パリ五輪女子ボクシングにおける性別騒動への見解_その1_自分なりの考察について
今回のパリ五輪における女子ボクシングの
いわゆる性別問題、、(・.・;)
「男だから失格にしろ」「男子の側に出ろ」
「IOCは何も考えてないのか??」
なんて暴言で解決するような簡単な
話ではないんです。(。-∀-)
ってことを過去の小説制作過程で
色々と調べた立場から考察として
書いてみました。
この件に興味のある人は前提知識
とでも思って読んでみてください。
('ω')
はてさてパリオリンピックも
そろそろ最終盤です。
(;´・v・)
まぁドブ川を泳がせたり、
宿泊施設に冷房がなかったり
食事に肉が不足してたり
置き引きが日常茶飯だったり
問題山積みありき。
(゜∀゜)
審判なんかレベルが低すぎて
笑うしかなかったです。(^^)
が、それはさておき…
今時点どんな優秀な審判にも
差別意識のない賢人にさえ
裁けないであろう問題が
女子ボクシングでありました。
(・.・;)
それが性別騒動。( ゜n゜)
女子ボクシング選手二名に
男性的要素があるって疑惑が
ついちゃったんです。
しかも彼女らやたら強くて
相手選手が逃げたりもしたから
さらに問題になって、
最終的には金メダルとって…
おまけにトランスジェンダーの
問題と一緒くたにされたから
もう滅茶苦茶でした。(ーcー;)
というわけで、(`・ω・´)
この問題ちょっとだけ知ってる
立場で書いてみます。。
まず最初に当該2選手は…
(・v・;)
トランスジェンダーではありません。
生まれた時から女性です。
現時点の医学的定義においても
生物学的に女性です。
たまに「男子競技に出ろ」って
意見も見られますが元々がそんな
選択肢自体がないんです。
…出られませんから。
…出たいと言っても無理だから。
知識人ならクビ必至の失言…
というか無知発言です。
暴言は控えろ、そのイチです。
次にIOCへの批判は良いのですが
「今まで対策してなかった」発言も
はっきり言ってNGです。
だってこの問題はもう半世紀以上も
前から議論紛糾してますから。
\(◎o◎)/!
あと今回はボクシングですが、
同じ体重で争うボクシングより、
体格で有利不利のある競技の方が
この問題は深刻ですから。
男女の実力差は体の大きさを
含めてのことですから。
階級別の競技だからこそ今回は
認められたんですから。
それくらいは知っときましょう。
暴言は控えろ、そのニです。
それで当該選手も言っていた
「無知な発言は控えて」っていう
注意は済ませた上で…
本題に入りましょう。
(`・ω・´)
今回の問題で考えるべきことは
大きく4つと思います。
1.半世紀前からこの問題はどう
取り扱ってこられたか。
2.一般的な女子選手との公平性を
担保するにはどう線を引くか。
3.失格にするのなら当該選手には
どう伝えれば傷が小さいか。
4.どういう条件なら女子競技への
参加を認めてるべきか。
ただいずれを考えるにしても、
その大前提として…
[XY遺伝子を持つ女性]。。
(・n・;)
とはなんぞや??
