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とあるスピードファイターのお話4

一日遅れました。

ありさんはまだ書けていません。


あとカリギュラ面白いですね。

2時間分のデータをゲームオーバーで失った瞬間は泣きそうになりましたけど。

これは、うん。

運営に聞いても教えてもらえないだろうしな…


一応GMコールしとこうか。

「おっちゃんありがとー」

「こんな程度で役に立てたなら安いもんさ」

と笑って出ていくおっちゃん。

かっけぇ。

っと、「GMコール」

数秒待ったら、かのオープニングの時に聞いた元気な声で

「はーい!」

「チェンジ」

脊髄反射だった。

「ひどい!」

だってGMコールして出てきたのが幼稚園生サイズのロリポップ妖精なんだもん。

厳ついの予想しちゃってたもん。

「あー気にしないでください、脊髄反射です」

「それはそれでひどいよ…」

orzリアルでやる人初めて見た。

人なのかどうかは置いといて。

「それで、何の用なの?」

「あぁ、ちょっと仕様についての質問があって」

「それならお問い合わせで良かったんじゃ?」

「いや、GMの方が確実だと思って」

「一理ある」

ドヤるな、無駄に可愛いのが腹立つ。

つかドヤるのは俺じゃね?

「で質問なんだが…」

これまでの経緯を説明し、マイナス補正とはどんなふうにかかるものなのかを聞いてみる。

「んー…なるほど…」

やっぱ悩むよな、そりゃ。

だってシステムを根本からひっくり返すかのような事態だもん。

たとえ運営がそうなるように仕組んでても、それを認めてしまうと大変なことになる。

具体的には俺みたいな極振りのアホが増殖する。

だから、公開するかどうか悩む。

まぁ、情報開示は期待してなかったし良いけどね?

「んー、難しい質問ですね…。これは少し話し合ってみる必要がありそうです。皆と話し合って、公開しても良さそうなら公開します。その時はメールでお知らせしますので待っていてください。」

と、ぺこり。

「あぁいや大丈夫ですよ、そこまでしてもらわなくても。かなり変なことやっちゃってる自覚ありますし…」

「しかし」

と首を降る。

「妃翠さんはそこにたどり着いた第一人者です。なるべくなら教えて然るべきだと思いまして…」

ま、だろうなぁ。

「わかりました、では連絡が来るまで待っていますね?」

「それでお願いします。それでは」

頭を下げて消える妖精ちゃん。

名前とかあるのかな?


いやーしかし。

案外かなりやばいことに触れちゃった感が。



しかし、そんなことはなかった。


GMコールから30分後。


『なるべく他の方には教えていただきたくありませんが、やむを得ない時には説明してもらってもよろしいですので…』


との前置きとアクセサリーをひとつ貰った。

装備の事は後ででいいか。

で、仕様のことなんだが。

簡単に言うと、「ある武器で攻撃行動を行った時、その武器の特性がない場合攻撃行動に対応するステータスが半分以下になる。」というものらしい。

ま、要は棍棒で殴る時ステータスはSTRを使用するよな?殴るから。

特性がないとそのSTRの値が半分以下になる。

魔法の時はINTを使う。


攻撃行動にSTRを使わずSPDを使う俺は影響が無いってこと。


そしてダメージが上がった件については。

「現実の世界で、素手で殴った時とメリケンサックをつけて殴った時。どっちがダメージが大きいですか?」

という事だ。


もう少し詳しくすると、棍棒と刺のついた棍棒があったとする。

二つとも攻撃力は一緒。

では、与ダメージはどちらが大きいか。

それは、刺棍棒だろう。

だって刺じゃんささるじゃん。

ってこと。


この、武器補正よりもステータス補正のマイナスが大きすぎて基本はダメージが落ちるらしい。


俺の場合、ステータスのマイナス補正がかからないから武器補正によるダメージ追加だけが適用されて結果ダメージ増加に繋がった、だそう。



あっさりしてんなー。

複雑な事とか全然無かった。

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