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ソロプレイ中に人外NPCを助けたら、女型ユニークモンスターだけに囲まれるVR女王に就任した件  作者: 麻莉
シーズン4 悪魔は嗤い、被造物は踊る 【1章:アグネス女学園の乙女生活】
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恋人たちをGPSで管理中

「へぇ〜 そっちも大変だったね〜」


 私は今大浴場にいる。1日の疲れを洗い流すため......


「超大変だったので、ご褒美としてお嬢様の身体を洗います!!」


事後報告ご苦労様(既に洗ってるよね)......それご褒美なの」


 丁寧にヴァルゴに洗われるユミナ(アバター)。こんなに泡だらけになるとは......


 浴場に入ってるリーナに賛辞を贈る。


「リーナもお疲れ様」


「ありがとうございます。ですが、申し訳ございません。お役に立てず」


「気に病むことないよ。次、だよ!」


「はい!!」


「にしても、自白するとはね。ボゴボゴッー」


 頭から熱湯をかけられた。頭を振った。ふ〜 気持ちいい〜♪

 差し出されたヴァルゴの手に自分の手を置き、私たちも浴場に入った。


「で、どう。生徒会メンバーは」


「養護教師のエリーゼ・パブロヴニアのお話では、命に別状はないと。今は理事長に経緯を話しています」


「ただ、シフォン会長だけは未だ眠りから醒めないらしいです」


「あと......」


 私、クイーン、カステラが異空間から帰還後に知った事実。それは、大量の生徒が行方不明になった事実。どうやら、私たちが巻き込まれた天井から流れた激流は、学園内の至る箇所に発生。結果、100名以上の生徒が未だ異空間から帰って来ず。


「大胆にも程があるけど......」


「私とリーナが囚われていた異空間には生徒会メンバー以外、誰もいませんでした」


 となると別の場所......

 別の異空間に囚われている、と予想した。が、ヴァルゴ曰く犯人さんの空間魔法は欠陥品で一度に複数箇所に異空間を誕生させるのは不可能と。なので100名以上の生徒は学園内の何処かにいる。


「敵さん。どうしてシフォン会長を手放したのかな〜」


「私の力に畏れをなしたのでしょう。えっへん!」


 胸を張るな。削ぐぞ......


「冗談はそれくらいにして......結局シフォン会長だけを特別扱いした理由は分からず仕舞いか」


 私の言葉に何か言いたそうな二人。


「どうしたの?」


「いえ、私は分かります」


「お嬢様は相変わらず鈍感ですね」


「ど、どういう意味よ!!?」


 理由を聞きたいが二人の空間が出来上がっていた。


「良いですか、リーナ。これがユミナ様です。覚えておいた方が気分は幾分は楽になります」


「分かりました。変なことは言わず、ストレートに言います」


「ストレートに言っても見当違いな返答が待っていますので、心を保ってください」



「お〜い。主をほっといて雑談するな〜」











 そんな私たちの光景を眺める影が二つ。


「これはギルメンに言えないな」


「同じく」


 カステラとクイーンも大浴場に入っていた。


「湯気はあっても分かる美貌ってアリ!!?」


「いくらNPCでも同じ女として負けるのがこれほどまでに苦しいとは」


 ヴァルゴとリーナの全体を目撃した二人。落胆しか出なかった。

 ゲームで美少女・美女が登場するのは当たり前である。しかしながら目の前のユミナの従者は一線を画していた。恐らく、否絶対的に他のゲームで登場するNPCでは勝てない。それがユミナの従者NPCたちだった。


「二人ともこっちに来てよ。作戦会議するよ」


 手招きされるが、即行動が取れない二人。


「桃源郷に近付いて大丈夫かな」


「行ったら昇天するよ、多分」









 ◇◆◇◆


 私の寮部屋に集まった。


「さて、クエストのボスが登場。残すはオリバー・リーディエントを見つけ、行方不明の生徒を救出してクリア。なんだけど......」


 一同悩む。


「手がかりが皆無」


「理事長も動き捜索しても見つからず」


 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん


「もう一つ。カプリコーンが帰ってこない件について」


「ユミナ様と一緒に異空間に飛ばされたのですよね」


「激流で離ればなれ」


「オリバー・リーディエントが創り出した異空間は、今回校舎全て。【花嫁】の経験で倒せば異空間から脱出。元の世界に帰れるはず、ですが......」


「待てどカプリコーンは帰ってこない......あっ!」


 そっか。簡単じゃん!


 メニュー欄から【星霊】の項目を押す。



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 ・乙女座(ヴァルゴ):種族:【星霊】

 真名:【ラブ】

 職業:MAIN:【剣星】SUB:【悪魔】

 所在地:【アグネス女学園:寮部屋】


 ・牡羊座(アリエス):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【星聖】SUB:【聖女】

 所在地:【ボルス城:万物なる宝樹の種子(ユニバース・シード)の地】


 ・牡牛座(タウラス):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【星匠】SUB:【炎鍛治神】

 所在地:【ボルス城:鍛治場】


 ・双子座(ジェミニ):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【星導】SUB:【時幻】

 所在地:【叫棺(きょうかん)の洋館:ロンドン・ヒル】


 ・山羊座(カプリコーン):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【星天】SUB:【大天使】

 所在地:【アグネス女学園:礼拝堂地下】


 ・獅子座(レオ):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【星闘】SUB:【傭兵】、【剣闘士】

 所在地:【リリクロス:和ノ國:菊麗鳳酒蔵】


 ・水瓶座(アクエリアス):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【綺羅星】SUB:【人魚姫】

 所在地:【魔法学園】


 ・蟹 座(キャンサー):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【超兵星】SUB:【機械人形】

 所在地:【ボルス城地下:研究施設:コスモス】


 ・射手座(サジタリウス):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【弓星】SUB:【狩人】、【狙撃手】

 所在地:【魔法学園】


 ・蠍 座(スコーピオン):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【栄星】SUB:【錬金術師】、【科学者】

 所在地:【ボルス城地下:研究施設:コスモス】


 ・天秤座(リブラ):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【妖星】SUB:【森人妃】

 所在地:【ボルス城】


 ・魚 座(ピスケス):種族:【星霊】

 真名:【??】

 職業:MAIN:【溟星】SUB:【海竜帝】

 所在地:【リリクロス大陸近海:霧の海】


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 うん? 礼拝堂......()()??


「ねぇ、礼拝堂に地下あるの?」


 カステラに聞いてみた。


「いや、礼拝堂に地下に通じる道はなかったけど。どうして?」


「カプリコーン、礼拝堂の地下にいるらしい」


 一同言葉を失った。


全従者は割と自由に出歩いている。

不思議なことにユミナが城に戻ると全員スタンヴァイしてる......不思議だな~

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