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(一)-6

 周囲の視線が母に集まっている。まあ、当然だろう。

 父は運転席のドアの所にいる妹に「久しぶりだな、元気にしていたか」と声をかけながら頭を撫でた。

 そして半開きになっている運転席のドアを開けた。

「早来、父ちゃんと一緒に行くか」

 そう言いながら、ドアのすぐ内側に付けられているハンドルを握り、運転席に上がろうとした。

 僕は慌てて後ろのベッドに避けてから助手席に戻った。

 父は運転席に入り、ドアを閉めるとエンジンをかけた。

「ちょっと! あんた、私の話を聞いているの!」

 母もトラックのそばに来たのだろう。


(続く)

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