これを知らなきゃお話にならない
のでそっちを中心に話します。。
人間(…に限らず生物のおよそ)は
一個の受精細胞から始まります。
('ω')
これが何万何億に分裂することで、
受精細胞は胎児になります。
ではどうやってその胎児の性別が
決まっていくかというと、、、
① 生殖器官の元がへその横
あたりに2つできる。
(妊娠6週間頃)
② 性染色体にYがある場合、
①は精巣になる。
なければ卵巣になる。
(ごくまれに逆になる)
③ 生殖器官が完成する。
(妊娠3か月頃)
④ ③は性ホルモンを出す。
精巣は主に男性ホルモンを
卵巣は主に女性ホルモンを。
⑤ ④の働きで胎児の心身は
色々と変化する。
だいたいこんなとこです。
('ω')
たまに②で間違いは起きますが
確率は10万分の1以下とか。。
また精巣卵巣が正常にできれば
たいして問題はありません。
遺伝子型がXYでも卵巣があれば
妊娠もしますし女子選手より
競技力が上にはなりません。。
遺伝子型がXXでも精巣があれば
100%男性です。
競技力も普通に男子です。
さすがに女子競技に出場したい
とは言いださないでしょう。
まぁ遺伝子型だけで性別判定
しようなんて無知な人がいると
[XXの男性を探して女子競技へ]
なんて暴論も出るのですが…
とりあえず暴論は無視します。
(`・ω・´)
遺伝子で性別は決まらない、
ってのは自認で性別が決まら
ないのと同レベルの常識です。
問題は⑤以降です。。
(/・ω・)/
女性ホルモンが働くと胎児には
子宮や卵管などができます。
股間の膣穴に産道が繋がります。
骨盤が大きくなり出産に適した
形状に変化します。
脳細胞もホルモンに影響され、
性質や性自認が女性的になると
言われています。
対して男性ホルモンが働くと
まず第一になされることは、、
(´・v・)
精巣自身の移動です。(^^)
精巣(睾丸)は熱に弱いので、
体温の影響を受けにくいように
薄皮一枚に覆われた状態で
股間にぶら下がるのが通常です。
だから精巣が股間まで移動すると
玉袋ができてそこに収まります。
あわせて竿と前立腺もできます。
すると前立腺が股間にある膣穴を
覆い潰してしまいます。(゜∀゜)
こうして股間の形状は女児とは
明らかに異なるのですが…
これもし…(・n・;)
精巣が股間まで移動しなったら
その形状はどうなるの???
これが今回の問題で考えるべき
第一の要素なんです。。
(;・∀・)
どうなるかって当然…
女児と同じ形状になります。
玉袋もサオも前立腺もなくて
膣穴はあるんですから。。
見分けはつきません。(ーvー;)
だから女児として育てられます。
しかも驚くなかれこの発生確率、
正確な数字かは分からないですが…
(・n・;)
女性1000人に1人だそうです。
もしそうなら日本だけで6万人、、
世界全体では400万人くらいいると
考えていいでしょう。。
性転換した人より遥かに多い。
あなたの家族友人知人にいるかも。
いや、貴女自身がそうかも。。
なのに…殆ど知られてない。
( ゜N゜;)
今回の五輪で初めて知ったなんて
人もいるくらいです。
ではなぜ知られてないか??
そもそもなぜ⑤のところでそんな
高確率で間違うのかというと、
答えは今回の件で報じられてる
アンドロゲン不能症、、
細胞レベルで体が男性ホルモンの
受容力が低い…
または受容しないのが原因です。
(・ω・)
というのもホルモンというのは
生物の心身を大きく変えてしまう
劇薬だから。(・n・;)
細胞には受容するべきホルモン、
受容すべきでないホルモンを
判別するフィルタがあるんです。
このフィルタに不具合があって、
本来ならば受け入れて当然の
男性ホルモンを受け入れないのが
アンドロゲン不能症。
およそ細胞1000個に1個くらいの
確率で発生するそうです。。
まぁでも人間の細胞ってのは
何十兆個もありますから、
(;´∀`)
そんな不良細胞が0.1%の確率で
紛れてても問題ないでしょ、、
って声もありますが…
その不良細胞が…(・n・;)
受精細胞だったなら???
体中に何十兆の細胞があっても
元は一つから分裂したもの、、
最初が不良細胞ならその特性は
全ての細胞に引き継がれる。。
そう…それが、、
アンドロゲン不能症です。
では全細胞が男性ホルモンを
受容しなければその男児の
人生はどうなる????
