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ブレイカー  作者: フィール
3章
129/156

3章:師と弟子の戦い

北の町、ノーラス。

その町に存在する最も高いビルの屋上。


その場所の、この世界においては新しい試みとして設立された公園のような場所。


かつてトラルヨークで出会ったタイフとシュルト。

その2人の戦いは、まだ続いていた。


憩いの場として建設されたその場所には似つかわしくない銃声を響き渡らせながら。



「うわっ!?」



未来眼(サーチ)の力で捉えた銃弾を避けるべく腰を低くしたタイフの頭上を銃弾が通り抜ける。



(このままじゃ埒が明かない……何とかしてシュルトを見つけない……とっ!)



タイフは低い姿勢のままその場から転がるように移動し、床へと銃弾が叩き込まれる。

シュルトと戦い始めてから、幾度となく繰り返された行動だ。


今でこそ未来眼(サーチ)の力もあって避けられているが体力は有限であり、避けるのに失敗すれば命の危機という緊張感で、心も体もますます疲労していく。


そんな状況でありながら、タイフは最初の会話以降にシュルトの姿を発見出来ていない。



(蜂弾(ビー・スナイプ)……だったか? 銃弾で銃弾を跳弾させ、好きな場所へ弾を当てるシュルトの離れ技。)



タイフは壁に体を隠しながら移動し続け、その間にシュルトの対策を考える。


無闇に近付いても、あのコウモリのような不思議な力で察知され、彼は隠れ場所を素早く変えるだろう。



(僕の位置を察知している力、確かシュルトは超音波と言っていたっけ。)



タイフは素早くその場から横へ飛び退き、彼の体を狙った銃弾を避ける。

何度目かわからない急激な体の移動により、タイフの息は少しずつあがり始める。

この屋上へと到達する迄に長い階段を登ってきたのだ、体力は元々全快とは言えない。


シモン司令官を狙撃した敵の正体を知りたい一心で、屋上へと全速力で移動してしまった。

こんな戦いになるとは思っていなかった彼は、その事を今更ながら後悔していた。



(自動的に屋上まで人を運べるような機械がもし開発されたら便利だろうな。)



タイフは壁の角に素早く近付き、そこから体を壁からさらけ出そうとした。

しかし、そのタイミングで放たれた蜂弾(ビー・スナイプ)がタイフへと迫り来る。



(うん、そう来るのは知ってる!)



タイプは、放たれた蜂弾(ビー・スナイプ)を姿勢を低くして前に飛び出すように素早く移動する。

結果的に壁の角から飛び出した形となったタイフは、シュルトから貰った銃を素早く構えると、向こう側に見える人影へと射撃した。



「うわっ! 流石だねぇ!?」



すんでのところでタイフの射撃に気付いたシュルトは、その場で素早く体を横へ移動させてその弾丸を避け、それと同時にタイフへと弾丸を数発放った。


タイフはそれを床を転がるようにして数発の弾丸を全て避けると、そのまま建物の壁へと身を隠した。


シュルトも冷や汗を拭い、別の建物へと全速力で走る。


時間にしては僅かな再会だったが、その間に起きた出来事は、2人の緊張感を更に高めた。



「くそ、外したか!」


「今のは危なかったよタイフ君、まさか危険を承知で飛び出してくるなんてね!」



悪態をつくタイフと、それを賞賛するシュルト。

命の取り合いをしているとは思えないそのやり取りが屋上の公園に響く。


ようやく捉えられたシュルトは再び身を隠してしまい、タイフにとっては不利な状況へと逆戻りした。



(見付けられても当てなきゃ意味が無いんだぞ! 肝心な時に僕は!)



