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第三話 成人パーティそしてプレート入手

今回は2000字です。

初めてすぐなのでクリスマス特別話見たいなのはありません。

プレートのことを理解してから一年が過ぎた。この一年間は一日中素振りをしたり、新しく魔力操作などを追加して、鍛錬に励んだ。魔力操作を組み入れた後からは素振り以外にも走ったり、腕立て、腹筋などの柔軟などもやっている。


そんな事を一年間 真面目にしていると、体は所謂細マッチョと言われる体型になり、4世も褒めてくれたりした。やはり成長が実感出来るのは嬉しい物だ‼︎


ぼくも24歳になり、対人戦や野外での実施訓練、外での寝泊まり方法も習った。王族なら習わなくてもいい事なのだが、僕は世界を旅したいし〔ハイエルフ〕なのでこの知識も活かせるだろう。


どれをやっても良い成績で、自主練なども真面目に取り組んだ。


今日は25歳の誕生日‼︎〔エルフ〕の国では10歳単位でのお祝いをする。兄や姉の誕生日も豪華だった。


しかし今回は僕の成人祝いだそうだ。とても楽しみである。メイドに呼ばれ、向かった先は大広間。

基本的に〔エルフ〕の国でパーティはやらない。けど、今日は僕の誕生日で成人の日という事でお披露目会があるらしい。


大広間の中に入ると、ドレスを着て周りの人に挨拶をしている者や演奏している者も居る。きっと4世が雇ったのだろう。


僕が入ると大広間から音が消え、みんなの視線が全部 僕に来た。4世を見ると、挨拶をしろと言う眼で見ていた。

僕は前出て、挨拶をした。


「今日はぼくのお披露目会に来てくださりありがとうございます。まだプレートは貰って無いのですが、成人したので明日貰いに行こうと思います。今日はゆっくりしていって下さい。」


僕が挨拶を終えるとみんなが拍手し僕の乾杯の掛け声で全員乾杯をした。

その後 貴族の人たちと交流を兼ねた挨拶を済ませ、ダンスを踊り、パーティは終了した。


貴族達が全員居なくなると、クシスとクミスが来た。


「今日のパーティは俺達の時より盛り上がってたな‼︎」


「えぇやはり神童様を見に来たのでは無いだろうか⁉︎」


クミスは悔しがりながらも僕を賞賛してくれた。クシスも少し笑いを取りつつもきっと賞賛してくれていると思う。


姉達や4世はもう大広間に居ない。最後にセガに……


「母上…… 僕を産んでくれてありがとう。これから頑張るよ‼︎」


「あらあら泣かしてくれるは……私からも逞しくなったわと言っとくわ‼︎」


セガは号泣しながらも終始笑顔で自分の部屋へ戻って行った。


次の日……


今日は遂にプレートを貰える日だ‼︎楽しみで寝れなかったのは秘密だ。


貰える場所は神殿で、司祭が居るらしい。


今日はセガと4世そして僕の3人でお出かけだ。


「遂に、プレートが貰える。神殿に着いたら、神様に改めてお礼を言おう。」


「良し、馬車が来たぞ。クリス… 準備はいいな。行け‼︎」


馬車は神殿へ直行した。


神殿に着くと、多くの人が居た。


「ここには毎日、プレートを貰いに来る人が《エルフの里》全部の町から来るし、それを見届ける親も居る‼︎今日は少ない方だな‼︎」


少ないの言葉に驚きつつも、神殿の中に入った。入ると、司祭らしき人が居た。


「こんにちは4世様、 第二夫人様、 そして神童クリス様今日はお越し頂きありがとうございます。今日はプレートを〔神〕から授けて貰う為にいらしたのですかな?」


「あぁその件だ‼︎宜しく頼む」


「いえいえそれに明日もお願いしますぞ‼︎」


明日? その言葉に疑問を覚えた。


「司祭様、明日とはどうしてなのでしょう?」


「はぁ司祭殿‼︎秘密は最善の注意を払い発言しろ‼︎」


その言葉を聞き、司祭を顔に大量の汗を流しながら……


「申し訳御座いません。平にご容赦を」


と土下座をし謝っていた。


4世は司祭にプレートを渡せと命じ、司祭は「ははあぁ」と言いながら僕を個室へと案内した。


司祭と一緒に個室に入ると、眼の前の女神像に眼を奪われてしまった。

この像はとてもあの〔神〕に似ていた。


「この女神様はとても美しいですね‼︎」


「ええこの方こそ我ら神殿の崇拝の神〔全能神〕ゼギウス様です。」


へぇあの〔神〕って〔全能神〕なんだ‼︎ 今度からゼギウス様と呼ぼう。


「あっ‼︎ちなみに貴方の名前は?」


神殿に驚いていて、司祭様の名前聞き忘れていた。


「私の名前ですか⁉︎ 失礼しました。ミカリと申します。」


ミカリさんか良し覚えた。


「ミカリさん?プレートの貰い方を教えて下さい。」


「そうでしたね!すみません。ではプレートの頂き方ですが、女神像の前に座り、祈りを捧げます。

すると像が光り出し体の中に何か入る感覚が来たら頂いたことになります。そしたら、プレートと口に出すか、頭の中で考えると、自分だけに……プレートオープンと唱えると周りの方達にも見えるようになります。

しかしプレートとは個人情報と一緒です。自分が信頼した人のみ見せることをお勧めします。」


僕が「分かりました」と言うと、ミカリさんは「ではこちらに」と女神像の前を指しながら言ってきました。


女神像の前でお祈りをすること数十秒……女神像が<七色>に光り出し、光が収まると、体の中に入ってくる感覚がした。終わったと思い、ミカリさんをみると……


「七色に光った……あり得ない…七色に……」


僕はミカリさんを呼びました。 ミカリさんはすぐに「はっ!」とし、何事も無かったように僕に言いました。


「お疲れ様です‼︎凄まじい光に驚きました。ではこちらに……」


僕はミカリさんに続き外に出た。外に出ると4世とセガが待っていた。


「お待たせしました。父上、 母上‼︎しっかりと貰えました。」


「そうか速く城に帰り 見てみたい物だな‼︎」


「えぇそうね!速く見たいわ〜」


「今日はお越し頂きありがとうございました。またいらして下さい。」


そんな事を言いながら馬車に乗った。司祭の決まり事みたいな言葉を最後に馬車は神殿を離れて行った……。

プレートの内容は次回です。先延ばしですみません。

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