【特別編】イタズラは程々に
トリック・オア・トリート!
ボルス城。
黒い雲が天を覆う。雷鳴轟く空は鳴り止まない。強風により窓々は揺れる。大嵐吹き荒れる。
円卓。星霊10人一同、一点を見つめていた。目線の先、彼女たちの主でもあるユミナは両肘をテーブルに付き、両手で口元を隠すポーズを取っていた。
「諸君、これよりヴァルゴの部屋に侵入してイタズラを仕掛けたいと思う。何か妙案はないかね............」
「「「はい、解散〜」」」
全員立ち上がり、帰ろうとした。
「ちょっと、待てぇええぇ!!!!!!!!!!!!」
◇◆◇
アシリアとの豪華客船イベントが数日後に迫っている。時期的にハロウィンと被るので、折角だし何かしようと提案したのが事の始まり。因みにヴァルゴは現在、アシリアの護衛でボルス城にはいない。
「おーい、フェーネ。戻ってこい〜!」
窓を開け、レオは外にいるフェーネに話しかけていた。
「は〜い!!」
「「「リブラ様。如何でしたか?」」」
「えぇ、良い風魔法でしたよ!」
「「ありがとうございます!!」」
エルフたちはリブラから賛辞を受け取り、嬉しさでいっぱいだった。
「どうだった、レオ。私の稲妻」
「お前......邪龍にぶっ放した威力よりも強くねぇか......」
「だって〜 ユミナが『最大威力を出さないと二度とお仕置きあげないから』って」
ため息しか出ないレオ。
舞台装置を演出してくれた従者たちは玉座の間から退場。残ったのは星霊と私だけ。
「みんな、今日はハロウィンだよ。トリック・オア・トリート! しないと」
「なぁ、お嬢。それって......お菓子をあげないとイタズラするぞ、じゃなかったか」
「そうよ、イモナちゃん。みんなで仮装&お菓子を食べて終了! でいいじゃないの?」
「甘いわ。そんなほのぼのイベント、私は認めません!!!」
10人、ため息を吐くしかできなかった。
「みんな、ハロウィン楽しみじゃないの?」
「僕たち、いつも仕事だったから」
「イベント毎には興味なかったわね」
「あ! でも、ハロウィンと言えば、アレだよ!」
「糖尿病か!!」
「トウニョウビョウ? 何それ?」
「昔、オニキスに巨大カボチャ隕石を堕とした太った科学者が居たんだよ」
「トーニービ博士だっけ」
「違う。トニービョーだよ」
「あれ? トレーニーじゃなかったか」
「ドクタートウビョー」
「............トレービル博士です」
色々変な呼び方されて、最終的に病名まで進化したってことか。みんなに代わって謝罪するよ、トビー博士。
「で、目的は?」
「確か......オニキスを征服する為に、別の惑星から来た宇宙人だったな」
「隕石の名称、ジャック玉にしましたね?」
「アレは酷かった。ジャック玉を何度斬っても、中からアリ型のキャンディー兵が大量発生」
「しばらく飴と蟻は見たくありませんでしたね」
「アリに甘味を注入して、味覚革命を覚えさせた実験過程で誕生したんだよね」
身内ネタだけど疎外感が半端ない。なんだろう......両親の若い頃の話を子どもが聞いても、次第に両親だけに共感できるネタで埋め尽くされ、子どもたちを置いてけぼりにしているような感覚。
「ユミナ。お前、クイーンとは良いのか?」
「大丈夫。ちゃんと言ったわ! 『本当はクイーンと一緒に過ごしたい。でもね、私には大いなる使命があるのよ。だから、ごめん』ってね!」
10人、部屋の隅っこで固まる。
『おい、アイツヤベェーぞ』
『自覚ないみたい〜』
『自ら重い枷を背負ってる』
『主は超弩級Mだし』
『マスター。日に日におかしくなってきますね』
『どうするのよ、このままだとユミナちゃん。私たちも蔑ろにするかもしれないわ』
『お嬢は一度決めると頑固だからな〜』
『本当に真名を教えて良いものか不安になります』
「それ、私だけ大ダメージを負うのですが......」
サジタリウスの言葉に一同、深く頷いた。カプリコーンだけ心配顔を浮かべている。
「おーい。主をほったらかしにするなー」
「そもそもユミナ様。どうしてヴァルゴにイタズラをしたいのですか?」
「ヴァルゴにイタズラするよりも、部屋に入ってイタズラしたいのよ」
アリエスの一拍。
「皆さん。船の準備に戻りましょう」
みんな、出て行こうと行動する。
「待ちたまえ! 諸君。何をそんなに躊躇うんだ」
「確定半殺しコースなのに、やる意味がない」
「どう考えても、最悪な未来になる予感しかない」
「まだ死にたくない」
様々な意見が寄せられた。なるほど......