タイフは、不甲斐ない自分へと怒りを向けるが、今はそんな時ではない事を思い出して再び移動を開始する。


そして、再び建物の壁の角に到達したタイフは、すかさず身を壁から飛び出そうとした。

しかし彼はすんでのところでそれを取りやめる。


それと同時にタイフが飛び出そうとした角目掛け、複数発の弾丸が撃ち込まれ、その先の建物へと複数の銃痕を付ける。



「角から出てくるのを狙ってる事によく気付いたね!」



シュルトはそう叫ぶと、その手に持った長身の銃。

一度に複数の弾を一度に発射する散弾銃を背中に回して仕舞うと、再び腰元から2丁の拳銃を取り出し、それを交互に放った。


放たれた1発の弾丸へと、2発目の弾丸が命中し、その衝撃で一発目の弾丸は直角に曲がると、壁に隠れたタイフへと迫る。



「くっ!?」



避けられたとはいえ、突然の散弾銃に気を取られていたタイフは、この攻撃に気付くのが遅くなった。

慌てて体を動かしたが、ギリギリ避けきれずにその銃弾はタイフの左の二の腕に掠った。


焼け付くような痛みに耐えながら、タイフは素早く角から体を出してシュルトへと数発射撃する。



「良いね! 楽しいよタイフ君!」



シュルトはそれを壁に隠れる形で素早く身を隠して避けると、再び壁に隠れたまま蜂弾(ビー・スナイプ)を放った。


角のところで直角に跳弾した弾丸は、再びタイフへと迫る。



「しっかり未来眼(サーチ)を見ていれば……避けられる!」



タイフはその迫り来る弾丸を素早く避け、シュルトの隠れているであろう建物の壁へと近付き、背中を壁に当てる。

シュルトとは、同じ建物を挟んで対面に位置している状態だ。



(シュルトの蜂弾(ビー・スナイプ)の前には、ここで睨み合ったままだと不利! だけど、移動しても彼には筒抜け……どうすれば!)



タイフは、対策を考えながらも銃のスライドを引く。

そして、不慣れな手つきで懐から弾を数個取り出すと、スライドを引いたことによって銃身の上に開いた穴へと弾を装填する。



(シュルトは超音波で僕の位置を調べている……ここに何かしらの弱点があれば……ん?)



装填が終わった後に、タイフはスライドをもう一度引いて元に戻す。

そして、頭の中に沸いた疑問の意味を考えながらも、未来眼(サーチ)の視界への注意を払う。



(超音波……コウモリ……音?)



未来眼(サーチ)の視界に、迫り来る弾丸を確認した彼は、その場で姿勢を低くする。


頭の上を通り抜けた弾丸を無視し、彼は素早く壁伝いに走る。



(超音波なんて、普通は聞こえない……つまり、シュルトには聞き取れるだけの聴力がある、それは彼自身も言っていた。)



考え事をしていたタイフは、再び迫り来る弾丸に気付くのが遅れた。

素早く移動するも、今度は左太腿の外側を弾丸が掠める。


痛みに表情を歪めながらも、この状況を打破出来る可能性がある疑問を解消しようと、タイフは思考を続けた。

その間にも、蜂弾(ビー・スナイプ)が何度も彼を襲うが、肝心のシュルトは視界に映らない。


移動するタイフに合わせ、おそらくシュルトも同じように移動しているのだろう。



(音……まてよ、もしかしたら!?)



タイフは、1つの対策を考えついた。

それを実行する為に彼は思考を辞めると急に立ち止まり、未来眼(サーチ)へと集中しながらその場に膝をついた。



(賭けるしかない!)






丁度その頃、タイフの居る位置の反対側で同じく足を止めたシュルトは、耳に帰ってくる超音波を聞き取り、彼の不思議な行動に困惑していた。



(どうしたんだいタイフ君? うずくまったりして……もしかして弾が命中したのかな?)



シュルトの耳から得られる情報からは、彼の身体的な異常までは分からない。

体を欠損していれば別だが、怪我をした程度は全く読めないのだ。



(痛みに耐えられなくなった? いや、彼の事だ……何か狙いがある?)



シュルトは、彼の行動に不審感を覚えるが、基本的にやることは変わらない。

自身の持つ2つの拳銃を構え、角度を調整する。


蜂弾(ビー・スナイプ)を確実にタイフへと当てる角度にするために。



(ふふふ、何を狙っているかはわからないけど……乗ってあげるよ! 期待してるよ?)



シュルトはタイフへの期待に胸を高鳴らせながら、射撃前に必ずやっている()()()()を行い、そして拳銃のトリガーを引く指を強くする。


長い間に何度も繰り返したその一連の動きは流れるように早く、彼の拳銃からいつものように弾が放たれた。


一発目の弾丸に2発目が命中し、一発目の挙動を大きく変え、何度もやってきたように的確にタイフへと弾丸が向かっていく。



(さぁ……()()()()())



