表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雨夜の方舟  作者: 雨四光
プロローグ
4/57

実戦訓練2

「どうすんだよこれ」宮坂がため息混じりにつぶやいた。それも無理は無い。私たち以外の班が、4対1という人数差がありながら、先生に負けたのだから。「まぁ、量より質が物を言ったんだろ」私がそう言う。「しかも先生、能力ほとんど使って無いわよ。」結崎が冷静に分析する。先生が「最後の班、準備は終わりましたか」と言った。「はーい。今行きまーす」「じゃあ、行くわよ。」そう結崎が言った。「よし、行くか。」そう言ってPN-56 アサルトカービンを取り出すと、「「「え」」」驚きが周囲に伝播した「どしたん?話聞こか。」私が言うと「口説き文句はいいですから、なんで銃持ってるんですか?」先生に言われた私は、「合法ですよ?」と言い、沙希は「そもそも、自己紹介の時点で特技は狙撃ですって、言ってたんじゃ無いですか?」と言った。先生は「そういうことじゃないんですけど…もういいです。免許持ってますか。」先生は頭を抱え、ため息を吐きつつそう言った。「持ってますよ」免許を見せる。「わかりました。じゃあ、初め!!」先生の号令と共に私たちは、先生へと向かって行った。

「先手必勝!」宮坂が殴りかかると、「甘いですね。攻撃の軌道がわかりやすすぎます。」先生は体を傾け、最小限の動きで躱す。そこに結崎の蹴りが入るが、先生は体を傾けてかわす。「そんな、攻撃では当たりませんよ。」先生が言うが、「ところが、ギッチョン!」私はPN-56をぶっ放し、先生に直撃させる。あまりダメージは出てないが少々苦しそうだ「味方がいるのに躊躇なく打ってくる。良い度胸と腕してますね。」先生が言うと「安心してください。それ、ゴム弾なんでね。」私は言った。先生は「そうですか。ですが、学校で使う時は配慮してくださいね。」と言った。「隙あり!」宮坂が飛び掛かるも、先生はそれを、すらりと躱す。私は「大声だして突撃してどうする。油断大敵はお前の方だぞ。」とヤジを飛ばす。「うるせぇ!」宮坂が反論する。「そんなこと、言ってる場合!?」結崎が怒っている。

そこに、沙希が無言で刃を出し、首元に突きつける。

PN-56アサルトカービンは、現実にはない私が作った武装です。機能としては、フルオートとセミオートの切り替えが可能で、グレネードランチャーを銃下部に装着できる。他にも色々機能がありますが、それは追々話します

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