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
まず胎児の段階で精巣は股間に
移動しません。(・.・;)
だから股間形状は女性です。
この形状で生まれてきた人間は
2024年現在の生物学的医学的
見地においては女性です。
競技者としての議論はともかく
生物学的なとこを否定したら
庇いようのない差別になります。
覚悟して物申して下さい。
(`・ω・´)
さらに脳細胞にも男性ホルモン
働いてくれません。。
しかも細胞は体内に僅かにある
女性ホルモンには反応します。
性自認や男らしさ女らしさは
幼少期までのホルモンバランス
でほぼ決まりますからね、
男性ホルモンの働きがゼロなら、
一定量の男性ホルモンが働く
通常の女性以上に女らしく育つ
って道理なんです。。(ーvー)
だからこの症状の女性の多くは
モテるんだそうです。(^-^)
それでやがて中高生です。
運動部に入る子もいます。
そうなりゃ女子競技に出場です。
おそらく高校総体とかにも毎年
何人も出てるでしょう。('ω')
では…(・.・;)
県予選を勝ち抜いて全国上位に
入賞する選手はどれくらい??
意外なようですが、、
ほとんどいないそうです。
(・n・;)
だって男性ホルモンがほぼ働いて
いないんだから、、
成長ホルモン量は男性相当だから
女性としては高身長で骨太になり
がちですが優位性はそこまで。
筋力レベルは女子と同等以下。
だからほとんどの子は将来的にも
女子トップ選手にはなれません。
じゃぁ女子競技に出しても問題は
ないのでは??
ってなりますよね。(・v・;)
実際に殆どの選手は問題ないし、
疑われもしないんです。。
ただ、、、
このアンドロゲン不能症…
(・n・;)
症状が改善することがあります。
アレルギーに似てます。
幼少期は全く食べられなかった
卵や牛乳を成長の過程で
受け入れられた人と近い事象。
細胞の男性ホルモン受容率が
上がることもあるんです。
とはいえもちろん100%受容
できるわけでないから、
競技力で男子には勝てない。
個人差はものすごく大きい。
確率的統計もない。
さらに面倒なことにコレ…
現代の技術では計測できない。
( ゜N゜)
男性ホルモンの量は計測できても
それをどれくらい受容できるかは
正確には調べられないんです。。
全く受容できないまま一生を
過ごす人は死ぬまで女性以上に
女性らしいです。。
少しだけ受容できた人は少しだけ
男っぽく見える女性です。。
けど常人レベルで受容できるに
まで改善された人は…
かなり男性的な女性です。。
(/・ω・)/
とはいえそれでも殆どのケースで
胸も膨らんでるし女性らしさも
端々に残っていますし、
股間形状は女性そのものです。
まして運動選手としての評価は
体育会系の筋肉質な女性が
比較の対象者になりますから。
裸になったって性別を疑われる
ことはまずありません。
だから普通に女子選手になります。
けど…そのレベルまで緩解してれば
筋量は女子標準を上回る。
成長ホルモンは男性相当だから、
身長と骨格は標準女性よりも大きい
いわばモデル相当。。
そうなりゃ強豪チームに誘われたり
五輪の候補になることもある。
けどそこで本格的にトレーニングを
すると性別とは無関係に誰でも…
男性ホルモン分泌量が上がります。
(゜∀゜)
ホルモンの受容率も上がります。
だって人間は環境にあわせて
自身を進化させる生き物、、
競技に勝つという意志の力で
自分自身の心身を強くすること
ができる生き物ですから。。
もちろんこれが普通の女性なら
女子アスリートの範囲内での
体力強化に収まるのが道理です。
けど…(・c・;)
体内に精巣がある女性の場合は
その範疇を超える。。
競技を始めた頃は周囲の女子と
同じような感じだったのが、
同じ環境下で世界レベルにまで
鍛えられた頃にもなると、、
体力も実力も見た目も周囲とは
同じでなくなることがある…
らしいんです。(/・ω・)/
とはいえ…(・n・;)
仮に[女性ではないかも]って
疑念が出たとしてもどうやって
調べますか??
どうやって結果を告げますか??
いきなり「あなた実は男性です」と
告げられる女性の精神的ショックは
小さくないですよ。。(;´・n・)
自殺者も相当数いたそうですよ。
命を守るという意味では、
ボクシングの試合以上の危険が
そこにはありますよ。。
あと念のため付け加えますが…
これは男性並の筋量をもつ隆々の
女子アスリートに限った話では
ありませんよ。(。・ω・。)
初潮が来ないと悩んで婦人科を
訪れた無垢な女子中高生や…
妊娠しないから夫婦で産婦人科を
訪れた妊活女性に対しても…
全く同じ対応が必要だってことを
理解していますか??^_^
無垢な女子中高生や新婚の奥さんに
「あなたは男です」と言えますか?
