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CRポーカー物語~エロゲ版~  作者: 河島アドミ
一章:レイズ(raise)

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第八話『破り捨てるタダ』2/2

ラーメンをすすりながら、今得た大きな情報を確認する。


テキサスホールデムポーカー。

それを千尋って女も木葉も、やる。


オレが思っていたよりも認知度の高いゲームってことで、それなりにポーカー人口は居るってことか。

憂ちゃんを筆頭にどいつもこいつも得体が知れない。


一般的と呼ぶにはまだ早いが、少なくともこの学園で二人。外に一人。ゲームを知っている"女が"居るってことだ。

ギャンブルを自分からやる女はまだ出会ったことがない。周りに居るのは斬を含め仲の良い男友達や彼氏の趣味に付き合うケースがほとんどだ。

ゲーム性から考えて男女に区分けされているとは考えにくい。ってことは麻雀やパチンコと同じで、女がその人数なら男はその10倍から20倍以上は居ると考えていいだろう。


正明「あー、美味しい」

見ると皿の下に今度はラーメン一杯無料のチケットが挟まっている。

『千尋が笑顔で手を振っている立ち絵』

はいはい、情報持って来いってことね。

笑顔で手を振り返す。

正明「ごちそうさま! 美味しかったよ千尋ちゃん! また今度ね!」

千尋「はいですー! 待っているですー」

店の制服姿に戻った千尋から元気な声が返ってきた。



さて……。

店外に出るとすぐに無料チケットを破ってゴミ箱に捨て……。

正明「……」

ラーメンに罪はない。フッ……オレもまだ甘い。


己の貧乏性が恨めしい。

多分千尋ってのはオレと同じぐらいの年齢。で、バイトするぐらいだから普通の家柄だろう。

つまりオレらみたいな庶民も木葉みたいな金持ちも。等しくテキサスホールデムをするってことだ。

で、その庶民の千尋が金持ちの木葉の友達になることで得られる利益……その答えに限りなく近いヒントがテキサスホールデム、っと。


気になるのは……


●【選択肢011:気になるのは……】

A.北村憂

B.風雪木葉


●A.北村憂

ま。そりゃそうだよな。

わけのわかんなさで言えば憂ちゃん。

とにかく情報が少ないし、憂なんて漢字は偽名だから他に聞いても埃は出てこないだろう。

偽名です、って名前を名乗っている相手。

とにかく会う回数を重ねていかないと話にならない。

うん。一度線を引こう。現状の情報量では考えるだけ無駄だ。


------------------------------------------


●B.風雪木葉

正明「……」

千尋の言い方だと、友達なのが凄い、みたいなニュアンスが含まれていた。

逆算して考えたがすぐに納得する。

あんなやりたい放題の暴君、確かに普通は友達いねーよな。

オレとジャンもあれからなあなあで飯たかっていくうちに一緒に遊んで少し仲良くなったが、確かにあの風雪木葉しか知らないヤツから見たら異常なことだ。

風雪木葉には価値がある。

あいつは自分の金を狙われていると敏感な小金持ちじゃねーよな。

石油王と友達って考えりゃそりゃそうだ。そんなこと一々確認しなくてもわかる。

風雪木葉と友達。これをどう考えるか。

木葉の犬になって金を恵んでもらう――それはお断りだ。

誰があんなクソガキの足なんて舐めるか(前に舐めた)

だが――ゲームで金が奪えるならオレの"理"に沿う。

あとはあいつが金賭けたやり取りを友達とするタイプかどうか、か。


--------------------------------------------


さてさて。

パチンコ、麻雀が禁止され食欲が満たされた今、手持ち無沙汰になった。

戦略練る、情報整理する……ってよりは、カードがねえな。

まずは足で稼ぐか。

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