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第六話 初めての村人そして八大魔獣

《エルフの里》を出た僕たちは一日中森を歩いた。


「あっ! そうだ‼︎ クリスのプレートまだ見てないなぁ…クリス見せて?」


「ん? あ〜そうだったね忘れてたよ‼︎はい[プレート]」


僕はニーナにプレートを見せた。


「これは…確かに凄いですね‼︎でも私たちまだ普通の人のプレート見た事無いですよね?

普通の人のプレートえお見ないと凄いか分からないわ!」


「確かにそうだね‼︎ でも僕のプレート見てみんな驚いてたよ‼︎ そのプレートと同じ位のプレートを持つニーナなら強いんじゃ無いかな?」


僕は〔人間〕の国の【騎士団長】のプレートは知ってるんだよね。後、〔エルフ〕の平均のプレート内容も知ってる。

さっきまで忘れてたけどね‼︎ 僕はニーナに教えてあげた。


「そうですか……〔エルフ〕と比べると私達って異常ですね…

それに【騎士団長】って何ですか?」


そうか僕は前世の記憶があるから知ってたけどニーナはずっと地下暮らしだった‼︎


「僕の記憶だと……【騎士団長】は国を守る為の軍の最高責任者の人あるいは一番強い人がなる職業だった気がする」


ここは異世界だ。万が一前世と違かったら恥ずかしいからボヤかした。


「そうなんですか兄さ…クリスは物知りですね‼︎」


僕はそんな話をしながら森を進んだ。


途中で水浴びをして風魔法使って乾かそうとしたけど呪文知らね、となり

頑張って使おうとしてたら『無詠唱』を手に入れた。

鑑定して確かめたらチートだった。その内容がこちら


〈固有スキル:神眼発動しました〉


スキル:無詠唱

パッシブ:術者が使用可能な魔法の呪文を完全省略し完全に魔法で現象を興せる。

(称号効果:奇跡の生命により能力が上昇しています。特大)


これから活用しよう。


それから1日経った。


あれから『無詠唱』を使いまくった。

そしたらレベルMAXになった。

昇華はしなかった。多分これの取得前に詠唱省略とかそんな名前のスキルがあるんだろうな。


何て考えていると変な感覚に陥った。


「何か今変な感じがしました」


「僕も感じたなぁ……多分《エルフの里》へ〔人間〕を入れない為の結界何だろうな」


その後 結界?を抜けた後歩いて半日


「ここまで何もなかったですね」


「流石に暇だね…何かするか‼︎」


「何かって?」


「そうだね無難なじゃん「助けて〜」へ?」


横からまあまあ良い装備をした女性が出てきた。

突然過ぎて変な声が出ちゃった。


「助けて…いや逃げて‼︎ ここに居たら死ぬわよ‼︎」


何でだろうと思っていると女性の遥か後ろ物凄く離れた林の木が折れ始めた。

地震もする。これは何だ?


「何してるの⁉︎ 早く八大魔獣の『巨人王:メルガン』がすぐそこまで来てるんだけど‼︎

ZZZランクの災害レベルどころか怒れせたら世界の八分の一が消えるレベルの魔物なんだけど…」


説明ありがとう。


八大魔獣か……興味深い。

それにZZZランクって何だろう?


「何呑気に考えてるのよ‼︎あ〜もう死んでも知らない」


女性は僕が考えてる間に西の方角へ行ってしまった。


「兄さん‼︎ 八大魔獣なる者が向かってきていますよ‼︎」


おっとそうだった。ニーナの声聞くまで本気で考え事に没頭していた。

失敬 失敬…そうだな……倒すか‼︎


「ニーナ倒してみないか?強さが分からないからニーナは隠れてても良いけど…」


「兄さ…クリス私達のプレートの異常差が分かるかも知れません。

〔人間〕の国だと相当強敵として認定しているようですし…」


「そうだなやってみるか…勿論二人で‼︎」


ニーナと戦う事を決めた瞬間僕の体は吹っ飛んだ。


「うっ」


「兄さん‼︎ ……よくも兄さんを…許さない‼︎」


僕が吹き飛んだ瞬間ニーナからあの黒い瘴気が出てきた。


「このデカブツ‼︎…よくも兄さんを‼︎」


あっ!行けない僕も参戦しないと


「ニーナ落ち着け僕の体力は2000位しか減ってない。」


そう言ったけど実は相当驚いている。

たった2000。けど僕の物防力を考えると相当高い。

油断してた僕が悪い。


「ニーナ右から攻撃。右足を狙ってくれ‼︎」


「分かった。兄さんを傷つけた恨みだ〜‼︎デカブツ」


これギリギリ正気保ってる感じかな?


