しにすることだ。


僕は敵に向かって走りながら、僕の周囲を飛んでいる浮遊体2つに電磁バリアを纏わせ前に押し出す。


そして残り3つを上空に分散させた。

止まっていたら撃ち落とされる可能性があるのでこまめに、不規則に動かす。


そして射程に僕自身も入ったところで一気に攻撃を始める。


『ぎゃ!』『ぐは…』『わぁーー!』


僕の左指の人差し指がトリガーを引くたびに一人ずつ人が死んでいく。電磁バリアも、車を遮蔽にしても関係なく貫いていく。


しかし車を撃ったのが悪かったのか、黒煙が上がりレーザーの通りが悪くなってきた。腰についている実弾入りの銃を取り出し、浮遊体を自身の側に戻しバリアを厚くして突っ込む。そして敵に近づき撃つ…弾丸は人を…後ろの車ごと吹っ飛ばす。


『誰かどうにかしろよ!あいつを!』

『くそ!装備の差がありすぎる!』

『待て!地中にも何かいるぞ!うわっ!』

『オオオオオオ…』

「!」


僕の目の前にいたクズが地中から出た生物に飲み込まれた。アレは…


「ワーム!!」




【サイン視点】


ルナとリベンジャーの戦いは手に汗握るもので面白かった。というか姉御はこの謎技で今まで俺達のことを監視してたんだな…この目の前の映像触ると手がすり抜ける。どんな仕組みなんだ?


「リベンジャーさんかなり手を抜いて戦ってましたねぇ」

「そうね、噂のアイツなら最初の衝突でルナは真っ二つにされてたわ」


鍵屋とミツガレがなんか怖い話してる…

でもそれは無用な心配だ。


「そもそも依頼だったとしても子供を切ったりしねぇよ。優しいんだよああ見えてアイツは」

「あの見た目は彼の趣味ですからね。あとあの人は鎌よりも剣のが強いんですよ?」

「えっ?そうなの?それは知らなかったわ…」


鎌…俺の武器コレにもあるけど、マジでムズいんだよな。確かに攻撃範囲が広いけど刃の部分を的確に敵に当てるのが難しい。


昔雑魚のハウンドドッグに向かって鎌を振り下ろして、地面にぶち当て一本折った思い出がある。


「さてさて、後は兄の消化試合…となりそうですが、このままですと退屈なので少し横槍を入れてやりますか」

「…何をするの」


今まで黙って戦いを見ていたアミューが姉御の方をチラッと見る。ずっと手を握り続けてたせいか手のウロコが少し割れてるなぁ。


「以前のアーミーワーム大戦で私が捕獲していたワームを少しぶつけます」

「そ、それは…無理…なんじゃないかな?」

「姉御アレ捕獲してたんだ…」


アミューの顔がかなり不安げだ。こんな顔をしたのは俺が死ぬ死ぬ言ってた時以来だな。それなりにあの兄妹を気に入ってるってことか。


俺はそれよりもあのワームを姉御が捕まえてたことに驚いている。あんな地面食い破る生き物どうやって閉じ込めてたんだよ。


「他にもちゃんとした理由もありますよ?彼は…………ですから」

「そうだな」

「その考え方は外で生きるなら致命的よね」

「結局、そこを治さないとどっかで野垂れ死にますので荒療治ってやつですよ」

「…うん、納得した」


すげー渋々といった感じでアミューが頷く。


「妹ちゃんの方はその辺大丈夫そうなんですけどね。まあ明確な格上に突っ込んで行くのは少し危ないですけど」

「ふふっ、正直私もアレにはビックリしました。しかしああして命を賭して戦わないと行けない時もあります。結果妹はリベンジャーを行動不能にまで追い詰めましたしね。これはかなり凄いことですよ?」


あっ!…鍵屋と姉御の会話を聞いて思い出した。


「姉御ー。ルナの装備俺にもくれよー。俺もあんな感じで戦ってみたいぜ」

「あんた…マジで言ってる?」


ミツガレがドン引きしてる…何故だ。デザインが俺に合わんとでも?確かに男の俺がフリフリ羽根付き装備をするのは見た目的にヤバそうだけど…強いならいいじゃん。


「さっきも言いましたけど、豚に真珠なので無理ですよ」

「豚も真珠も俺にはなんなのかわかんねぇが?」

「あーそうですねぇ。あなたにもわかりやすくしてあげましょう。リベンジャーと妹の戦いを妹視点で見せてあげましょうか」


姉御が指を鳴らす…俺の目の前に突然デカいリベンジャーが現れた。そして視界が勝手に動き出す。しかも高速で回転しながら…ヤバっ!


「吐く!姉御!吐いちゃう!やめて!」

「だからマジで言ってる?って聞いたのよ…あんな戦闘普通の人間には無理よ」

「あんなに素早く動きながら攻撃をきちんとできるのは才能ですよね完全に」


そういうことか…傍から見てる分にはカッコいいけど実際はってやつだったんだな。


雑談してたら兄の方の戦いも終わってしまっていた。結果は…

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