「分かったわ。ヴァルゴへのイタズラはやめるよ」
10人、ホッとする。
「代わりに......みんなのお部屋訪問ツアーを実行します!!!」
「よし、みんな席に着け」
「作戦は念密に」
「時間がないわ、キビキビ動くのよ」
オイ......そんなに見られたくないモノでもあるのか......ポンコツNPCども
そんなこんなでなんとか一致団結になったユミナ軍団。
深夜の時間帯。
「おはよう〜〜ございます〜〜(寝起きドッキリ低音ボイス)」
使われていない空き部屋に集合した私たち。
「ふふん! イタズラに力が入る良い夜ね!」
「あの〜 ユミナ様。この衣装どうにかなりませんか?」
「似合っているわよ!」
私はサムズアップした。
全員身体にフィットする黒のライダースーツを纏っていた。当然私も同じライダースーツを装備している。
「良いかね、皆の衆。我々の目的はヴァルゴの部屋に侵入。その後イタズラを仕掛ける!」
「寝込みを襲うのか」
チッチッチッと指を横に振る。
「私の寝室で何度も襲ってるから新鮮味がないのよ」
「......もしかして、我々にも」
全員半眼で私を見ていた。
「勿論よ」
「私たちの純潔はもう無いのね............」
みんな、悲劇のヒロイン面している所、申し訳ないけど。私を襲う率の方が高いこと忘れていない?? 毎日、私の貞操とVR機器からの警告がヤバいのよ。その後、お決まりの白陽姫ちゃんからの嫉妬の眼。あの眼を冷ますために、身体を張っている身にもなって欲しいよ............朝、腰が痛いです by せつな。
少しくらい欲望を全開にしてもバチは当たらないと私は思うのよ!
「では、みんな行動開始!! 持ち場に着け!!」
私の合図に渋々従う10人だった。
空き家には私とアリエスだけが残っていた。
「さてと、【宇宙最大の大いなる意志】」
アリエス、ジェミニ、そして標的のヴァルゴ以外の星霊が映し出された。毎度思うけど......星霊との交信場面が完全にリモート会議だよな〜 父さんが仕事で実際にリモート会議しているから見慣れているけど、私もリモート会議を、しかもVRゲーム内で行うことになるとは、人生何が起きるのか分からないね〜
「こちら、ユミナ。どうぞ!」
『スコーピオン。標的を追跡中。どうぞ〜』
『こちらピスケス。スコーピオンとは別方向から追ってる。どうぞ......』
今ヴァルゴは2階に居る。スコーピオンとピスケス、タウロスが2階担当。意外に早く見つかったな......
実は今回の作戦で一番の事案。それはヴァルゴの部屋が誰も知らないこと。可笑しいよね、城の持ち主でもある私ですらヴァルゴの寝室の所在を掴めないんだよ。部屋が分からないままではイタズラなんて夢のまた夢。各部隊の持ち場を決め、ヴァルゴを目撃したら追跡。ヴァルゴに日中悪戯されたので、『今日は一緒に寝ない、罰よ』の刑を執行している。この場合、大抵自室で寝るのがヴァルゴだ。......自室で就寝することって当たり前だよな、何故、毎日私の寝室で寝てるんだろう????