つまり仮に事実を告げるのなら
最大限の配慮が必要になる。
だから現代ではこの症状である
ことがわかった女性には
原則として以下がなされます。
・貴女の生殖器官は正常機能して
おらず治らないと告げる。
・子供は諦めてもらう。
・機能不全の生殖器を放置すれば
癌化すると半ば脅す。
・それを理由に生殖器の除去手術を
思いっきり強く勧める。
つまり…(・n・;)
本人に事実は告げられません。
ウソではないけど真実でない言葉で
男性の痕跡を除去するんです。
生殖器を失った女性は何の疑いなく
女性ホルモンの投与を定期的に
受けることになるから、
本人はまず一生気づきません。
それゆえに現代では、、
不用意に本人に性別を告げること
自体が医師法違反です。( ゜Д゜)
その事実を世間に公表するなど
超ド級の人権侵害です。
ネットに「男」と書き込むなど
差別なんてレベルじゃない。
訴えられたらボロ負け必至です。
\(◎o◎)/!
あと本人も周囲もこの時点で
事実なんか知りません。
殆どの当事者は本当の性別を
知らずに生涯を閉じます。。
( ̄◇ ̄;)
せっかく上手いこと言って
気づかせないまま男性の証跡を
隠滅してる医師もいます。
だからアンドロゲン不能症…
世間にあまり知られては
マズいですよね。( ̄∀ ̄)
だってこれが常識になれば、
本人も周囲も気づきますから。
本人に疑われたら医師は
隠し通すの不可能ですから。
だからマスコミとか教育機関が
この件をとりあげることは
ほとんどないんです。(。・ω・。)
そういうデリケートな部分も
踏まえた上で、、
やっと最初に戻ります。
まずは…歴史です。
(/・v・)/
この問題は最近に降って湧いた
問題ではないですから。
実は体つきが男性的ゆえに
男性と疑われていた女子選手は
かなり昔からいました。
1930年代のオリンピック女子
陸上金メダリストがその死後、
遺体を解剖したら体内に睾丸が
見つかったとやらで騒ぎに
なったこともあったそうです。
それじゃ不公平だ。
(。・ω・。)
ってことで1968年の五輪から
セックスチェックが行われる
ようになりました。('ω')
ただ…(・n・;)
当時の検査は遺伝子検査のみ。
技術的にはかなり杜撰。
しかも疑われた時点で即失格。
銅メダルを獲得して喜んでいた
女子陸上選手が表彰式直前に
事実を告げられて永久追放処分
なんてのもあったそうです。
自殺した選手もいたとやら…
さらに1980年代頃になると、
遺伝子の型だけでは競技力の
有利不利は語れないってことも
わかってきました。
というわけで、(;´・ω・)
セックスチェックは1996年を
最後に廃止されました。
(・n・;)
現在のIOCは男性ホルモン量の
チェックは続けてますが、
DNAはチェックしてません。
とはいえもちろんこの問題が
なくなったわけではない。
では1996年以降はどうやって
男女を分けてるかというと、、
見た目です。( ゜Д゜)
審判員が選手の見た目で男女を
区分してるんだそうです。
つまり…かなりいい加減です。
(;´∀`)
ちなみに今回の女子選手の場合
現代の見た目判定では…(・n・)
まず間違いなく女子です。
一部には[誰が見ても男]って
書き込みもありますが…
股間の形状が女性で胸もあって
筋肉があの程度の人を男性だと
公式判定なんかできません。
責任のある人間は[誰が見ても]
という表現を使いません。
つまり見た目判定はいい加減、
(・n・;)
というより非現実です。
しかも見た目が基準になった
あたりから増えてきたのが、、
トランスジェンダー。
( ゜Д゜)
見た目で判定する限りは、
手術で[股間の見た目だけ]を
変えた元男性までをも…
女子に区分しようって無茶を
LGBT団体とかが言い出して…
"(-""-)"
それでついに2004年…
性転換した元男性に女子競技の
出場資格が与えられました。
(;一C一;)
