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ほんの小さな天界の揺らぎ

エピソード4まで見ていただきありがとうございます!

 ここは天界のとある場所周りは黒い壁に囲まれていて中の様子は誰も見れないだろう。中では7人の担当神が一つの机を囲んで座っていた。


 「意味がわからない。ダグリウス、君の話が本当なら天界のおきてが破られたということだぞ。」


静かな部屋に怒声が鳴り響く。


 「ははははーおもしろーダグリウスちゃん、これから勇者トモヒロ伝説どうすんの?打ち切り?うけるんですけどー」


 フードを被った少女の笑い声が部屋に響く。


 「笑いごとじゃねえぞ。これは我々七太神に対する宣戦布告だ。」


 「ははは、重く考えすぎーソムちゃん」


 と、ここで今まで黙っていたダグリウスが口を開く。


 「トホホ、トモヒロを含む勇者パーティー4人とリリシアがどこかの世界に奪われました。せっかく僕ちゃん自らリリシアのところに薬をわたしに行ったのに。あれから魔王がリリシアに乗り移うつって最高のラスボスになる予定だったんだよ。あーもー僕ちゃんかわいそう」


 「はは、そんなに笑わせないでよー。」


 「とにかくトモヒロ達を奪った担当神はファルムス様の名のもと極刑にする。ダグリウス、もともとお前の世界の人間だ。今どこにいるか場所くらいわかるだろ?」


 「それがー僕ちゃん今執行部が一人行方不明でそれどころじゃないんだ。ごめんソム」


 「ははは、どんだけついてないの?ダグリウスちゃん。」


 「とにかくだ、ファルムス様にこのことを報告そして犯人を見つけ次第、すみかに抹殺以上だ。」


 ソムとよばれた担当神の一言で七太神の会議は幕を閉じたのであった。





~同じ頃第407世界担当執行部の部屋にて~

 「みんなそろってるかな?」


 来人が問うとみんな一斉にうなずく。


 「わかってる通り、ファルムス様が天界の非常事態宣言をだしたが天界は広いからファルムス様が俺達の犯行を特定することはできない。だが、違う世界から人間を召喚すると3か月くらい召喚された世界と召喚した世界がほんの細い糸のようなものでつながる。通常人間が召喚したりされたりするのは日常茶飯事。しかしダグリウスが一本一本その糸をたどっていったらこちらにたどりつく可能性がある。」


 「じゃあばれるってことですか?やばいじゃないですか。」


 真紀が慌てながら言う。


 「問題ない。グラグ計画は?」


 「成功しました。第207世界担当執行部のメンバーの一人をどこか知らない世界に飛ばしておきました。」


 「これでしばらくはダグリウスはそのメンバーの捜索で動けなはずだ。でもその捜索もじきに終わる。

そこでだ俺ら6人は当初の計画どおり七太神の一角、第207世界担当神ダグリウスをーーーー2か月後までに暗殺する。」


 「ついにですか。腕がなるっす。」


 武者震いをするサク。


 「その前にー俺達の世界をなんとかするー。君達は天界の情報収取ね。」


 「え?また先輩第407世界にいくんですか?あぶないですって。」


 「大丈夫、この後森林の大きな大樹の下でリリシアと待ち合わせしているから。急ぐねー」


 「先輩、リリシアさんとあそびたいだけでしょ。」


 呆れている真紀野言葉なんて既に水晶に吸い込まれた来人の耳にはとどいていないのだった。

小説書くのって意外に難しいです。でもこれからほぼ毎日投稿していきたいです!よろしくおねがいします。

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