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57. オセ
大統領の位にある悪魔。
知識と狂気の境界を司る存在。
若き学者のような姿で現れるが、その瞳は常にどこか焦点を失っており、現実と幻覚の間を漂うように語る。
オセはあらゆる学問・哲学・魔術を深く理解しており、召喚者に「知の本質」を教える。
しかし彼の授ける知識は同時に“狂気”を伴う。
理解しすぎることは、世界の理の歪みを覗くことと同義であるためだ。
オセはまた、召喚者を別の姿に変える力を持ち、敵を混乱させたり、自身の存在を欺くことができる。
だがその変化は、長く続けば人格さえ崩壊させる危険がある。
彼自身は「真実とは狂気の中にある」と語り、世界を笑うように生きている。
外見は端正だが、その内側は無限の知識と混沌の渦だ。
