【偉大な】俺よりすげぇモフに会いに行く【モフを求めて】
昨日更新がなかったのは…アレだよ。日中はドラクエ7リイマジンドやってましてね…で、バイトからのブルーアーカイブストーリー更新で書く時間が無かったんすよ…許して
「それじゃあ配信する。今日は上野のモフの楽園ダンジョンに来てる」
「今日は黒狐ちゃんもいるぜぃ!ピース!ちなみに今日はカメラマン専任だぜ!」
:待ってた
:相変わらずゲリラじゃねぇかw
:友人Aニキ仕事して
:今日は日曜日!お狐兄妹てぇてぇが見れるのか⁉
:(てぇてぇは)ないです
:モフの楽園ってアレだろ?上野動物園にもいないモフと触れ合える観光ダンジョンだろ?
:白狐さんが求めるようなモフがいるのかぁ?
「いる。下層レアモンスターフェンリルのモフは極上のモフと聞いた。美しい毛並みの海に沈んでみたい。」
「あわよくばフェンリルちゃん餌付けできないかなーってあたしは思ってるよー」
:無茶苦茶だwこの兄妹w
:モフをモフりたい←分かる
じゃあ妹連れて下層に行くね←分からない
:黒狐ちゃんもCランクとは聞いたけど…下層大丈夫なの?養成学校って基本的に中層までしか降りないんじゃないの?
:ってかなんでモフれて餌付けできる前提なんだ…?
「だいじょぶだいじょぶ!下層なら最悪逃げ切れる自信あるよ!深層はまだやばいけどね!」
「ん。その通り。大丈夫何かあっても俺らには子孫大好きご先祖がいる」
(わっちに任せるのじゃ!な~に、可愛い子孫を害する輩はちゃんと処理してやるからの!)
実に頼もしい宣言だ。まぁ実際にご先祖の出番となったらそれは俺がご先祖を憑依させることになるんだけど。できればそれは避けたい。なぜならご先祖を憑依するとなったらお面外さなきゃいかんくなる。
とにかく今日やることは説明…あ、忘れてた。
「あ、そうだ。今日の目的はフェンリル。でも他のモフもモフる。満足したらフェンリルに会わずともおしまいかも?」
「ま~もしかしたら一生おんなじ子をモフってるだけの絵になるからね~。今日の配信は面白みはないと思うよ!」
:ふむ。癒し動画ですか良いですね
:たまにはのんびりとして事件も起きない配信もアリだよな
:↑それなんてフラグ?
今日は下層1層からスタート。フェンリルは森林系フィールドが存在するダンジョンであれば箱庭式でもOW式でも出現する可能性はある。ただし、ファンタジーよろしく神聖な存在扱いなのか強大な力を持っているからなのかどこのダンジョンでもレアモンスター認定されている。
噂によれば海外のどこかのダンジョンでは下層の特定の階層では通常モンスターとして出現する所もあるらしい。
(じゃあそのダンジョンに行かんのかや?)
ダンジョン行くためにわざわざ海外行くのめんどくさいよ。というか日本の南関東圏だけでいい。それなら日帰りで行ける。ダンジョンに泊りがけなんて死んでも嫌。
「じゃあ下層1層行こう」
「おにぃ、ふれあいコーナーのウサギモフってからいかない?」
「よし、ウサギをモフってから行く」
:妹にダダ甘w
:黒狐ちゃんがお願いしたらなんでもやってくれそうw
「ちょっとぉ~?おにぃが私にだけチョロいみたいに言うのやめてくれる~?おにぃはシスコンかもしれないけどまともなんだから!ね!おにぃ?…な⁉」
「ん?」
ウサギモフリたいって言ったの葵の方だぞ。なぜまだモフっていないんだ。見ろ、俺なんて動けなくなったぞ。膝の上でウサギ(一応魔物)がリラックスしてる。しっぽにも何匹か暮らし始めてしまったぞ。
:な…なんだと…⁉
:この数秒目を離しただけでなんでウサギに囲まれてんだよww
:ちょっとそこのウサギさん?私と代わりましょ?白狐さんのしっぽをモフれるなんてうらや…許せないわ!
:ちょっと本音出てるぞw
「ぬお~~~!おにぃから離れろ~卑しんぼラビッツめ~」
:お兄ちゃん取られて嫉妬してるw
:ウサギに兄をNTRれる妹の図w
:寝てから言え定期
えぇ…?悪いのウサギか?
葵は俺の元にダイビングしてきた。しかし妹の狙いは俺の膝の上のウサギではなくどうやら俺のしっぽで埋もれてる個体のようだ。華麗に埋もれしモフを俺のしっぽから抜き去って自分がモフっている。ついでに俺のしっぽを枕にしている。
:なんて早業。
:兄に甘えに行きつつウサギも確保するパーフェクトプラン
(平和じゃの~)
お茶飲んで和んでるんじゃないぞご先祖。というかそのお茶と湯呑どこから出した
***
5分くらい使った。じゃあ今度こそフェンリルを探し求めて下層へ行く。
「黒狐ちゃんよ、満足した?」
「した!おにぃとウサギを同時にモフれて大満足!」
「じゃ、下層行く」「お~!」
:フェンリルに会えるかな?
