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アルティメイト ~最凶な世界でもエンジョイライフ~  作者: ちょばい


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52.アーミーワーム大戦 その4

【サイン視点】


寝る前に一応ネットの記事を見てみる。どれもワームの被害状況を伝えるモノしかない。つまらん。あっ、ヴィクトールはイツボシシェルター守ってんだ。頑張れー。トラッパーも同じように記事を見てるようだ。


「どこも荒れてんなぁ。ワームが暴れ散らかしてるぜ」

「普通のより強いからな。多分最前線産だぞ?こいつら」

「マジかよひぇー、人間大丈夫か?」

「お前がそれ言う?」


それでもシェルター陥落の情報は最初だけで、他はなんとか持ちこたえてるみたいだ。外の一般ウォーカー達は未だに大惨事だろうけど。


おっ、姉御からメッセージだ。







【その頃アーミーワームたちは】

兵器達の戦いから外されたワーム達は本能のままに動き様々な物を食べた。しかしたくさん殺されもしている。そして仲間が殺されだんだん自分たちが少なくなっていることも感じる…


以前のように融合し、巨体になれば造作もなく殺せる雑魚どもにいいように。しかし【融合】と【分裂】は父によって封じられてしまった。何故だ!我々はあんなにも勝利したのに!誇り高き兵器として殺し、壊しまくったのに…いや、悲観するにはまだ早い…抜け道はあるはずだ…今できることは食べること……そうだ、仲間を食べる。共食いをすれば以前のような体に……同じ考えに至ったのかワーム達は一箇所に全部ではないが集まっていた。そして共食いを始める…残った一体が全てを喰らうために。








【姉御視点】


(あー、厄介なことになってきたな)

ワームの群れが一箇所に集まって共食いを始めた。

しかも偶然か私の新しい畑と缶詰工場の近くだ。アレが完成したら絶対行くだろアイツ…もしかして因果応報ってやつか?しょうもない。せっかく自分の自由にできる畑を手に入れたのにそれは困る…


(私がやってもいいが…)


姉御はメッセージをウキウキ♪フロントラインウォーカー部にメッセージを飛ばすことにした。


「さあ、あいつらは勝てるかな?」





【サイン視点】


「緊急依頼だ。今すぐ私の新しい畑と缶詰工場を守れ。近くに巨大ワームが出現しようとしている。ドクターが守ってるが恐らく厳しいだろう。ちなみに参加できなくても罰はないから安心しろ。もちろん報酬は私が個別に用意してやる」


姉御からのメッセージは緊急依頼だった。


「トラッパーにも来たか?」

「ああ、来たぜ?俺は行くかぁ。もしかしたら新しい家とか貰えるかもしれんし」

「活躍によってはホントに貰えそうだな。ドクターがピンチなら俺も行きたいけど、俺まだ腕折れてるし難しいか…」

「けどもう折れてから1週間くらい経ってるんだろ?もう無理やりくっつけちまってもいいんじゃねぇか?」

「……ダメ!サインはダメ!私が行く!ドクターは私が助ける!」

「アミュー…」


アミューが俺たちの会話を聞いて今から何をしに行くか察したようだ。

そしてまたアミューが俺のことを心配してくれている。めちゃくちゃ嬉しい…しかしアミューお前を一人で行かせるわけには…


「サインは弱っちいの!すぐ死んじゃうの!だから私が行く!」

「アミューさん…」


弱っちい言わないでください…


「まあ、確かにサインは弱っちいけどよ。こいつ1人にお留守番させるのもおっかないだろ?別に俺たちだけで戦おうってわけじゃない。知ってるだろうが俺たちはみんなスゲーやつらだ。みんなで戦えば大丈夫だろうよ!ドクターをみんなで助けに行こうぜ!」

「うん………うん!そうする!」


俺の意見関係無しになんか行くことになってしまった。俺行く言ってませんが?まあ行くのはいいけど…でもそんなことより

「じゃあそんなスゲートラッパーさんはパワーアーマーのエネルギーも無し、素手で戦うんだな?」

「………貸してください」


俺を弱っちいって言ったの許さんからな?

トラッパーは土下座をしている。


「しゃーねぇーなー?自由に持ってけ」

「さすがサイン様だぜ!あっ、何個かバラしてもいいか?俺の武器を作るためにパーツが必要なんだよ」

「…あんまりたくさんバラすなよ?」


俺は紫の回復薬が入った注射器を取り出しギプスの上から腕に刺した。



パキンッ!針が折れた…


…硬すぎだろこのギプス。アミューの体を通して何があったんだよ。この針はアーマーの上からでも刺さるようになってる緊急用のやつなのに…


「アミュー?このギプス外してくれないか?」

「…いいよ」


アミューがギプスに触れた瞬間ギプスが溶けた。仕組みが気になるところだ…


そして注射器の針を付け替え、回復薬を投与する。まあ治りかけのとこに回復薬を投与したのであまり劇的な変化はないが治っただろう。久しぶりに右腕を動かし感覚を確認する。問題はなさそうだ。


そしてアミューにバッグを渡す。

「自分の分は自分で作るか?」

「…サインに用意してほしいな」

「いいぞ」


アミューからバッグを受け取り色々前線武器を入れる。姉御直々の依頼なので、最近愛用していたスカベンジズのハイエンドスウィッチングライフルは置いていく。これじゃ火力が足りないかもしれない。

そして俺は本気装備を引き出し、2つのバッグに色々戦闘の役に立ちそうなモノを詰めた。


バキンッ!


「やべっ」


トラッパー…武器をバラすのは良いと言ったが壊していいとは言ってない。

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