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雨夜の方舟  作者: 雨四光
戦争の否定
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戦争の根絶

新学期が始まってから二ヶ月程、それは起きた。

突如としてネバダ州にある米軍基地が襲撃され、そこから、半日とたたずにロシア、ドイツ、フランスなど各国の軍事基地が襲撃され、各国の軍は甚大な被害を負った。そして、最初の襲撃から24時間後犯人からの犯行声明が出た。彼らは、戦争の根絶を目的にしているのだという。とは言え、私とはあんま関係ないだろう。

「しっかし、ヤベェよな。あの連中。お前らどう思う?」宮坂がそうぼやくと、「ほんとにそうよね、私らからしたら、いい迷惑だわ。」結崎がそう言った。「まぁ、災害みたいなもんだよね」私が言う。「とは言っても、本当に戦争の根絶をしてくれるなら、そう悪い事じゃないんじゃない?」沙希が呟いた。「でも、これでさ、本当にそんな事が出来たらノーベル平和賞もらえるかな?」私がそう言うと、「まぁ、もらえるんじゃないかしら。別名ノーベル戦争賞だし。」結崎がそう反応する。「それは流石にアウトだろ」宮坂が言う。「そんなことより、起動エレベーターの事前学習ちゃんとやったの?」沙希が言った。私が「バッチリだ。」と言うと、「じゃあ、起動エレベーターと大規模太陽光発電の基礎理論を構築したのは?」沙希からの質問に私は「アメリカのロムッテロ兄弟だろ。兄のハントシー・ロムッテロと」「弟のハンツキー・ロムッテロよ。」結崎が答える。「まぁ、なんにしろ楽しみだな。起動エレベーター校外学習。」宮坂が言うが、「だからと言って、シンガポールまで行くのは遠いよな。金も掛かるし。」私がそう言うと、「行く機会なんて、二度と無さそうだし、別にいいじゃない。」沙希がそう言い、「そうよ雨夜、それに思いもよらない発見があるかも知らないじゃない。」結崎が言った。

そうこの時は、知らなかった。これから待ち受ける争いを。

新章が始まりましたね。今回はガンダムパロが多めです。

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