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学園に、ヒロインが現れた。

 誤字報告、ありがとうございました。


 チーム・プリンスVS婚約者令嬢


 フィールド、学園。



 学園に、ヒロインが現れた。



 バトル開始!!



 ヒロインは逆ハーを狙い、王子とその側近達へ【運命の出逢い】を使用した。同時にヒロイン効果、『魅了♥』も発動。


 王子は呆気なくヒロインに魅了された。


 王子の側近達も、これまた呆気なくヒロインに魅了されてしまった。


 『魅了♥』効果により、チーム・プリンスは状態異常。『混乱๑プチ』となった。


 魅了された王子の先制攻撃。


 王子はちょっと『混乱๑』している。


 【ヒロインとのイチャイチャ】を婚約者令嬢へと見せ付けた。


 婚約者令嬢は、精神にダメージを負った。


 効果、『貴族令嬢の誇り』と『品性』が発動。無様な真似はすまいと、表情や態度には出さない。我慢をしている。


 婚約者令嬢は凛として、王子と側近達及び、彼らを魅了しているヒロインへと反撃する。


 【婚約者として(いさ)める】を使った。


 王子は王族効果、『傲慢さ』が悪い方向に発動。聞く耳を持たない。しかし、『うしろめたさ』で精神に微弱なダメージを負った。


 ヒロインが婚約者令嬢に対し【怯える】を使用。王子へは【涙目で抱き付く】を使用。


 王子とその側近達はヒロインへいいところを見せようと張り切り、婚約者令嬢を追い払った。


 王子とその側近達は、ヒロインへ【慰める】を使用。ヒロインは王子達へ【笑顔】を向けた。魅了が更に深まった。


 ヒロインは、チーム・プリンス達へ【わたしを守ってください】を使用。


 チーム・プリンスは、婚約者令嬢を疎んだ。


 チーム・プリンスは、ヒロインの側へと侍るようになって行った。


 疎まれても婚約者令嬢は諦めない。何度邪険にされようとも、王子達へ【諫める】を継続した。


 やがて学園内では、王子を含めたチーム・プリンスが婚約者令嬢を避けるようになった。


 チーム・プリンスの学園内での評判が下がった。


 チーム・プリンスはヒロインと行動をする時間が増えて行き、ヒロインへの魅了深度が高まった。『魅了♥』の深度が規定値を上回り、効果『お花畑✼』が発動。


 チーム・プリンス全員のステータス異常。


 チーム・プリンスは『混乱๑』している。

 全員の『知力』が下がった。

 全員の『公平さ』が下がった。

 全員の『寛容さ』が下がった。

 全員の『倫理観』が下がった。

 全員の『謙虚さ』が下がった。

 全員の『傲慢さ』が上がった。

 全員の『野心』が上がった。

 全員の『好色さ』が上がった。


 婚約者令嬢へ同情する声が増えた。


 フィールド、学園では引き分け。


 婚約者令嬢は王子を信じて限界まで我慢した。


 しかし、王子とヒロイン、チーム・プリンスは傍若無人な態度を取り続け、貴族としての義務と責任とを蔑ろにし続けた。


 婚約者令嬢はどんどん疲弊して行った。


 勝敗は持ち越しとなった。




vs * vs * vs * vs * vs




 場外バトル。


 開始!!


 パーティー会場へ行く前に王子からの先制攻撃。


 婚約者へ【贈り物をしない】を選択。


 婚約者令嬢のプライドは傷付いた。精神にダメージを負った。


 婚約者令嬢は自分でパーティー用のドレス及び、装飾品を用意することにした。


 王子からの攻撃は続く。


 【ヒロインへの贈り物】を用意した。


 ヒロインは喜んだ。


 王子は、『魅了♥』の深度を深めた。


 王子からの攻撃は続く。


 婚約者令嬢の【エスコトートをしない】ことを、パーティー直前で通達。




vs * vs * vs * vs * vs




 フィールド、パーティー会場へ移行。


 婚約者令嬢はエスコート無しで一人でパーティー会場へ現れ、【恥を掻かされて】精神にダメージを負った。


 王子の攻撃は続く。


 王子とその側近達は、【ヒロインと一緒にパーティー会場に先行】していた。


 ヒロインは王子とその側近達に囲まれている。


 チーム・プリンスはヒロインを囲みながら、婚約者令嬢を馬鹿にした。


 婚約者令嬢は、『貴族令嬢の誇り』と『家の誇り』でダメージを堪える。


 顔と態度に出さず、努めて凛とした態度を取る婚約者令嬢へチーム・プリンスの攻撃。


 王子は大声で【真実の愛】を叫び、【婚約破棄】、【断罪の糾弾】のトリプルコンボで婚約者令嬢を嵌めた。


 追い打ちに、【ヒロインとの婚約】を発表。


 会心の一撃!


 元、婚約者だった令嬢は疲弊している。


 ヒロインとチーム・プリンスは勝ち誇っている。


 そこへ、国王陛下が現れた。


 チーム・プリンスは、婚約者令嬢の悪辣さを国王へと【訴える】を選択。


 ヒロインは【涙で瞳を潤ませ】ながら、国王へ【勇気ある告発】を使用。


 国王は、王子と婚約者令嬢との【婚約破棄を了承】することにした。


 チーム・プリンスとヒロインは勝利を喜んだ。


 国王は、チーム・プリンスの【証拠】と【訴え】を基に、王子の婚約者だった令嬢の【断罪】を決行することに決めた。


 国王陛下は、令嬢へ【貴族籍の剥奪】を通達。


 痛恨の一撃!!


 令嬢は顔面蒼白になった。


 令嬢は瀕死となった。


 令嬢は動けない。


 国王は、【不敬】を発動。


 令嬢を会場から退場させた。


 国王はパーティーの続行を求めた。




■■■■■■■■■■■■■■■




 デュエル・婚約破棄!!


 元婚約者だった令嬢の敗北。


 令嬢は断罪され、貴族籍を剥奪された。


 勝者、チーム・プリンス。



 令嬢の意識は、闇へ落ちて行った・・・


 ・・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・



■■■■■■■■■■■■■■■




 GAME OVER




■■■■■■■■■■■■■■■

















 ――――『神の采配』が発動。














 悪役を押し付けられた令嬢が負けた場合、



 【予知夢】or【逆行転生】が使用できます。



 使用しますか?




 Do you continue?




 《YES》or《NO》

 読んでくださり、ありがとうございました。

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