表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

悩める私たち

作者: ただのひと

いらないことばっかり考えがちな年頃なのです。

僕はなに? 人間だろう。 人間という生物なんだろう。僕を僕たらしめるものはなに?

心だろう。身体という器に入った心だろう。心は感情によって構築されているものだろう。。。。






僕は岐路に立っている。何本も何本もある分かれ道。地球より大きな宇宙みたいなどデカイ大樹の枝のように。天文学的な数字だろう。岐路にいるのだ。僕はおおよそ人生といわれる概念の4分の1にも満たない時を過ごしている。そしてそれを左右するかもしれない分かれ道にいる。





『正しい』 世間一般の正しさ法の下の正しさ正当性。なにが正しいか。その何本も広がる枝のなにが一体ただしい。





否、正しいかどうかで決めるのではない。幸せかどうかで決まる。一体全体なにが幸せなのか自分でわかるものなのか。妥協点が幸せなのか。





やりたいこと。将来の夢。自分に合った仕事。自分にとっての妥協なしの幸せ。

それを決定する自分。

はて、自分は何なのだろうか。紛れもなく人間。。。。。


時は金なり。こんなことを無限に際限なく考えるのは許されない。否、勿体無い。



抜け道があった。僕を僕たらしめるもの。

他人か。褒められる、罵られる、会話する。

僕がいるじゃないか。僕を僕たらしめるものがあるではないか。それが拠り所のようなものではないか。



抜け道があった。僕は人間だ。誰かを愛するだろう。なにが幸せか。愛に生きることだろう。愛してやまない人を探し出さなければ。




やっと抜けれた。僕は人間だった。よかった。


壁掛けの時計の針が全部上に向いている。

小難しい書物が積んである。

いつもより控えめに光るライト。

机の上。

「英語と数学しなきゃな。」

『僕の志望してる大学は本当に行きたいところなのかな。』

『行ってなにするんだろうか。』

ま、いいか。学校には友達がいるし、彼女は…いないけど…いずれできるかな。

今、なんだか幸せだな。


生きてることが幸せなのかもね(適当)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