とあるスピードファイターのお話24
ハイお久しぶりです。
待ってる人いるの？ねぇいるの？
いたらありがとう、お待たせ致しました。
さて、気づきましたでしょうか。
24話再掲です、ってか新しくなりました。
前書いてた24話25話は没回にしました。
続きが書けなさ過ぎて禿げてて…。
ならいっそ新しくしようかと、そういうわけです。
おそらくこのまま書くといいペースになりそう。
「で、なに？その羽は」
「優勝者報酬の自分の分です。スキル飛翔がつくので楽しそうで選択しました」
使用方法全くわかんないけど。
「なんとまぁ選び方が妃翠くんっぽいな」
でしょうねー。
「飛翔、初挑戦だけど…まぁいけるかなー」
「妃翠さんならいけますよぅ」
「買い被りすぎな？」
発動法は‥まぁ安定の唱えかな？
「飛翔」
背中の羽が動いた、と思ったら。
「おぉぉ」
「すごー！浮いてるぅー！」
おぉ‥すげぇ。
「MPとかどうなの？」
「あ、そいえば」
MPゲージを見ると、うっわもうほとんどないじゃん。
「7～8割ほど減ってる感じですね」
「ｍｊｄ」
しかし落ちる気配がない。
悩むよりも説明を見たほうが早い！
「ちょいと説明見ますわ。そっちの方が早い」
『スキル：飛翔
使用時、使用者のMPの7割を消費する。
その後30分間は使用者の意思で降下上昇可能。
街での使用不可。』
うわ便利。
「どうだった？」
「えーと。要約すると、MP7割持っていくけど30分間好きなように飛べるよ、とのことです」
「なんて素敵な！」
「MP7割って結構大きいわねぇ」
「魔法使いさんからしたらグロい消費になるでしょうがあいにく僕MPほぼ全く使わないんですよねー。たまに使ってステップとかそのぐらい」
「そういえばずっと聞きたかったんだが君の攻撃防御無視ついてるでしょ！？」
「言ってませんでしたっけ？」
「聞いてない！しかも防御無視攻撃でMP使わないとか詐欺だよ！チートだよ！」
「それ言ったら多分ガーネットさんもチートじみた火力になっていくと思いますよ？あの杖詠唱短縮付いてますし」
「「「「！？」」」」
翡翠石を除いたギルメンが一斉にガーネットを見る。
「んー？この杖がどうかしたの～？」
「ちょっと借りていいかい？ガーネット」
「どうぞ～」
みすりるに星降りの杖を手渡すガーネット。
「ね？」
「え、まじで？これまじ？ねぇまじなの？」
「はわわわ‥あれ以上速くなるんですか？ガーネットさんの魔法‥‥」
「ちょーやばいじゃん！私たちのギルド最強じゃん！」
「さいつよぎるど…いいね‥」
「‥‥うちのギルド単騎でワイバーンの一匹墜とせるんじゃないのか？これ‥‥」
「ワイバーンの所持スキルにもよりますけど僕一人でも墜とせる自信ありますよ」
「がんばれワイバーン！！！！！私たちは君の味方だ！！！！！！！！！！」
「っとそんなこんなしてたらどうやら出発みたいですよぅ。行きましょ！いざ私たちのギルドの力を見せつけるのです！」
「‥‥暇」
「進軍中だし仕方ないよね」
「にしても暇だぁああ」
「とか言ってたら緊急事態が起こるからやめよ？マスター」
「私的には大歓迎だー！」
「予測できない事態とかめんどいことしか起こらない気がするからやめて欲しいんじゃが」
とか駄弁りながら進んでいく。
いやまぁさっきからずっと歩きっぱなしで特に何が起きるってわけでもないから暇なのは確かなんだけどね。
「でもここから不測の事態が起きるってそれ絶対やばいやつだから本当に勘弁してほしい」
「妃翠くんはつまんないなー」
「いやだってさ、ワイバーンってちゃんと観測できてて勢力圏内に入ったこともちゃんと確認してるんだよ？」
「うんうん」
「この状態から変なことが起きるとしたら‥」
「全軍に告ぐ！今作戦の標的であったワイバーンが古龍種が擬態していたモノだと判明した！」
「‥‥ほらね？」
「これにより今作戦の難易度が飛躍的に向上することとなってしまった！なので命が惜しい者はすぐに引き返すことを推奨する！」
「マスターさん？」
ジト目で見つめるカノン、目の圧力がすごい。
「これから行う作戦は、古龍種の足止めとなる！作戦目標の変更により報酬も上がることになる！」
「！？」
「まじで！？」
「よって勇気のある戦士諸君には是非引き続き参加をお願いしたい！」
一気に周りがざわつく。
プレイヤーとしては是非参加したいが、デスポーンのマイナスが起きることも考えて‥って感じだろうな。
しかしまぁ我らのギルドマスターは‥
「我らがギルドは絶対に参加するぞ！報酬が上がることは言うまでもなく、古龍と戦えるなんてそうそうない機会だ！」
「絶対言うと思った」
「私は遠慮しておくわ」
「翡翠石は仕方ない。だがほかの全員は絶対行くぞ！」
「熱血系の体育教師か！」
「ならこれ渡しておくわ、上級ポーション。10個あるからそれぞれで分けて」
「俺一個欲しい」
翡翠石が持ってたから。
「5人で分けて2個ずつでちょうどいいし2個貰っときなさい」
「上級ポーション持ってくるの忘れてたから助かるわ～」
「ありがとー！」
「おぉ…色が澄んでる‥すごい‥」
「‥ありがと」
「じゃぁ行きますか！いざ古龍討伐！」
「いやいや無理だから」
モ〇スターハ〇ターでも古龍は結構強いけどこの世界の古龍はマジでバケモノ。
ピンキリだけど、最低ラインでも国一個は1日で余裕でつぶせる強さ。
災害を超えて天災レベル。
過去作で出てきた一番バケモンだったのは大陸一個潰した逸話持ってる。
「大陸つぶせるような奴だったらおしまいですよ」
「古龍とか終盤でようやく勝てるレベルだからなぁ…」
「弱音はかない！行くよ！」
デスポーン覚悟しとくか…。
最近グラブル再開しました。
風マグナ鬼つよですね風ヤクザになります。
