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第一話 現実の死そして異世界での始まり

この作品は趣味です。

これからお願いします。

僕の名前は五條翔(ごじょうかける)。高校2年生。種族は〔人間〕。職業は【学生】だった。


だったとは?と思う人もいるかも知れない。


それは数時間前。親友の(みなと)と一緒にゲームセンターに行っていた。


「なぁ翔 ゲームの上達方法教えろよ‼︎」


「もちろん‼︎ 一緒に上手くなろう‼︎」


「おぅ。」


などと会話をして楽しんでいた。湊とゲームをして遊んでたら、もう外は暗くなってしまっていた。


「もう暗いし、そろそろ帰るか?」


「そうだね‼︎ もう帰ろうか」


そう言いながら、帰り道に着いた。


「俺、こっちだから‼︎ 翔じゃあな」


「あぁまた明日学校でな」


湊と別れて、帰路を歩いていた。

家のすぐ近くまで来た。


「家着いたら小説読もうかな? いやアニメ途中までだったからアニメだな!」


などと考えていたら信号の前まで来ていた。しかし信号は赤だった。

僕はアニメのことを考えていて赤信号に気付かなかった。そう横から来る車に気付かなかった。


キ〜〜グチュッ


僕は死んだ。


目が覚めたら、真っ白の部屋に一人寝転がっていた。


「あらぁ〜眼ぇ〜覚めましたぁ〜?」


とても驚いた。いきなり後ろから声が聴こえて来たからだ。


「⁉︎ ……貴女は?」


僕は内心[神]かと思った。僕が良く見るアニメや小説でこのシチュエーションだとこの人は〔神〕という説が濃厚だ。


「あらぁ〜確かに私は〔神〕だけどぉ〜なんかぁ〜嫌な推理ねぇ〜まったくぅ」


この人…嫌、今〔神〕って言っていたからこの神様は僕の心を読んだ?

でも待て神と言えば心を読めるのはテンプレだ。あまり驚くことでも無いか。


「もぅやだぁ〜最近ここに来る人みんなテンプレとかキタァ〜とか叫んじゃって、心読んでも、同じ事ばっか考えてる。心読めるんだよ‼︎ 凄いじゃん。何でテンプレで済ますの? バカなの死ぬの?」


あっ! この人には禁句のようだな。ここは謝らないと!


「すみません。僕はこういうのを待っていたんです‼︎ 小説やアニメ見てて、夢見てたシチュエーションなんです。最初はこの主人公カッコいいけど自分は力貰ってもわざわざ辛い思いしてまで戦う意味無くね? 何て考えたりしてたんですけど、ある小説をきっかけに主人公が戦う理由や戦いの楽しさを知ったんです。

だから、この展開だと、チートまでは行かなくても、強い体や能力が貰えるんじゃ無いかな〜と思いまして……」


僕は決してオタクでは無いが早口で自分の夢を語ってしまった。正直、恥ずかしいけど…スッキリしてる自分がいる。


「はぁーこんなに語る人も久しぶりですね まぁ貴方の夢を叶えましょう。というか元よりそのつもりなんですがね!

という訳でまずは、貴方の希望を教えて下さい。」


「えーとその前に…僕が行くのって異世界と言う奴ですか?」


僕は顔を乗り出すように〔神〕に聞いた。


「えぇ 貴方が行くのは地球で言う異世界ですね」


よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


あまりに嬉しくて叫んでしまった。


「おほん…失礼しました。でも異世界ですか! 希望は…人間以外の種族になって剣も魔法も使ってみたいですね‼︎」


「そうですか! なら種族は〔ハイエルフ〕にしましょう‼︎職業は【魔法剣士】にして⁉︎…まぁ平気か。

翔さん完了しました。では、職業は向こうで5歳になった時に教えるとして種族の説明しちゃいますねぇ?」


今⁉︎って驚いて無かったか?まぁいっか僕は「お願いします」とだけ伝えた。


「では、種族〔ハイエルフ〕について言いますぅー。〔ハイエルフ〕は〔エルフ〕から稀に産まれる上位種族って所でしょうか! 〔ハイエルフ〕は特別で普通〔エルフ〕は《エルフの里》から一歩も外に出ません。理由は〔エルフ〕は奴隷としても人気で魔法は強いけど筋力があまり強くありません。相手が魔法を対処して来た場合手も足も出ません。なので〔エルフ〕は《エルフの里》から出ないのです。

しかし、〔ハイエルフ〕は特別で、魔法も強く、筋力も強い。その他の能力も全体的に強いです。

〔人間〕と比べると、〔人間〕の国の【騎士団長】より強いです。しかも、産まれて何もせずに生きていてもです。

その為〔ハイエルフ〕は《エルフの里》の外に出る事が許可されています。……まぁ例外で〔ダークエルフ〕も《エルフの里》の外に出れます。しかし、〔ダークエルフ〕は〔ハイエルフ〕と違い《エルフの里》には帰れません。帰れない理由は貴方なら分かると思います。

まぁこの話はそこまでにして……貴方は〔ハイエルフ〕です。自堕落に過ごすも、鍛錬して旅に出るも自由です。頑張って下さい。」


僕はこの〔神〕の話を聞いて、〔ハイエルフ〕がそんなに強いなら、世界を旅するのも悪くないと思った。


「分かりました。 ありがとうございます‼︎ 是非僕のこと見守って下さい。ではそろそろお願いします‼︎」


〔神〕は僕へ微笑み、優しい声で言いました。


「はい。では第二の人生 頑張って下さい‼︎」


その言葉を最後に僕の周りは光だし、あの〔神〕も見えなくなった。

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