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アルティメイト ~最凶な世界でもエンジョイライフ~  作者: ちょばい


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6.出発準備

【サイン視点】

今日の姉御から送られてきた戦線予報の情報を見ながら向かう先を決める。

姉御はこういう情報をどうやって得てるのかは不明であるがこの予報は精度が高く、ウキウキ♪フロントラインウォーカー部に入ったら得られる特大メリットの一つであった。

なお、この情報を漏らしたら姉御直々に死刑にするそうなので扱いに注意が必要だ。

今日は【ミドリノシェルター跡地】にしよう。

生物兵器と機械兵器との戦いの前線が少しズレたらしく、予想危険度が俺の許容範囲まで減っている。シェルター跡地なので運が良ければ手つかずの金庫を見つけ金を大きく稼げるかもしれない。


俺はバッグにアイテムを詰めていく。

(一般的な日用品セット)

・折りたたみ式のカゴ(最大容量200キロ)

・食べ物飲み物(4日分)

・携帯レーザーナイフ

・光学迷彩テント付き簡易拠点キット

・チェアッカマン(火付け用)

・防毒マスクフィルター20枚

・応急処置キット

・簡易手術キット

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・金属カッター

・金属カッター用予備バッテリー

・ガードル製ライフルの30連マガジン10個

・ガードル製ライフル付属グレネードランチャーの弾4発

・重パワーアーマー予備バッテリー4個(大体4日分)


アミューが俺の準備を爬虫類の眼でじっと見つめてるので少し緊張する…


「なんだかお泊りするみたいな荷物だね」

「こういう探索はな?何が起こるかわからないから日帰り予定でも数日分持ってくんだ…俺はな?」

「ふーん」


俺の装備も念入りにチェックしていこう。

・(サイン作)重パワーアーマー

・(サイン作)近距離索敵機

・ガンマンマスターのピストル【残弾多分5】

・ガンマンマスターのピストル【残弾多分2】

・ガードル製対生物兵器用ライフル2丁

・ガードル製ライフル予備マガジン2個

・対機械兵器用EMPグレード3個

・ニンジャマスター御用達電磁ニンジャブレード

・ニンジャマスター御用達色付き煙玉2個


うん、まあこんなもんかな?

アミューと出会った日はほとんどの武器が壊れたり使い切って捨てたりしたので新品だ。


「よし、次はアミューの分を用意するか」

「えっ、私の分もあるの?やったぁー」

「そういえばアミューって服とか着ないのか?えっと…大事なところはちゃんと鱗で隠れてるが…」

「どうなんだろ?着たほうがいい?」

「着たほうがいいと思うぞ」

「なら着る!」

「じゃあ…えっと、どれくらいまで持てるか?俺のバッグ持ってみてくれ」

「うーん…よゆー」

「そっか…さすがだな。でもバッグも無限には入らないからな?」

「わかった!中身はサインが決めて?」


アミューの分はどうしようかな…

朝食を見た感じ食べ物も人間と同じでいいだろうし。素でパワーアーマー級の力…いやそれ以上なら俺が装備できない重武器って手も…


「アミューは武器はどうするんだ?ってか前の強化散弾銃はどこから出したんだ?」

「ん?こう」

アミューの左腕がミニガンヘッドの頭の形に変わった。


「なるほどな、食べたものがそうやって…」

「でも私も一気にたくさん食べれるわけじゃないし、弾も食べた分しか作れないから無限じゃないよ?」

「そうか、じゃあ俺と同じように背負って持ってこう。これとかどうだ?」


・ガードル製大型ミニガン

・ガードル製大型パイルバンカー


「おー、イカツイ…けどあんまり美味しそうじゃない」


…生物兵器は前線の武器を好むってよく言われるけど、強い武器を美味しいって感じる味覚なのか。まあ、ハンバーグは別なんだろうが。


「人間が作ってる武器だからそんなにだな。でもアミューが美味しいと思う程の武器ならもう食べてるだろ?昨日」

「それもそうだね、じゃあこれでいい」

「今回の行き先にもあるだろうし、アミューの食べ物は探索でも拾えるだろな…」

「いや!私もサインと同じ食べ物欲しい!」

「ああ、そこはもちろん入れるつもりだったから安心してくれ」


アミューのバッグに荷物を詰めて

(一般的な日用品セット)

・ガードル製ミニガンの弾200発入りマガジン4つ

・パイルバンカー用予備の鉄杭2つ


「…私のバッグ弾だらけ」

「俺とは違ってパワーアーマー着ないしこれでいいだろ…」

「私もサインと同じパワーアーマー着る」

「お…おう?着る必要があるか?調整したらいけるかもだが…」

「着る!群れは一緒の見た目が良い!」

「じゃあちょっとこっちに来てくれ」


アミューの身体に合わせてパワーアーマーの中の形を変えていく。尻尾は…うん、人間の生理現象を処理する機構を少し大きくすればいけるか…


そしてアミューのバッグの隙間に予備バッテリーを詰めて準備完了だ。


「これで完璧か、行こうかアミュー」

「おー!(ぐぅ〜)」

「準備してたら昼過ぎたな…飯を食べたら行くか。今日は泊まりになりそうだ」

「おー!」


アミューには食べかけのGENESIS(笑)を渡して俺は昼もカップフードルを食べた。

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