下層1層。ここは……風そよぐ平原…というより木々の丁度生えていない広場?みたいな場所。でも風はそよいでいる。木々をものともせずに
「お~!風が心地いいね~。でもこの階層にフェンリルちゃんは居なさそーかな。」
「じゃあ下の階層目指そう」
:なんでフェンリル居ないって分かるの?
「私はね~勘が良いんだよ!そして鼻も効くのサ。ここは特に風が吹いてるおかげで匂いが流れてくるからね~。おにぃは耳がいいでしょ?私は鼻がいいんだよ」
:はえ~。得意分野違う感じか
:二人ともお狐様だし勘はどっちも良さそう
勘かぁ。妹は良い予感が良く当たる。逆に悪い予感はあんまり当たらないというか感じにくいらしい。
対する俺は悪い予感が良く当たる。良い予感は基本感じない。性質的には真逆だったりする。ご先祖は預言者ばりに当たる…らしいよ?やってるところ見たことないし本当かは知らんけど。
さて。上野のモフの楽園ダンジョンはOW式ダンジョンである。なので階層の移動は実は全部石碑でやるのだ。もちろん下に行くには行きとは別の石碑を探さなければならない。幸いなことにここのダンジョンの下層は踏破済み。道は覚えているから手間はかからない。
あ、【召喚】ホウ。そして【憑依】ライ
ホウを呼び出し索敵を。ライを憑依していつでも広範囲に対応できるようにしておく。今のここは敵地ど真ん中だから。
「しれっと憑依するよねおにぃ」
「いちいち宣言するのは時間かかる」
:確かに最近気づいたらメッシュが生えてるよね
:まぁ下層から下は命取りになりかねないしコンマ1秒すら惜しいのは分かる
「じゃあ私はカメラマンに専念するよー。守ってねお兄ちゃん」
「任せろ。お前には虫一匹近づけない」
「きゃ~おにぃかっこいい!あっ!ジンライタイガーだ!おにぃモフろう!」
「いい案。ホウ、手伝って。」「こん」
:今の白狐さんは黄色いメッシュだから…雷属性?
:ジンライタイガーとは相性悪くね?
ジンライタイガー。その名の通り雷を纏って高速移動し獲物が知覚する前に首を狩る魔物だ。そして今の俺はライ、つまり雷属性を憑依しているため相性最悪。憑依転換では一撃もらう。だからホウに一瞬の隙を稼いでもらう。限りなく細かくした水球を生成してもらいミスト状の壁を作る。当然ジンライタイガーはもうこっちに向かって飛び込んできているので今更軌道の修正は不可。なので壁にぶつかる。その結果何が起こるかと言えば…
:うおっ眩し⁉
:ジンライタイガーの仕業か⁉
:いや違う!ミストの壁にぶつかったことで自身の纏う電気を放電させられているんだ!
そう。放電する。水は電気を通しやすい。そこに電気を纏った物体が突っ込んできたらそりゃ水に電気が広がる。そしてこの壁は実際にミストであるわけではなく、極微細な水球の塊。質量をもっているため一瞬は明確に動きが止まる。その間にジジに憑依し直す。ジジは土属性の眷属だが多少は植物も操れるし生成できる。だから植物の蔦(力を一時的に吸い取る)で拘束する。
「ガルッ⁉グルルル…ルル…」
「ん。手荒な真似をした。すまないけど…モフらせてもらう」
「トラの毛並みも中々触り心地いいんだよねぇ…フフフ…」
「ガルルル…みゃーん」
:!投降したぞ!
:じ、ジンライタイガーがお腹見せて降伏してる…
:森林の暗殺者とさえ言われたあのジンライタイガーが…⁉
力の差を理解したらしい。素直にお腹を見せている。では、お腹をモフる。あ^~。雷纏うこともあるおかげかすんごいフワッとしてる…これはこれで…いい。
「よ~しよしよしよし!大人しいいい子でちゅね~わしゃわしゃわしゃ~。良い触り心地~」
「ん…手が幸せに包まれてる。」
「みゃ~ん♪」
:あ~!イイナ~!
:くっ!落ち着け俺ェ!こいつは探索者も食い殺すジンライタイガー!だぞ!
:ゴロゴロ言ってる…
:ジンライタイガーASMR会場はここですか
しっかり猫吸い…じゃないトラ吸いも堪能してから森に帰した。もちろん傷は治してやって。やはりモフはいい。けどまだまだ。フェンリルを狙うよ
トラが実際に猫みたいに鳴くのかは知りませんけども、ネコ科だしセーフでしょ(適当)




