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0話 予告

この作品は干支戦記〜エト戦記〜(仮)を書き直したものです。

失敗をバネに自分なりにパワーアップして帰ってきたつもりです。

干支戦記〜十二支の戦い〜をどうぞよろしくお願いします。

≪むかしむかしあるところにこの世界を創り出した神様がいました。神様は光と闇、時間と空間、天と地を始めとする様々な創造物の素となるものを生み出していき、最後にはそれぞれ異なる生き物が神の手によって誕生しました。


 しかし神は全てを統一できるわけではありません。よって神は自我をもつ動物達の中から彼ら自身を統一できる十二体を選ぶことにしました。その方法は極めて簡単で、【正月の朝、すなわち元旦に神様の住む山のてっぺんに早く着いたものから選ばれる】というものでした。


 そして神はその生き物の中から十二の守護神を選びました。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の順に交代制でその年を司る動物達は様々な種族から敬われていきました。彼らはただ守護神として選ばれただけではなく、同時に神から六つの力の源の内どれか一つを分け与えられたのです。こうして守護神達はそれぞれ与えられた力を使い、民を統一し平和に幸せに暮らしていきました≫


 ◇◇◇


 そう。ここまではみんなが知っている干支のお話。しかし、隠された真実というのは恐ろしいものでこの童話の中には様々な裏のお話が存在する。

 なぜこの十二匹が選ばれたか……。

 答えは多分みんなが知っている通り早いもの勝ちで決まった。だからこの十二匹が選ばれた。すごく簡単だ。

 じゃあ……

 選ばれなかった種族はどうなったのだろうか…………?

 そしてーーーーーー





 ーーーどうしてこの童話の裏がどこにも記されていないのだろうか?


 これから伝えるお話は君たちの想像を遥かに超えるだろう。なぜなら真実というのは時に残酷でまた人の心に残りやすいからだ。物的証拠も何一つないこのような話を信じる者などまずいない。しかし君には覚えていてほしい。いずれ解き明かされる真実のために。

 だから君も知ることになる。

 干支のお話の中に隠された真実を。

 そして語り継がれるこの物語の本当の意味を。


 物語の真相を突き止める為にはまず彼の話をしなければいけない。

 舞台はここから少し先の未来。後に干支の真相を突き止めることになる小さな小さなネズミ、群青色の毛をしたハツカネズミのリュウの話を君たちに伝えることにしよう。


皆様どうか良いお年を過ごしてください。

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