弾丸を放ってから少しの後、シュルトは先程行ったある行動をもう一度行い……そして驚愕した。



「なっ!?」



シュルトは慌てて顔と銃をそちらへ向けるが、遅かった。

タイフの放った弾丸は、見事にシュルトの右太腿を貫通し、よろめいた。





「やっぱりな。」



自身の放った1発の弾丸がシュルトの右太腿を貫通したのを確認したタイフは、銃を構えたままシュルトへと近付いて行く。


姿をその目に完全に捉えながら。



「超音波を聞き取れるような超聴力持ち……そんなシュルトが銃を使っている。 そこで僕は気付いたんだ。」



負傷した右太腿を引き摺りながら、少しずつ距離をとるシュルトの姿を見ながら、タイフは銃を彼へと向け続ける。



「そんな聴力で、果たして()()()()()()()()()()()()()()? ってね。」



その言葉を聞いたシュルトは、痛みに表情を歪めながらも本気で楽しそうに笑顔を浮かべていた。

彼にとっての最大の弱点を見抜かれたという事実がありながらも、タイフの読みの強さに彼は本気で喜んでいるのだ。



「だから賭けた、未来眼(サーチ)ではシュルトが撃つ瞬間は見えないけど、飛んでくる弾は見える。

そこを狙って急いで移動したんだ。

撃つ瞬間だけはその力を何かしらで封印してるんじゃないかって考えてね! まさか()()()()()()()()()っていう単純なやり方だとは思わなかったけど。」



それを聞いたシュルトは、本気で嬉しそうに拍手をする。

眼前に銃を突き付けられているとは思えないほどに無防備に。


彼は、生まれつき耳を動かせる数少ない人種だった。


その生まれ持った力を鍛錬で伸ばし、コウモリのような大きな耳を射撃の度に畳んで耳栓代わりにする能力を会得していたのだ。


しかし、それを行えば結果的に超音波による索敵は出来ない。

それがシュルトの弱点だった。



「凄いね……理由はわからなくてもそれに気付くなんて。

流石だよタイフ君!」


「貴方は足を負傷した、もう逃げられない! 殺したいわけじゃないんだ、教えてくれ……なんでこんなことを?」



タイフの質問を聞いたシュルトは、その笑顔のまま本気で不思議そうに首を傾げる。

その様子を見たタイフは、苛立ちを覚えて語気を強めた。



「約束の筈だ、僕が勝ったら全てを話すって!」



笑顔のままのシュルトは、やはり笑顔のまま傾げていた首を元に戻すと、首を横に振って呆れたような行動をとる。


その様子に嫌な予感を覚えたタイフは、突きつけた銃を彼の頭へと向ける。



「約束したね、間違いないよ?」


「なら!」



タイフが全てを言い切る前に、シュルトは口元で人差し指を横に数度振った。



「勝ったら、でしょ? まだ負けてないよ?」


「何!?」



驚くタイフに向け、シュルトは背中に背負っていた散弾銃を素早く取り出すと、それを躊躇なく射撃する。

それを未来眼(サーチ)で辛うじて察知できたタイフは、素早く壁へと身を隠してその広範囲の弾丸を避ける。

しかし、その中の1発がタイフの左肩へと命中し、血が地面に飛び散る。


傷を負ったとはいえ、間一髪だった。

未来眼(サーチ)が無ければ死んでいただろう。



「足がやられても……戦えるのが銃の良さなんだよ! タイフ君!」



顔を出そうとしたタイフに向け、もう一度散弾銃を放って威嚇したシュルトは、可能な限り素早くタイフと真逆の方の壁へと背中をつける。



「くそ……!左腕が!」



タイフは、圏を構えていた左肩を撃ち抜かれてしまい、武器を構える力が弱くなる。

これでは、敵に投げるだけの力は残っていないだろう。



(使う機会はまだ無かったけど、完全に使えないのは不利だ。

だけど、シュルトだって足を怪我してる……まだ勝てる!)



