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終の花

寒風吹き荒ぶ 枯れ枝に老い鴉

色とりどりの残像を下に

その身を舞う雪の白に滑らせる

そう 彼は独りだった


雨余る夜 騒々しさは大樹に寄らせる

雷乱の運河を渡り、月光直下に深く息を吸い込む

そう 彼は独りだった


星霜を超え 喜びも悲しみも空虚な文字列

愛した日々と失った日々

ぼんやりと記憶の檻から抜け落ちていく

ぽとん、ぽとんと

力強く空を羽ばたいていた羽が抜け落ちる

ぽとん、ぽとんと


麗らかな午後 暖かい光に包まれた

その身体はゆっくりと冷えて


彼は未だ独りだろうか



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