第十一話 王都へ出発そして王女の救出
今回は早く章の登録がしたくて書きました。
ネタも無いのに……
なので繋ぎが全然駄目ですが許して下さい。
朝起きてそのまま食堂でご飯。
ここまで昨日通りの生活
しかし今日は王都へ行く日だ!
早速準備をしニーナと外へ出た。
外に出ると領主が馬車で出迎えてくれた。
「クリス様ニーナ様おはようございます。
王都まではこの馬車で向かいます。
到着は三日後です。ではどうぞこちらへ」
馬車に乗り込むと早速動き出した。
数分たつとニーナが質問した。
「あのぉククリ様……
ククリ様が居るのは分かりますが……
どうしてクミ嬢も?」
そうなのだ!ククリの娘のクミも何故か乗ってるのだ!
「はい実は今回クリス様が行く日に
建国際がございましてそのパーティに
クミも出席させるんです。」
なるほど……お披露目会か……
「じゃぁそこで婚約まで話を持ってくんですね?」
僕が聞くと
「えぇそれもありますが一番は
クミの交流関係の広がりが欲しいんです。
クミはこれでも冒険者志望なので
同じ貴族のご令嬢で冒険者に為ろうとしてる
ご令嬢探しです。一人では心配なのでね!」
「そうですか……」
クミは僕たちには付いて来ないだろうなーなんて考えながら
ニーナと会話しクミの夢やククリの愚痴何かも聞いていた。
そんな会話してるとあたりはもう真っ暗。
「今日はここで野営します。
明日も朝早くに出発します」
と言われ解散。
僕とニーナが一緒のテント
ククリとクミが同じテント
従者や御者が同じテントで寝た。
朝はとても快晴で雲一つない良い天気になった。
いつもの挨拶をし朝食を取り
馬車に乗り込んだ。
僕は馬車に乗り込むと目を瞑り索敵魔法を発動させた。
索敵魔法はとても難しく集中してないと僕でも使えない。
昨日は乗ってすぐに会話が始まり集中する事が出来なかった。
流石に目を瞑れば話しかけてこないだろう。
しかしいくら難しいと言っても僕は天才だ!
集中すれば半径三㎞の全てを把握出来る。
風になびく草木の動き、捕まえるためにひっそり隠れる狼の群れ
全てだ!
索敵を始めて三時間進行方向に生命体を確認した。
「前方三㎞何かが襲われている。
ぼくは先に行くぞ!」
ククリはクリスにおはようございますも伝えられなかった。
早すぎて理解するのに五秒も使ってしまった。
「はっ!!そこのお前今すぐクリス様に着いていけ!」
それはもう一心不乱の思いで叫んだ
その頃……
クリス
「やばい今の戦況が分からないと何か怖いな!
でも止まって集中してる時間は無い!と見えてきた」
そこにはククリの馬車より立派な馬車があった。
その馬車の中から悲鳴が……多分怖くて泣いてるな!てか女の子の声!!
んでその馬車の周りに騎士が十五名居て
リザードマンが襲っていた。
〖説明しよう!
リザードマンとは蜥蜴人間である!
まぁ魔物の部類だけどね!〗
何か聞こえた気もするが無視だ。
「そこの騎士殿援護する!」
すでに十名が倒され陣形が崩れている。
可否の返答の前にとにかく倒した。
[剣LV8]などのスキルには技が無い。
ただ強い技や武術を使うにはレベルが高くなきゃ行けない。
つまりレベルが高ければ強いのではなく
レベルが高ければ強い技が覚えられるのだ。
まぁ僕は独学で勉強したけどまぁまぁ強いTP自負してる。
その独学の成果がこれだ!
『剣技の社交界』
この技は静かにそして綺麗に踊る様に敵を倒す
をコンセプトに作ってみた。
隙も無く倒せた。
すると騎士たちが近づいてきた。
「助力感謝します。あの馬車には姫様が乗ってるので……」
「そうですか……僕はクリスと言います。
ククリ様と一緒に王都を目指してる途中です。」
「!?あのクリス様ですか!
はい確かに王城に連絡は入っております。
確かによく見ると耳が長いですね!
エルフ初めて見ました。」
僕がそうですかと苦笑いしてると
ククリの馬車が来た。
「クリス様勝手に行かれては困りますよ!
それに心配もしました……それで結局誰を助け……
あの馬車は王族専用の……」
やっぱり姫様って王族だよなぁ……
ククリが来るとさっきの騎士がこちらに来た。
「おぉあなたが英雄ククリ様ですか!
私は騎士団長のシキと申します。
あなたに憧れて騎士団長になりました。」
ククリはそれを聞いてにっこり無言で頷く。
騎士団長がはしゃぎ始めたその時
馬車のドアが開いた。
さっくまではしゃいでた騎士団長はビシッと直り
馬車の方へ向かっていった。
そこのケジメの素早さには驚いたりもした
話を戻してその馬車から超美形のお嬢様が出てきて
スカートをつまみ軽く一礼。
ククリは跪いた。
僕とニーナは立場が同じなので軽く会釈
もちろんだれも文句を言わない。
「この度は助けて頂きありがとうございます。
わたくしの名前はスミレと言います。」
ここは僕も挨拶すべきだろう。
「丁寧な挨拶ありがとうございます。
僕は《エルフの里》王都の
第三王子クリスと申します。」
「私は第三王女ニーナです。
私は隔離されていたので敬語が苦手です。
平にご容赦を……」
姫は一瞬驚いたが
「わたくしは気にしないにですわよ!」
「ありがとうございます。」
社交辞令を済ませ本題に移る。
「どうしてここに居るので?」
おいククリ~その質問俺が聞こうとしてたやーつ
「はい。さきほどまで叔父上、伯母上に
挨拶に出向いていてその帰りですわ」
その帰るタイミングで……お気の毒に
「すみません詰まる所ですが……何分危険ですので
一緒に王都まで行きそこで話の続きをお願いしたく……」
騎士団長ナイスです。
という事で一旦別れて馬車に乗り込み
王都へ再度出発した。
王都へゴー
途中暇
索敵した
何か襲われてる
新技で救出
じつは王女
一緒に王都へゴー