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CRポーカー物語~エロゲ版~  作者: 河島アドミ
三章:ナッツ(nuts)

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第五話『服従と反旗の傀儡』2/2

恭介「で――この結末は俺としてはいささか不満を唱えるが、貴様はどう見る?」

正明「ヒヒヒ、百点満点中120点ですよ」

恭介「ほう。秘策とやらか」

正明「ッハ。んなもんねーよ」

恭介「……?」

正明「ついでに言うとロクさんも干渉する気ねーな。さっきのはハッタリだ」

恭介「ふむ……」

厨二病の象徴である黒くて長いコートが夜に揺られる。

正明「もっと言うなら、それらブラフを見破ったとしても問題ねーんだわ」

恭介「唆られる(そそられる)言い回しだな。問おう」


正明「事実はオレがラシェルを殺してえって思う感情だけだ。あとはブラフか本命か、あのガキからしても推測の域だ」

正明「で、だ。それとは別の話で。どうせ強すぎるシャークのラシェル様はカモがいねーみてーなんだ」

恭介「その根拠は?」

正明「あの男女を上の存在として見ていた。カモなら対等に噛み付くし、六道の人間じゃない別の情報源が多数ある」


正明「話を戻して、カモがいないなら、よ」

正明「オレがそいつらを食いまくって。食いまくって食いまくって、そっからラシェルとぶつかるってのが最高のシナリオなのよ」


正明「オレと――ラシェルにとってな」

恭介「ふふ。なるほどな――」


正明「どうせあのガキは今日の事を嬉々としてラシェルに報告するだろ。こっちの話をどこまで鵜呑みするかはしらねーが、オチはラシェル自体にも旨味があること」

正明「そうなりゃ逆に積極的に情報を提供してやれ。むしろオレのポーカーの実力を底上げしてやれとまで言うかもな」

恭介「傀儡は傀儡。服従の意思を持たぬ故、と?」

正明「そのとーり。あいつはラシェルを崇拝してるからな」

ふむ、と頷くと一度恭介は月を見上げた。


恭介「崇拝している……か。錬金術師よ。仮にその判断に誤りがあった場合は?]

正明「そこは100%だ。それ以外の可能性はない」

恭介「ふむ。勘か?」

正明「いーや。"経験則"だ」

恭介「ほう。それでは――」

正明「ああ――全部潰す!」


オレが崇拝している"酔っぱらい女"も含めて、

全部。全部。全部!!!


ッハ。これがピュアブラフっつーやつな。


正明「オレは、オレを煽るヤツを絶対に許さない」

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