「宇宙最大の大いなる意志をこのような使い方する星霜の女王は、ユミナ様だけですよ」
「オニキスに存在するあらゆる情報を閲覧できる能力は、正直使いたくないのよ」
初めから知った状態でゲーム攻略しても面白くないのは、十二分の味わった。主に魔法学園で......
「だから、星霊との交信ツールとして活用するしかないのよ。宇宙最大の大いなる意志は〜」
『こちら、タウロス。ヴァルゴ、消えたぞ、どうぞ』
「はぁ!!? マジか......」
城内のマップを展開。タウロスの現在地を記す。
『サジタリウス、庭園にヴァルゴが突然現れました。......どうぞ』
「瞬間移動したのか......」
「息を吸うように平然とやって退けるので」
『リブラ、湖上をダンスしながら優雅に移動しているヴァルゴを目撃、どうぞ!』
「アイツ。何やってるんだ????」
『スコーピオンよ。大鮫10匹。骨まで喰べられたわ......どうぞ』
「性欲を食欲でかき消そうとしているわね。どうぞ!!!」
「......真面目に解説する状況ではないかと。ど、どうぞ...」
『レオだぞ。ヴァルゴ、コスモス行きのエレベーターシャフトに入ったぜ』
「いつの間に!!?!?」
『何故か......ボタンを連打してる。あっ!!? どうぞ』
コスモス行きのボタンは一つだけだし、一回押すだけでシャフトは自動的に稼働する仕様のはず。
『キャンサー。城の真下。謎の空間を発見。どうぞ』
城の真下に空間???
『アクエリアスよ。ふぎぃいいい!!!!!!! この扉、開かない!?!?!? どうぞぉおおおお!!!!!!!』
アクエリアスの画面から見える豪華な造りの両扉。アクエリアスが力一杯にしてもビクともしない扉か。
「もしかしたら、かなりの重さがあると見た。何トンレベルの重さかも」
「何処でトレーニングしてるんですか......あの人は」
アリエスの言葉もごもっとも。何トンあるか不明だけど、態々、水中で重厚な扉で筋トレするのは、意味が理解らない。
「良し! みんな、一旦基地に戻ってきて」
◇◆◇◆
全員集合。約1名、疲れ果てている某アイドルがいるけど......
「みんなはヴァルゴの足止めをお願い」
「口で言うのは簡単だけど、実際実行するとなると骨が折れる案件だな」
「なるべくストレスを与えない足止めをしないと」
「幾らマスターを出逢って、真逆の性格になっても」
「元が悪魔の中の悪魔、だからね〜」
「行動一つ間違えたら、バットエンド不可避」
「誰か人柱になるしか......」
「何故、みんなしてユミナを見ているのか、全く分からないけど......??」
10分後、全員が各々行動を再開した。
『こちらアリエス。今からヴァルゴを呼びます。どうぞ』
『アリエスとヴァルゴが調理場に入っていくのを確認。どうぞ』
『ピスケスはそのまま、外から監視。サジタリウス、行くぞ』
『OK! 私とレオで更に時間稼ぎ開始。どうぞ〜』
『全エルフに協力してもらい、訓練の指南役をやらせます。リブラも近くで観察を継続します。どうぞ』
『天空島で団子食べさせましょう。カグヤが今日のノルマ達成できないと嘆いていたし。どうぞ』
『そう言えば、スコーピオン。ヤク饅頭量産計画は? どうぞ〜』
『やる事リストが無限に増え続けて、手が回らない。どうぞ』
『まどろっこしいな。オレが食うぞ』
『おバカ! 何のために苦難を乗り越えたと思っているのよ。どうぞ!』
その後もいつもの喧嘩が宇宙最大の大いなる意志発動中に繰り広げられていた。それでも皆んなの手が止まることはなく、順調にヴァルゴを自室から遠ざけている。
スコーピオンが造った一定時間、水中でも呼吸できる薬アイテム(液体入り試験管)を服用した後、湖へダイブ!!
