表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説が読めない男の物語  作者: 石田 ゆり夫
始まりのとき
3/5

第2話「先人の話」

速読の本について地元の友達に話をした。

一番と言っていい親友だ。


「本の読めないお前が、読めるようになるを飛ばして速読ってか」

「飛びすぎだろ!!笑」


そんな話をしながら笑いの絶えないTVゲームをしていた。



話は変わるが…

なにより、この家の猫は凶暴だ。

流血者が多数。

トイレに行くにもおれは毛布を借りて守りを固めて行っている。



そんな時


「ドドドドドド!!」


階段を下りてくる足音がした。




『まさか!?』



友達の兄ちゃんが起きてきた。




友達の兄ちゃん(ケンイチ)「おう久しぶりだな、最近何やってんのよ」

おれ「おれの中で今流行りの速読っすよ、ソ・ク・ド・ク」

  「それより久しぶりですね」

ケンイチ「おう、日本縦断の旅に出てたのよ」

おれ「えっ?、まじっすか!!」

  「どうりで最近見ないと思った。」


その後、おれとケンイチは朝が来るまで数時間旅の話をしていた。





どうやって生きていったか。

どんな出会いがあったか。

恋人ができた話。

怖い話。

まるで何かをおれに託すようだった。



おれはこの時18歳。

この話が後に運命を変えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