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9. パイモン
王の悪魔。
知識と支配の象徴。
巨大なラクダに跨る金髪の中性的な存在として現れ、頭上には宝石を散りばめた王冠を戴いている。
その声は千の響きを持ち、語るだけで周囲の心を支配する力を秘める。
あらゆる学問と秘密、そして人の心の理を理解し、召喚者に知識と説得の技を授ける。
王としての威厳を保ちながらも、召喚者を見下すことなく、試練を与え成長を促す教師でもある。
彼の言葉は真理と誘惑が混ざり合い、正しく使えば帝国を築き、誤れば破滅を招く。
魔術の理論や精神操作を極める者にとって、彼の存在は最も危険でありながらも最も有益な導師となる。
