登場人物と設定。
この話は「なろう」で連載中の
「魂恋 ~たまこい。男娼として育てられたツンデレな男の娘と「生き神」として敬われている内気な女の子が、想いが成就するトゥルーエンドを目指す話~」
https://ncode.syosetu.com/n5938hm/
のパラレル話です。(本編未読でも問題なく読めます。)
登場人物の紹介と設定の紹介になります。
読まなくても楽しめるので、何か確認したくなったときに参考にしてください。
★主な登場人物★
・寡室縁
主人公。十五歳。高校一年生。
美女である母親によく似た美少年。
幼馴染の苑のことがずっと好きだったが、
素直になれないツンデレ体質のために、中学校時代は話すことが出来なかった。
高校生になってやっと告白することができ、めでたく付き合うことになった。
・九伊苑
名家である九伊家の一人娘で後継ぎ。
内気で優しく、人見知りをする性格だが内面はしっかり者。
幼馴染である縁のことが好きだったが、中学校では疎遠になり半ば諦めていた。
高校生になってから縁からの告白で付き合うことになり、凄く幸せ。
・寡室結
縁の母親。
一人息子の縁の反抗期に手を焼いている。
子供のころから知っている苑のことが気に入っていて、縁と結婚して自分の娘になることを夢見ている。
★設定★
・九伊家
元々は、その地方の神事を主った家柄。
有力者に対して託宣なども行っていた関係で、政財界とのつながりが深く地方を実質的に支配している。
本家は一族の中で神事を預かり、引きこもって簡素な暮らしをしている。
・寡室家
代々九伊家内部の神事を担当し、「穢れ」を払うことを役割としてきた。
実質的には九伊の一族の「お抱え娼妓」の家柄だった。
現在は「穢れ払い」の風習は廃止されているが、九伊本家の敷地内に住んでいる。