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CRポーカー物語~エロゲ版~  作者: 河島アドミ
三章:ナッツ(nuts)

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第七話『このハゲエエエエエエエエエエ』1/3

◆【学園下駄箱】

正明「……ん?」

下駄箱から落ちたのは3枚の手紙。


ここ最近見かけなかったがまだこういうのあるのか

経験上、ささやかな嫌がらせが8割で変な手紙が2割。


余談だがささやかでない嫌がらせのプロ、鏡望代の下駄箱に虫の死骸を入れたことがある。


その後は酷いことになった。


報復に次ぐ報復の応酬。藁人形から大量の髪の毛。Gの死骸。汚物を包んだナプキンに何かの糞。

果てに豚の眼球などエスカレートしたところで停戦協定を結んだ。


で、その一番可能性の高いメンヘラは出席日数余裕あるとかで家でゲームしてるし。

カミソリがないか確かめてから封を開ける。


『竹原様へ』

『先日は私の不規則発言等で竹原様に大変不快な想いをさせ、大変申し訳ありませんでした。あれから心を入れ替え』

うっぜ。

都合よく三通ってことは、この間のヤツらか。


そのまま捨てようかと思ったが自分の事を書かれた内容を誰かに見られるのもイヤなので、とりあえず鞄の中に入れる。


斬「……」

正明「ん? おー。ジャン。おはよー」

斬「うん。おはよう」

斬「それで、今のってもしかして……」

正明「あー……」

見られたか。まあいいけど……。


斬「う、うん……じゃ、じゃあえっと……ら」

斬「ら…ららら……」

ららら?


△【イベントCG036・ラブレターに驚く乙女】

斬「ラブレターッ!?」

正明「……」

ジャンってさ。あー……そういやこいつ案外乙女だよな。

つーかスマホの時代にラブレターって……。


正明「……」

正明「放課後体育館裏に来てくださいだって」

斬「え!? え、あ、え? ダメだよそんなの! ど、どうするの!?」

斬「あ、そうか。ダメじゃないのか。もうモチとは何もないし、マサもフリーだもんね。うん。えっとそれでマサはどうするのかな」

正明「ウソだよバーカ」

さて、今日はどうするか……。


斬「マサ! はぐらかさないで!」

正明「……」

コイツ面倒くさそうだな……。

正明「いや、だからはぐらかすも何も……」

斬「ね。ねえねえ。相手は、誰なのかな。ちょっとだけ見せてもらって……」

正明「……」

斬「うん……すまない。そういうのはよくないね。うん。よくないだけど……うん」


斬「ま、待ってマサ! 頼む。教えてほしい!」

面倒くせえなこの野次馬。

正明「そういうのはよくない」

斬「うん。そういうのはよくないね。よくないけど……うん」

うんじゃねーよバカ。


つーかこれ、手紙見せたら見せたで恫喝でもしてるのかって推定無罪相手に刀で"斬"とかアホ言うパターンだろ?

オレ何も悪い事してねーのに手紙見られただけで暴力されるんだろ?


バカかよ。付き合ってらんねーよ。



斬「ねえマサ。相手はボクの知っている人かな。マサはそういうの受けないと思うけど、もし相手がお金持ちならマサはOKするんだよね。そういうのってよくないと思うんだ」

こいつマジでオレの事どう思ってんだよ。


斬「でもマサ。よく考えてみてほしい。相手の人が男の可能性もあるし、イタズラかもしれない」

斬「でももしかしたらマサの事を知らないで容姿だけで判断した人が勘違いしたまま恋心を抱いたケースもあると思うんだ」

マサの事を知らないで容姿だけで判断した人が勘違いしたまま恋心を抱いた……こいつ、興奮して捲し立ててるけどどんだけ煽ってるかわかってんのか?


まあ無視だ無視。関わるとろくなことない。


斬「ボクはマサとずっと一緒にいるからマサの事はよく知っていると思う。マサは黙っていれば絶対モテると思うんだ」

正明「うぜえよカス! 朝から説教初めてんじゃねーよバカ!」

斬「そういうところだよ」

正明「……ッ!」


●【選択肢021:そういうのはよくない】

A.いっそ手紙を見せる。

B.相手によってはOKすると伝える。

C.グーで殴る


●A.いっそ手紙を見せる

だから手紙見せたら斬られるって言っただろ! ログちゃんと読めバカ!


●B.相手によってはOKすると伝える

正明「ま、相手によってはOKするんじゃねーの」

斬「マサ。異性交友をお金で選ぶのはよくない。それはとっても悲しいことだと思う」

斬「マサはロリコンだから一般的な容姿の女性は対象外になるのは知っている」

斬「でも考えてもみてほしい。相手はマサが好きでそうやって想いを言葉に……」

正明「うるっせえええええええ! しつけえよカス!」

ここで安直にハゲとか口にすると暴力→鞄から手紙が落ちたから拾って上げるのコンボに発展してしまう。


●C.グーで殴る

それを行う前に、まずは自分の能力を話さないとならない。

竹原正明も中々の腕力。ベンチプレス45kgを持ち上げ、握力では30kgを超える隠れマッチョの名に相応しい優れた筋力をようしている。

紹介しよう。目の前のハゲは四光院斬。

刀を持たない四光院斬は弱い――そんな幻想は抱いてはならない。

500円玉をへし曲げ、トランプを引きちぎり、古タイヤを切り裂くハゲゴリラ。

正明「……」

無理じゃん?


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斬「マサ! 廊下を走るのはよくない!」

正明「人の個人情報開示もよくねーわ!」

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