もう…滅茶苦茶でございます。。
(。-∀-)
とはいえ当時の基準は現代と
比べればかなり厳格、、
(・n・;)
ちゃんと手術してホルモン量も
それなりに厳しい基準が設けられ
二年間の出場停止の義務がある
などなどあって、、
それなりにフェアだったんです。
('ω')
ぶっちゃけ当時の基準なら元男が
女子メダリストになるためには、
男子としても国際レベルの地力が
なければ難しかったでしょう。
だからかその後も2021年東京まで
五輪女子競技に元男性が出場する
ケースはありませんでした。
けど…(・n・;)
相手は無敵のLGBT団体。
[差別だぁ!]と叫べばどんな無茶も
通せてしまう最強人権団体。。
(/・C・)/
それで2020年ごろには未手術とか
ホルモン基準も満たさないとか
一年も待たずにOKとか、、
つまりほぼほぼ手つかずの男性が
女子競技でボロ勝ちできる基準に
作り変えられて今に至ります。。
(;´∀`;)
そりゃたしかに元男性を女性の
標準水準のホルモン値にしたら
健康には非常に悪いです。
トランスでもそこまでする人は
滅多にいません。
だから現在のトランスで女子の
競技に出てる人は普通の女性より
はるかに甘いホルモン数値で
出場OKとされている…
ってのが最大の問題なんです。
あと付け加えとくと…(・n・;)
元女性が男子競技で勝つとしたら
それ以上の大問題ですからね。。
だって女性が性別移行する際には
男性ホルモンが必須だから。
男性ホルモンを投与した時点で
ドーピングで失格って基準は絶対
遵守しないといけませんから。
だってもしこれを守らなかったら
どうなるか想像してください。。
(`・ω・´)
男性ホルモン量の上限基準がない
男子競技にホルモンを無制限に
投与した元女性が出てきたら、、
五輪で名を売りたい国や組織が
その威信にかけて元女性を
強化サイボーグに改造したら…
元女性のトランスが男子競技で
勝つとはそういうことです。
冗談でも奨励しないでください。
(=゜ω゜)ノ
と少し横道にそれましたが…
(・n・;)
ここからが最大の問題、
今回問題になった女子選手と、
一般的な女子選手との公平性を
担保するにはどう線を引くか。
です。(`・ω・´)
先ほどまで書いてる通りこれには
ものすごく制約が多いんです。
まず[見た目]では無理です。
(/・ω・)/
ルール通りに見た目で解釈すれば
あの二名は確実に女子選手です。。
[遺伝子]なんてもっと無理です。
(´-c-`)
[XX]遺伝子を持つ男性は今回の選手
と違って男性そのものですから。
地力が違いますから。
たとえ10万に1人以下でも女子競技
崩壊させるには充分ですから。
あと大事なのは一律性です。
( ゜n゜)
だって彼女らの多くは予選に勝って
五輪に出場してるんです。
予選に参加を認められていた選手が
何も不正してないのに本選では失格
なんてあってはなりません。
まして強くないうちはOK、
強くなったから失格だなんてのは
正気の沙汰ではない。(´-ω-`)
線を引くのならルールに基づいて、
全競技全試合全員に同じ基準で。
どういう条件ならOKか明文化して
全員を検査する以外にないんです。
では…どう調べる??(・n・;)
この件で問題になる選手の多くは
中高で既に女子競技を始めてる。。
つまりもし開始時点で失格という
ルールを適用するのなら、、
中高生を含む女子運動選手全員を
検査する以外にはない。。
けどもしそれやったら…
(´-ω-`)
女子運動選手の1000人に1人が
競技力や見た目や筋力に関係なく
事実を知らされてしまう。。
周囲にバレるだろうしそうなりゃ
イジメられるかもしれない。
今は人権として認められている、
[女性として生きる権利]を
思いっきり侵害されてしまう。
今回の女子選手だってその権利を
侵害された被害者ですから。。
つまり先に掲げた、
3.失格にするのなら当該選手には
