「それでも私は、僅かな確率を目指し、抗い続ける!」
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――まだ、終わるわけにはいかない。
――まだ、私のイシは消えちゃいない。
私は、ボロボロの精神で、疲れきった体を持ち上げる。
――まだだ、まだ終われない。
――こんな所で、終わるわけにはいかない。
暗闇の中、手の中の光は、私を冷たく照らし出す。
――この、手の中の……青い光の向こうに居る彼らを見ると、まだやれるんだとそう思えてくる。
――幾千もの犠牲の上に、私は今、立っているのだから。こんな所で、諦めてはいけない。
クラクラする頭を抱え、必死に、手を伸ばす。
――まだだ、まだだ、まだだ大丈夫!
――私のイシは、まだ有る。
何十、何百、何千ものイシが……あの光の中に溶けて消えた。無力で、弱々しく……私に小さな確率を掴ませるために。
それでも、運命に逆らうことは、叶わなかった。まだ、その時じゃなかったのかもしれない。タイミングを、誤ったのかもしれない。もう、ダメかもしれないと、弱い私の心は叫んでいる。
もういい!良くやったよ。人間、引き際も大事なのだと。
だかしかし、ここまで来て、ここまでやって、引く奴が何処にいる。後ちょっと、後少しなんだ。
私は、強い覚悟で、最後のカードを切った。
「私は、絶対に手に入れてみせる!残り僅かな私のイシが、あの光の中に溶けて消えても……次来るチャンスに繋げるために、私はお前を回し続ける!!ウオォォォォォォオオォォォォォォ!!!!!」
伸ばした手は、奴に十発くれてやるのが限界だった。
――あぁ、そうか……今回も、ダメだったのか……
――私はまた、死ぬのかな……
私の、残りある微かなイシは、爆発と共に消え去り、私は死んだ……
『爆死した』
――まだ、終わるわけにはいかない。
――まだ、私のイシ《石》は消えちゃいない。
私は、《外れすぎて》ボロボロの精神で、《徹夜で》疲れきった体を持ち上げる。
――まだだ、まだ《ガチャを》終われない。
――こんな所で、《今回のガチャを》終わるわけにはいかない。
暗闇の中、手の中の光は、私を冷たく照らし出す。
――この、手の中の……青い《ブルーライトの》光の向こうに居る彼ら《キャラ達》を見ると、《何だかんだで今まで手に入ってきたから》まだやれるんだとそう思えてくる。
――幾千《円》もの犠牲の上に、私は今、《成り》立っているのだから。こんな所で、諦めてはいけない。
《寝不足で》クラクラする頭を抱え、《怖いくらい》必死に、《10連ガチャに》手を伸ばす。
――まだだ、まだだ、まだだ大丈夫!《な筈》
――私のイシ《石》は、まだ有る。
何十、何百、何千《個》ものイシ《石》が……あの《ガチャの》光の中に溶けて消えた。無力で、弱々しく……私に小さな《レアの出る》確率を掴ませるために。
それでも、《当たりの出る》運命に逆らうことは、叶わなかった。まだ、その時《ガチャ運のゴールデンタイム》じゃなかったのかもしれない。タイミングを、誤ったのかもしれない。もう、ダメかもしれないと、弱い私の心《というか、正常な心》は叫んでいる。
もういい!《てか、もう辞めて》良く《も》やっ《てくれ》たよ。人間、引き際も大事なのだと。
だかしかし、ここまで来て、ここまでやって、引く奴が何処にいる。《ここに居る!》後ちょっと、後少しなんだ。《お金も、レアキャラも。多分、あと数回引けば多分出る…筈。》
私は、《今月はお茶漬けだけだなという》強い覚悟で、最後の《iTunes》カードを切った。
「私は、絶対に《超激レアを》手に入れてみせる!残り僅かな私のイシ《石》が、あの《ガチャの》光の中に溶けて消えても……次来る《新キャラの》チャンスに《素材として》繋げるために、私はお前を回し続ける!!ウオォォォォォォオオォォォォォォ!!!!!」
伸ばした手は、奴に十《連ガチャを一》発《分》くれてやるのが限界だった。
――あぁ、そうか……今回《激レアは》も、ダメだったのか……
――私はまた、《ガチャで》死ぬのかな……
私の、残りある微かなイシ《石》は、爆発と共に消え去り、私は死んだ……
《今月も》『爆死した』