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アルティメイト ~最凶な世界でもエンジョイライフ~  作者: ちょばい


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55.アルティメットアーミーワーム戦 その2

【アミュー視点】


全力を出してる私と敵の巨大ワームの力は同じくらい。そして気づく…


(終わりが見えない…)


実はサインがくれた餌の栄養素は巨大化した時にほとんど使い切っていた。アミューの巨大化は敵のワームを捕食し続けることで維持し続けている。


そしてワームは食べても食べても再生が止まらない…みんなが攻撃してくれるけどその傷もすぐに塞がっている。


(私も奥の手…が出せない)


サインの武器を身体から出したいが、ワームが張り付いてそのスペースがない。ワームを引き剥がすことはできるが体から離れたら捕食できずに私の巨大化も解けてしまう。解けたらこの戦いではもうこの姿に戻れないだろう…


(信じるしかない!私の仲間を!)


私は巨大ワームが再び地面に潜らないように、ひたすらにワームを釘付けするためにワームを抱きしめ喰らい続ける。







ズバァーーーーーーーンッ!!






突如下の方から轟音が鳴り響いた。巨大ワームの体、地面から飛び出てる部分が縦に大きく裂け内臓がこぼれ落ちている。


そこには金髪で独特なパワーアーマーを付けたゴザルがいた。しかしすぐに小さいワームに囲まれて動けずにいる。そして巨大ワームもゴザルを認識したのか体のレーザー兵器の銃口をゴザルに向けていた。


「危ない!」


私の、今の巨大化した体ならレーザーも防げる。尻尾を頭上回せばレーザーを防げる。でも間に合わなかった!


「ござぁーーーー!」


白い光の線がゴザルに向かって伸びてしまった。そしてゴザルの咆哮が聞こえた。








「危ないでござる」


ゴザルは刀でレーザーを受け止めていた。刀身が熱で真っ赤になっている。


「どこに飛んでくるかわかってれば防げるでござ…」


しかし受け止めるので精一杯なのか動けずにいる。あれじゃ小さいワームが処理できない。

すかさず私は体を捻りできる限りそっとゴザルに尻尾を差し出した。


「乗って!」

「助かるでござる!」


ゴザルはレーザーを受け止めたまま飛び乗り尻尾を駆け上がり私の背中の鱗の陰に隠れた。


「少し休むでござる!」

「わかった!」


内臓を引きずり出されたのはさすがのワームも効いたようで少し力が衰えた。今ならいける!


ワームの頭を地面に叩きつけ足で踏み固定し、口から銃を生成する。


【GENESIS】


一発撃つごとに地面が揺れワームの体が大きく飛び散った。頭も無くなった。しかし巨大ワームはまだ生きている。体の力が抜けない。


「ぎゃーーーー!耳が!鼓膜絶対破れたでござぁーーーー!」


ゴザルの耳だけが死んだようだ…ごめんね?


「オオオオオオオオオオ!」


GENESISを四発撃ち込んだところで、頭が無くなったワームが私の拘束を、自分の体を引きちぎり抜け出してしまった。


(あっ…)


私の体から離れた、頭のない巨大ワームが一気に…サイン達の方に向かう。


(止められなかった?私のせいでみんなが…)


走っても間に合わない…






「あー、そこは通行止めだぜ?」


ワームの体が地面に触れた瞬間に大爆発を起こしワームの体が私の方に飛んできた。飛んできた巨大ワームが逃げないようにしっかり掴む。遠くを見るとトラッパーが親指を立ててサムズアップしているのが見えた。


「ありがと!トラッパー!」

「いいってことよ?次は離すんじゃねぇぞ?」


何を言ってるのかは距離が遠くて聞こえなかったけど、私も自分のやるべきことをきちんとやらなければ…


頭が無くなった断面を自分の方に向け…

「いただきます」


私はひたすらに巨大ワームを喰らい続ける。





【サイン視点】


「勝ち申した」


これはもう勝確なんじゃないか?巨大ワームはもう抵抗する力もないようだ。アミューに淡々と喰われていく。


「なあサイン?ダイナロイドってあんなに強いのか?俺見たことないけど」

「さあ、俺だって情報でしか知らんよ」


仲間が少し不安そうな顔でこちらを見ている。まあ、あんなのがたくさんいる戦場なんて想像もしたくないよなわかるぞ。


「いーや、アミューちゃんが特別強いね。俺を襲ったダイナロイドもアレくらいヤバかったら死ねるわ」


トラッパーも頭に腕を組みながらこちらにやってきた。


「だよなー。まあいっかアミューだし。この戦い!俺たちの勝ちだ!うおぉーーー『パコォーン!』イテェ!」

「バカモンサイン!終わっとらん!下を見ろ!」


ロウさん…結構強く叩いたね?って下?…ゲッ!


「巨大ワームの肉を糧にした強いワームらが来るぞ!」

「やべ…それは備えてなかったわ。罠がねぇよもう」

「ふへへ…私の肉人形でも止められないですね…マリアンヌにも守備範囲の限界があります」


俺は急いで車の位置を調整してレッドセントリーを小さいワームどもに向かって撃ちまくる。アミューが照準器に入らないように気をつけながら…他の皆もワームの迎撃を始めたようだ。


「弾が!弾が効いてねぇ!」

「口じゃ!ワームの口ん中狙え!」

「ロウさんじゃあるまいしできるかぁ!」

「誰か!武器庫のありったけのニン剣持ってこい!」

「おう!任せろ!俺はもう罠がねぇから裏方やるぜ!」

「あっ、僕も…レーザー兵器止めるのに使った機械が爆発しました…」


アミューの方は勝った。しかし俺たちの戦いはまだまだ続く…


「あーあ、もう帰って寝てぇよ…」

「終わりが見えねぇ…」

「弾代ちゃんと補充してくれんだろうなぁ姉御ぉ!」

「こいつらっ!エネルギーめっちゃ使わねぇと斬れねぇ!」

「おい!こっちにワーム飛ばすんじゃねぇ!」

「わぁーーー!デカいのが!デカいのが混ざってる!」

「あんたらしっかりしなさいよ…」


もうめちゃめちゃだ。

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