いざっ!バレンタイン!?<後編>
~最終ホーム~
”そしてバレンタイン当日”
きてしまった…。とうとうバレンタインがっ!どーしよー!?と校門の前で突っ立っていると後ろから沙良がきた。
「おっはよー♪」
「おはよー…(泣)」
「…ま、がんばりなって!!ほら、行こー!!」
「えっ?えっ?」
沙良に背中を押され教室に入った。よし、決心はついた!!私は、2人のもとへ走り出した。チョコを持って…。
「ふったりっともーーーーーー!!」
「セナお嬢さま!?」
「どーされました!?」
私が叫ぶと、2人ともすぐ駆け寄って来てくれた。
「ふふっ。やっぱり2人とも優しいな♪」
「えっ…」
「だって、こうしてすぐ来てくれるじゃないっ!」
「そ、そんな……っ」
「そんなふたりに、プレゼント!」
と差し出したのは、2つの袋。もちろん、中身は手作りチョコ!
「受け取ってくれる?」
「はい。…ですが、これでは……」
「だーかーらー!これが私の答え!!私は、2人が好きだよ?2人と同じ好きかわかんないけど、どちらかなんて選べないよ…」
「セナお嬢さま…」
「それは、”今は”ってことですか?」
「?そ、うだけど…?」
「それじゃあオレの勝ちですね」
「はぁ!?なんで!?」
「だって、これから先、セナお嬢さまが好きになるのは、オレですから」
「そんなの…、ぼくが認めないからねっ!!!」
「待って、待って~~~~~~!!」
う~ん、結局私は~、なんてねっ!さぁ、あなたのその指先でつかむのはどの未来?私は、この2人が待っている未来♪私にとってこの2人がいる家は、特別なマイホームっ!
あっ!みんなには秘密だよ♪だって、私だけの秘密のマイホームだもん♪
「終わり」
見てくれたみんなっ!今までありがとー!
どーだった?私の小説は、あなたの笑顔のおかげで出来ています!私の小説で
あなたの笑顔が見れるなら、どんどん書いていきますっ!
これからもユランの小説をよろしくね♪




