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とあるスピードファイターのお話23

一週間に一回の曜日不定期型投稿マン。


今回ちょっと短めかもです。

いいところで切ったらこんな感じに。


「どうしたんだい妃翠くん、ぽっかーーんとして」

「えっとですね、この外陰あるじゃないですか」

といま羽織っている外陰を示す。

「それのおかげで追いかけられなくなったって言ってたね。それがどうかしたのかい?」

「これ、あの人に作ってもらったんですよ」

と壇上から降りているミリリア将軍を指す。

「へ?」

「ほら、これ」

外陰のステータスを表示させる。

「マジじゃんか」

「驚きでしょ」

いやーなんであんな下町にいたんだろあの人。

不思議極まりねぇ…。

「よぉみすりる、それに妃翠。お前らもやっぱり来てんだな」

「どなた様でしょうか」

「その反応はつれなくね?と、言いたいところだがまぁしょうがない。予選でちょろっと刃交えたぐらいだからな」

「お、アイン君じゃないかー!正確には刃すら交えれてなかった気がするけど」

「うるせぇ。予選すら突破できないとは俺も弱くなったなぁ、って感じ」

「いやいや、煽っといてなんだけどこの子に勝てるのは多分それこそシステムぐらいしか勝てないよ」

とかいいながら俺の頭をポンポンするみすりる。

あー年上の人にこれされるのいいわー…。

「案外そうでもないですけどね。10分耐えられたらそこで終了ですよ?俺」

「へ?何それ初耳」

「言ってませんでしたからね。10分以上の戦闘継続にはどうやらスタミナ的に…」

「お、その言い草はやっぱあれか?極ってんのか?ガン振りなのか?」

「その辺はあれですよ、企業秘密ってやつで」

「ってか極以外であれはチートだわー」

って言いながら笑うアインさん。

背丈は200㎝手前ぐらいかな?

いい大人のイケメンって感じ。

向井〇さんをちょい熱血系に寄せた感じ。

イケメン。

「お、おぉ…。男ってわかっててもじっと見つめられるのは照れるなおい」

照れ気味の顔もかっこいい。

イケメンって反則、うん。

「男に見えないよねぇこの子」

「全く見えんな」

「一応付いてますよ、ちゃんと。見ます?」

「いや遠慮しとくよ。そっちのケはないんでね」

「一安心です」

ふっ、と初期のほうに出会った男を思い出す。

ヨノナカニハイロンナヒトガイルンダナー




そのあとも少しアインさんと談笑してフレンド登録をした。

ギルドメンバー以外では初めてやん、フレンド登録。

俺って実は結構ぼっち?

大丈夫知ってるから。




「諸君!どうやらワイバーンが我が国の勢力圏内へ侵入したようだ!これをもって只今からワイバーン撃退及び討伐作戦を開始する!」

勢力圏内に来ないと攻撃しちゃいけないとかそんな国家間の決まりでもあるのかな?

飛竜系の素材は貴重だからかねぇ。

「パーティを組んでいない者は私のところへ!前衛職はソロでも問題ないが後衛職はパーティの方が生存率が圧倒的に高くなるので不足なく来てくれ!」

何人かが前へ歩いていく。

「パーティを構成出来次第出発する!今のうちに持ち物の最終確認をしておけ!」

「全員ポーション持ったー?」

「下級だけど上限分持ってます!」

「おっけーよー」

「完璧ナリ!」

「ん…、おっけ。」

「戦闘に参加する気はないけど万が一があるから上級持ってるわ」

「そーゆーマスターは持ってますか?」

「上級ポーションも万全!落ちる気は無し!」

「流石」

「なんでマスターと翡翠石さんは上級持ってるんですー?」

「βテスター報酬さ!」

「なるほど!羨ましい限り!」

一応俺もおっけー…、あ、忘れてた。

装着部位は…背中…。

外陰が取れてしまう!

まぁ戦闘の時だけ外せばいいか。

つーわけでサクッと外して、ビジュアルがちょっと心配だけど妖精の羽を装備。

「妃翠さんどうしたんです?外陰外して…ってなんですかそれ!可愛い!」

「妃翠くんとて戦闘の時は邪魔だから外すだろう…ってなにそれ可愛い!!」

「え?何々っ?って可愛い!」

「あらー、妖精の羽みたいねー可愛いー」

そして無言で親指を立ててグッってしてくるパール。

はーんこれ運営図ったな。

小説のアイデアとかキャラ設定とかなんかある人は簡単に僕にメッセでも適当に送り付けるとその設定が反映されたキャラが出てくる可能性大。

腐らせるぐらいなら僕に下さいな!


誤字誤植、気を付けてはいますが多々あると思いますので見つけ次第報告をくれると助かります!


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