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いきなり旅行!?

~第3ホーム~

も~~~~~!!なんなの、あの執事!?一心…って言ったっけ?着替えくらい自分でできるよー!!チラッと後ろを向くと、2人が何か話してる。聞こえないけど…。私は、すこし笑い小さな声で……

”いってきます!”

 休み時間・・・

「えぇ~~~~~~~!?執事できたの~~~~~~~~~!?」

「声大きいっ!!」

この子は、西園寺 沙良ちゃん。とても元気で優しい女の子なの!

「ご、ごめん…でも、いいな==!!どんな人?」

「え~と…、1人はクールでちょっとキケンな男の子で、もう一人はものすごくかわいい顔してる男の子だよ!」

「…………。」

「どーしたの?」

沙良ちゃんの様子がおかしい?どうかした?

「ねぇ…、2人の名前は?」

「えっ!?…と、黒井沢 一心さんと赤本 瞬さんだよ?」

「やっっっっぱりーーーーーー!!」

「わっ!!」

沙良がいきなり大きな声を出したからわたしはびっくりしてしまった。

「な、何!?」

「その2人、この学園のアイドルだよ!!」

「そーなの?」

「黒井沢 一心、そのクールな性格の裏には、ちょっとキケンな所も…!!赤本 瞬、ものすごくかわいい顔で中身もかわいいんだって!!」

「へぇ~…」

人気あるんだ、あの2人…。

「へぇ~…じゃなくて、あんた女の子の憧れを奪い取ったんだよ!?」

「そうなの?」

私は首をかしげると沙良は呆れた様にため息をついた。

「まぁ、いいや。お幸せに…」

「えっ!?なんで?」

「なんでって、”恋”しないの!?」

「だ、だって執事と恋なんて…考えたことないし…。それに、私が好きなのは沙良ちゃんだし…」

「もー、あんたって子は…!!私も大好きーー!!」

と抱きついてきた。あれ?泣いてる?

「あの…沙良ちゃ……」

「セナ…、どんなに好きな人ができても、私のこと嫌いにならないでね…」

「うん!あたりまえだよっ!」

「ありがと…!!」

私たちが笑っていると、廊下が騒がしくなった。

「どーしたんだろ?」

「ね~、見てみる?セナ」

「うん」

と近づこうとした時、ドアの所に一心がいるのに気付いた。

「一心…さん?」

「セナお嬢さま、お迎えに来ました。」

「ぼ、ぼくもです!!」

瞬が一心の後ろから、ひょこっと出てきた。

「”お迎え”?」

「そうです、先ほどお母様から連絡がありまして、『ハワイのチケットが手に入ったから”今すぐ”行きましょう』とのことです」

「今すぐ!?」

「楽しみですね!お嬢さま!!」

この2人と旅行!?人気のあるこの2人と!?周りの女の子みんなは、混乱状態。なんかこの旅行、胸騒ぎしますっ!(汗)

「い~なぁ~!!」

「あっ!じゃあ沙良ちゃんもチケット取ったらいいんじゃない?」

「ふふっ♪私をなめないで!!チケットならーーー…」

ピッピッピッ…

「はいっ!チケットゲット!!!」

「やった~~~♪ってことで、沙良ちゃんもいい?」

「お母様に連絡してみます」

一心は、携帯を取り出し、しばらく耳に当て喋ると「ok」サインを出した。私たちは、笑顔でハイタッチをした。う~~~~~!!楽しみだなぁ~!!←最初の戸惑い忘れてるww

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