僕は左足だな。風の魔力を厚く伸ばして少し振動させるイメージで……

『四大魔法:風』


僕の一撃で『メルガン』の左足が切れバランスが崩れた。

いや良く見ると右足も限界のようだ‼︎

『メルガン』はもう立っていない。


「これは勝ちましたね兄さ…クリス」


「そうだね…⁉︎ニーナ‼︎足が回復してる」


「私としたことが巨人の回復力は尋常じゃないって聞いた事があったのに

忘れていました…許せない…」


「今そんなことより『メルガン』を倒そう‼︎」


「そうでした‼︎それならク…クリス心臓を狙って下さい。

巨人は心臓までの肉が厚いですがクリスのあの魔法の威力なら貫通できるはずです」


僕は「分かった」とだけ伝えすぐ行動に移した。


心臓までなら尖らせるイメージの方が良いか…

イメージは火の槍 先端を物凄く尖らせた。


『四大魔法:火』


火の槍は『メルガン』の心臓を貫いた。


それから『メルガン』は動かなくなった。


しかしすぐ『メルガン』の死体は消えてしまった。


「どうなってんだ?」


『翔聞きなさい。


今回倒した八大魔獣は世界が作った厄災

普通は倒せない。多分翔一人じゃ倒せなかった。


そんな厄災を世界が作った理由はバランス調整な物なの


だからそんな厄災の素材が世界に流れたらバランスが崩壊してしまう訳だから


今回は死体が消えたの‼︎ 説明終えたし、帰るは話したり会いたくなったら教会に来なさい。


それと八大魔獣が討伐されたら神託で司教に教える決まりになってるの


その時に素材の事やバランスの事をボヤかして説明してるから…じゃあね』


声が聞こえなくなるとニーナが話しかけて来た。


「クリス…今の神託聞こえた?

とても神秘的な声と威厳のある言い方で惚れ惚れしてしまったわ」


あれが?めちゃタメ口ぽかったけど…俺だけか。


〈神託:八大魔獣『メルガン』が討伐されました。

尚、助け人及び司教には声での神託を送っています。〉


〈ただ今の戦闘で『四大魔法』が昇華し『四大魔法改』になりました。

追加魔法は焔 嵐 雷 光 闇 です〉


〈八大魔獣:メルガンを討伐しました。〉


〈称号:八大魔獣殺し

称号:英雄を獲得しました。〉


〈レベルが上がりました。

レベルがMAXになりました。

昇華可能です〉


〈職業レベルが上がりました。

職業レベルがMAXになりました。

転職が可能になりました。〉


〈神が干渉してきました。

神が『全スキル』を付与しました。〉


〈全スキルがレベルMAXになりました。〉


凄いきた。目の前にメッセージのように流れてきた。


一つずつ確認していこう。


まずは…神託についてだな

これはさっき聞いたな…多分ゼギウス様だな。


そんで…四大魔法が昇華したか、これは新しい現象を魔法で興せるのと

火と風の能力が単純に強くなったか


次が…メルガン討伐

はい倒しました。


何かこの称号かっこいいんだけど……おほん手に入れた称号は…


称号:八大魔獣殺し

八大魔獣を殺した証


八大魔獣へのダメージ量減少(大)

八大魔獣討伐時の獲得経験値量上昇(特大)


称号:英雄

勇者の上位称号

勇者が一定の基準値活躍するか

勇者以上の偉業を成し遂げたと世界が認めた時

入手できる称号


能力上昇(大)


えーと八大魔獣殺しは対八大魔獣の時与えられる火力が低くなるけど

倒すとめっちゃ経験値貰えるって事でしょ?


英雄って勇者の上の称号なのにショボ…

いや待てこの世界だとこの称号って強いのかもしれない。


何かもう充分だけど一応適当に見とくか…もうお腹いっぱいだけどなぁ


レベルがカンストして昇華可能になった


職業レベルがカンストして転職可能になった


〔神〕が僕に干渉しちゃダメでしょ‼︎


凄いスキル貰ってカンストしたし…


レベルカンストって限界突破でレベルの上限概念無いんじゃ無いのかよ……


あっ‼︎ 隣見たらニーナがプンプンしてる…


「ごめん考えてて放置してしまいました。」


「クリスそういう癖治して下さい。

ってそうじゃ無くて私レベルと職業レベルがMAXになってました」


あれ?ニーナも限界突破持ってたよね?てか称号効果の獲得経験値成長値三倍だけでもカンストって

だいぶオーバーしてるな……

勿体ないかも…


僕は損した気分になりながらプレートを見た。


こっこれは⁉︎

今回はプレートをあえて表示しません。

終わりがとても中途半端でごめんなさい。

次回プレートの内容を見せます。

そして遂に街です。

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