「あれね!」
確かに、見た目は横長の家。黒い屋根に壁は白い。城の下と繋げている太い柱があり、薄い膜で覆われた家という特徴を除けば、ごく普通の一軒家。
「最初の難関ね」
アクエリアスが力一杯、扉を押しても、引いても、スライドしてもビクともしない扉。勝手口や窓がない所を見るに、唯一の侵入口である。
「うん?」
試しに扉を開けると、普通に開いた。軽い力で開き、扉自体にも変なギミックもない。
「何よ、開くじゃない!!?」
まさか、アクエリアス......私にドッキリを仕掛けたんじゃないでしょうね。
ま、アクエリアスへのお仕置きは保留にして。今は目先に欲望へ直行!!!
私はヴァルゴの家に侵入したのであった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「う〜ん」
タウロスが項垂れていた。腕を組み、何かを考えている仕草が伝わっている。
「どうしたの」
アクエリアスがタウロスに質問した。
「大した事じゃあねぇえけど......ヴァルゴの部屋に関して大事な事を忘れているような気がしてな」
「思い出せないなら、大した内容じゃないってことよ、きっと」
「だと思うんだがな。それによ〜」
頭を抑えるタウロス。
「ヴァルゴの部屋の事を考えるだけで、頭に衝撃が走るんだ」
「どうせ碌でもない部屋ってことよ」
「お前の部屋も似たようなもんだろ〜」
「あらあら......不思議なこと言うのね。タウロスも同類でしょう」
「あはは......何を仰いますか............うん?」
眼を見開き、何かを閃く。
即座に青ざめ、汗が止まらないタウロス。深刻な顔を出し始めた。
「マ、マズい......!!?」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
物色を始めた。ただ予想していた展開は期待できなかった。
リビングも、小分けにした部屋も、普通だった。
「可笑しいわね。生活してる感じはするのに......」
違和感はある。キチンと整理整頓された室内。生活感はあるのに、生活していないみたいだ。
「なんか偽装めいた家だな」
そう、他者が家に入っても、ちゃんと規則正しく真面目に生活していますよアピール全開だった。
「少し震えてきた」
一皮剥けば、狂気が顕になる一歩手前まで来ているような気がした。
奥に進み、最後の部屋の前に到着した。
ドアノブを手を掛ける。
「行くぞ、ユミナ」
己を鼓舞し、扉を開け——————
◇◆◇◆◇◆◇◆
タウロスは何度も、ユミナを呼びかけても応答がなかった。
外から慌ただしい足音が無数。
勢いよく扉が開く。
「「「計画失敗!!!!!」」」
その言葉だけで、十分な答えだった———
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「はぁ!?」
思わず漏れた声。率直な感想。これ以外の言葉が見つからない。ある意味、絶望的展開。
「な、何よこれ............!?!?!?!?」
最後に残った部屋。そこそこ広かった。タワマンのLDK位かな。他の部屋に比べれば家主がちゃんと家で生きていた証を確認できた。喜ばしい筈なのに、素直に喜べない。寧ろ恐怖していた。
天井・一つの壁一面に至るまでビッシリと貼られた私の写真。写真を見る限り、ごく最近の私だと分かる。スコーピオンかキャンサーが復元したカメラでコッソリ撮ったのだろう。ってか普通にストーカーじゃん!!?
もう一方の壁には私の肖像画。高級そうな額縁に入れられ飾られている。重厚な椅子。漆黒の椅子は木で出来ている。かなりの高級品と見られる。まさか、椅子に座ってじっくり、ねっとり鑑賞会をしているんじゃないでしょうね!!?