タイフは肩を庇いながらその場から移動しようとする。

しかし、タイフ自身も弾丸による傷の痛みで全力では走れない。

しかし、止まっていてはシュルトに狙ってくれと言っているようなものだ。



「……ん!?」



移動中のまさにその時。

タイフの未来眼(サーチ)に信じられないものが映る。


可能性として有り得る、程度に考えていた。

しかし、本当に出来るとは思ってはいなかった。


しかし、可能性を考えていたからこそ、読めた。



「……ま、まず。」



タイフが行動を起こしたかどうかのタイミング。

そこでそれは起きた。





「ふふふ、楽しませてくれるねぇ。」



シュルトは力なく壁に背中を預けていた。


シュルトは自身の足元へ目線をやる。

貫通した右太腿の銃創からは、とめどなく血が流れている。

痛みで走ることはもはや出来ないだろう。



「追い込まれた……初めて……追い込まれた!」



満面の笑みのまま、シュルトは両手の拳銃を指先で縦回転させる。

そして、それを腰元のホルダーへと仕舞うと、彼は背中にへと両手を持っていく。


そして、後ろの腰元あたりからある物を2つ取り出した。



「良いね……これを使うことになるなんて……嬉しいよぼくは!」



両手に一丁ずつ持ったそれは、小型の連射式銃。

サブマシンガンだった。



「見せてあげるよ……蜂弾(ビー・スナイプ)を極めたぼくの切り札を!」



シュルトは、自身の耳でタイフの位置を確認すると、無傷の左足で地面を蹴りあげる。

そして、空中で2丁のサブマシンガンを横に構える。


それと同時に、彼は何かに気付いたのか、左側へと移動を開始した。


移動をした方向を確認すると、シュルトは耳を僅かに畳む。

完全に、ではなく少しは超音波を聞こえるようにだ。


銃声によって暫くは耳が言うことを聞かなくなるかもしれないが、先程のように裏をかかれないようにする為には仕方ないとシュルトは判断したのだ。



「受け取ってよ! ぼくの怒れる蜂(アングリー・ビート)をさ!」



その言葉と共に、シュルトは2丁のサブマシンガンを連射し始める。

雨のように撃たれた弾丸達は、無秩序に飛ぶように見せ掛けながら、的確にそれぞれの弾丸同士で衝突し合い、連続で壁の向こうのだいぶ目掛けて雨のように降り注ぐ。


連射武器で行う蜂弾(ビー・スナイプ)

それがシュルトの切り札だった。


耳に鳴り響く轟音に耐えながら、彼は今なお動き続けるタイフに向けて的確に弾を当てていく。


時間にしたら僅か3秒だろう。


しかし、その3秒間の間に動き続けるタイフの動きは、弾が当たるにつれて動きを弱め、そして地面へと倒れるような感覚がした。


空中から地面へと降り立ったシュルトは、負傷した右足の痛みでそれに失敗し、崩れるように倒れた。



「いたた! ふぅ、ふぅ……! ふふふ、どうだった? タイフ君?」



最早動くことの無い、そのタイフだった物体を超音波で辛うじて察知する。

聞こえづらくなってはいるが、人間サイズ位のものが横たわっているような印象は何とか調べることが出来た。


彼の遺体のようだ。

それはそうだろう、これだけの弾数を受けたのだ、生きている方がおかしい。



「楽しかったよ……久しぶりに……寂しいものだね、まだ出会ってそんなに経ってないと言うのに。」



シュルトはそう言うと、背中に手をやって腰元に2丁のサブマシンガンを仕舞う。

そして、倒れた状態から腰だけ起き上がらせ、壁へと背中をつけた。



「ごめんねぇ、爆砕……二鏡……残りの仕事は君達に……。」



それを言い切る前に、シュルトは目を見開く。

突然の事に驚いたようなものと……痛みに耐えるような表情となって。


体を震わせながら、その痛みの元へと目を向ける。

自身の左下腹部辺り、そこには銃創が出来ていた。


傷の向きからして、自分から見て左側から撃たれたものだ。


シュルトはそちらへ目線を向けると、その銃創を負わせた張本人の姿を見て驚愕する。



「もう……動けないだろ?」



そこにはタイフが立っていた。

先ほど与えた3つの銃創以外には新しい傷は1つもない状態で。



「なん……で? どう……やって?」


未来眼(サーチ)で運良く見えたんだ、上から降り注ぐ弾丸の雨がね。

そこで僕は……また賭けをした、死ぬよりは良いって試してみた……結果的に大成功だ。」



タイフはそう言うと、シュルトの近くへとある物を投げる。


彼がそれに目線をやると、それは見た事のある武器だった。

圏と呼ばれる円型のその武器には、大量の銃痕が出来ており、最早武器として使える状態では無くなっていた。



「は……ははは! そう言う……ことか! ぼくが君だと思って撃ったものは……コレ……だったんだね。

銃が五月蝿すぎて聞き取れなかったから……何となく動いてるものが君だと……思い込んでたよ。」



銃弾の雨、怒れる蜂(アングリー・ビート)未来眼(サーチ)で確認したタイフは、咄嗟にシュルトから見て左側へと逃げた。


そして、途中でタイミングを見て圏を左側へと右腕で全力で投擲し、それからすかさず右側へと移動先を変えたのだ。


そして、銃声が収まらないうちに可能な限り移動し、その場に倒れて死んだように見せかけた。

そして、もう能力を使う必要が無いと思わせ、超音波を出さないであろうタイミングで静かに近付いた。



「倒れてる時が1番緊張したよ……倒れてる場所が違うのがバレたら終わってたから。」


「ふ、ふふ……自分の腕と能力に……自信を持ちすぎてたね……気が付かなかったよ。」



シュルトは左下腹部の銃創へと手を置くと、力なく右手を力なく上へと挙げた。



「ぼくの……負けだ……もう、力入らないや……ふふふ。

おっとそうだ……約束だ、なんでも答えるよ。」



降参の意志を示したシュルトを見たタイフは、彼に向けていた銃を空へと向ける。

彼ならば、不意打ちはしない。


そんな信頼感をタイフは不思議と覚えたからだ。



「なら教えてくれ……なんで貴方がこんなことを?」



タイフとシュルトの戦いの決着はついたのだった。

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