どう伝えれば傷が小さいか。
なんて無理なんです。( ゜Д゜)
まぁ男性ホルモンの量が多いから
失格って程度なら伝えてもいい
かもしれませんけどね、、、
マスゴミがいる限りは秘匿なんて
相当に難しいことです。。
まして当該女子選手がメダルでも
とれば極悪人として世界に向けて
報道されるでしょう。
インターハイ全国出場程度でさえ
卑怯者扱いされるでしょうね。
つまり現実的でフェアな線引きは
相当に困難です。(・n・;)
…けど、(;・n・;)
出場させるわけにもいかない。
大多数のごく普通の女性が不利に
なるルールなんて絶対にあっては
なりませんから。(`・ω・´)
少数者の権利も大事だけど、
多数者との公平はもっと大事。。
ではどうするのが現実的かは
本当に難しいのですが、、、、
私の意見としては…(・n・;)
今のルールをさらに強化して
管理機関と管理団体を増やす。
男性ホルモンの上限値を今以上に
厳しい値にして常態的に守って
もらうしかないと思ってます。。
実際に2021年の東京五輪では
そうしてました。
全種目でそうしてました。
だから彼女らは大して目立たず
問題にもならなかったんです。
もちろんそれが彼女らには…
すごく苦しく健康にも悪いことを
強いてるのは承知してます。
トランス女性なら体調不良になる
レベルのホルモン投与が必要に
なることも知ってます。。
男性ホルモン量が同等ならば
受容力の低い方が不利ってことも
重々に承知してます。
受容力を測れない以上は個別に
ホルモン量を決めることは不可能
とも知った上での提言です。
従来なら女子より有利にならず
女子競技に出場できている人まで
弾き出すことも承知の上です。
けど一方…
この人たちが一般女性より有利に
なる可能性もあってはならないと
世間は考えると思うんです。
(;´・ω・)
線を引くなら厳しい側に…
例外的に有利な人が出る可能性の
あるルールはルールではない。
本気で問題を解決したいのなら
それ以外にはないと私は思います。
そしてその基準はできるだけ下の
カテゴリー、、
最低でも五輪の予選会…
できればインターハイあたりでも
適用して欲しいんです。
…事実を告げる必要はありません。
規定に引っかかったとだけ。
出産経験のある女性でさえも、
男性ホルモンが多い人は規定に
引っかかることはあります。
つまりルールの適用対象は
XXもXYも同条件。
そういう人でも女性ホルモンを
投与してバランスを整えれば
女子競技には出場できるのが
現在のルールですから。
そういうことなら差別とまでは
言えないはずですから。。
とても哀しい結論しか出ませんが
これ以外の結論もないと言うのが
私の見解です。。(;´・ω・)
あと蛇足ですが…
(。-∀-)
トランスジェンダーへの対応は
簡単だと思います。
ホルモン療法を始める条件に
今後一切競技活動しないことを
同意事項として加えればいい。
(・n・;)
だって彼らにははっきり選択肢が
ありますから。
競技に出たいなら体は弄らない。
体を弄りたいなら競技には出ない。
どちらかを選べるんですから。
それで今の現役が引退した時点で
完全に解決しますから。(ーvー)
ただ…(・c・;)
病気や事故で男性機能を喪失した
人にはその選択ができません。。
なぜなら彼らはホルモン投与なしに
男子競技に出場することはできない
事態に急に直面するからです。
そういう人はどうすべきかは…
全く別の議論が必要になりますね。。
とりとめもなく書きましたが…
(・v・;)
この問題を小説サイトで書いてきた
人間としての考察でした。
とりあえずは選手たちを尊重して
暴言を吐かず見守ること。
誰にも公平な線引きをすることを
第一義に考えて欲しいものです。
(*'ω'*)
ちなみに現在私が連載している
「空を飛ぶ鳥のように」では、
件の女子選手と同じ立場の
バレーボーラーも描いています。
こちらも読んでみてください。