「まさか......自分で描いたのか」
恐るべし。アイツだけ設定モリモリじゃね。時期神様候補です、とか言われても驚かない自信がある。
床。絨毯が敷かれていた。
「私の絨毯」
絨毯の模様が全て私。顔から足までの全身図が何人も横一列に模様として存在していた。
「せめてペルシャ絨毯とかにしてよ......」
私を踏む背徳感と今日も私に触れれた高揚感が爆上がりしているんだろうな〜
ベット。サイズ的にキングか。私のベットが部屋を9割覆うサイズだから、少々感覚が麻痺してる。
枕カバーが私も顔面一色。布団は白色で肌触りが良い。
「うん。もうツッコミはしない」
布団から少し露出した二つのモノ。ゆっくり布団を捲る。
「許可してない!!!!!!!」
私の抱き枕(等身大サイズ)が二つ登場した。
「流石に全裸じゃないか」
謎の安心。ゲームに感謝!
「私......こんなエロいネグリジェ着てたっけ?」
一つ目の表面がいつもの装備の私。裏面が生地の薄いネグリジェ。
二つ目の表面は何故かバニーガール姿の私。裏面はこれまた、何故? 私のウエディングドレス姿。
「ここに居ては、危険か」
客観的に無数の自分の姿を見て、酔ってしまった。一言で言えば、気分が悪い。
『回復薬で大丈夫ですか?』
差し出されたHP回復薬アイテム。瓶を受け取り、飲んだ。
「ありがとう! 助かったよ、ヴァルゴ」
「いえ、お嬢様の気分を治すのも私の務め」
暫し、私は身体を動かすのをやめていた。
余りに自然な会話。特に気にしていなかったが、冷静に考えて可笑しいと気づく。
ゆっくり後ろを振り向く。
非常にニッコリ笑顔のヴァルゴが後ろに立っていた。
「ひぃ......!!!」
突然の家主の登場。思わず尻餅を付いてしまった。
「見ましたね」
笑顔が崩れない。恐怖を感じた。
「薄々は気づいていました。でも、まさか。無断で私の部屋に入るとは......」
迫る濃密な圧。唯一の出入り口は塞がっていた。逃げれない危機的状況。
あ、終わったな......
「お仕置きです」
ヴァルゴの言葉を最後に、私の視界が真っ暗へ変わっていった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
木の吊るされている10の蓑虫。本当のミノムシではない。全員が逆さ吊りの星霊だった。
「案外、優しめで助かったな」
「問答無用で簀巻きにされた事実は変わりませんが」
「無駄に手際の良さ」
「逃げても先回りされる恐怖」
「結局私たち......ただお仕置きされただけじゃない」
「何も達成感がない」
「ま、でも——————」
「「「「人柱が居るから良いか!!!」」」」
笑顔の簀巻き星霊は思いの外、元気いっぱいだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
どうも、皆様、ユミナです。現在私は巨大鳥籠に住んでいます。鉄格子牢屋・監獄・拉致監禁、言い方はお任せします。
「はぁ〜い! ユミナちゃん、ご飯の時間ですよ」
鳥籠から入るエプロン姿のヴァルゴ。今日も刑が執行される
「い、嫌だ!?!?」
たじろく。逃げ場はない。
「さぁ、私がちゃんと立派に育ててあげますからね!」
ご飯をスプーンで掬い、私に迫るヴァルゴ。その姿は、子どもにご飯をあげる新米ママさんだった。
「もう許してぇえええ!!!!!!」
皆様、イタズラする時には覚悟を持ちましょう。以上現場のユミナからでした。
補足事項。
ヴァルゴの部屋やユミナ品はタウロスが全て作りました。(写真は別)
ただ、知られると自分だけのユミナ品が広まってしまう事を恐れ、タウロスの記憶を忘却させました。(本人談)




